登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

山梨:竜喰山~飛龍山~熊倉山

2015-05-28 | 山梨の山
山梨:竜喰山~飛龍山~熊倉山

2015年5月25日(月)~26日(火) 



5月25日(月)
本日は三ノ瀬から将監小屋まで林道を2時間20分歩くだけ。

シロバナヘビイチゴが林道の両側に途切れることなく咲き誇る。
カラマツの芽吹きが最盛期を迎え、全山薄緑色に染まる。
道の両側に生えるスズタケは、一斉に黒っぽい花をつけている。

小屋に着くと薪ストーブが燃え盛っている。
防寒具代わりに、雨具の上下を着こんで就寝する。

5月26日(火)

将監峠から大ダルまでは登山道ではなく、東京・山梨県境尾根を歩く。
笹原をかき分けて、微かな踏み跡を辿る。

アズマシャクナゲが見ごろを迎えている。
道の両側に咲き誇っている。
誇張ではなく、まるでシャクナゲ街道だ。

サオラ峠からは丹波天平コースを選択する。
だだっ広い尾根に広がる雑木林の新緑を愛でながら快適に進む。
丹波天平山の三角点がある辺りは倒木のためルートが定かでない。
丹波天平山にギンランの群落があった。

丹波天平山から丹波までの下りは崖っぷちの細いザレ道だ。
水平道の砂利道を極度に緊張してソロソロ歩く。
斜度がないため高度が下がらず、麓が中々近くならない。
メンバーは平気な顔をしている。


(往路)5月25日(月)
JR塩山13:00(タクシー)
⇒三ノ瀬13:30

(帰路)5月26日(火)
バス停・丹波15:35(西東京バス¥1010)
⇒奥多摩16:25-16:48(JR¥720)
⇒立川18:05-18:14
⇒分倍河原18:27-18:37(京王¥278)
⇒明大前18:58-19:02
⇒渋谷19:10

(費用)
¥8600(宿・タクシー)

(歩程)

5月25日(月)
三ノ瀬13:47~将監小屋15:38

行動時間 1時間51分 5・0キロ


*****

5月26日(火)
将監小屋5:35~竜喰山6:45~大常木山8:09~大ダル8:47~ハゲ岩9:58
~飛龍山10:26~前飛龍11:19~熊倉山12:21~サオラ峠13:05
~丹波天平山13:44~バス停・丹波15:11

行動時間 9時間36分 15.9キロ





*****

5月25日(月)

クリンソウ

ドウダンツツジ

ヤマツツジ

牛王院下

シロバナヘビイチゴ

ミツバツツジ

ササの花

5月26日(火)

将監峠

雲取山が近い

竜喰山

アズマシャクナゲ

大常木山からの眺め
定かでないが和名倉山?
三峰山?

コイワカガミ

禿岩

飛龍山

前飛龍

熊倉山

サオラ峠へ向う尾根・ブナ林

サオラ峠

ホソバテンナンショウ

丹波天平山
三角点

ギンラン

フタリシズカ

********
トップに戻る

埼玉:猪狩山(鞍掛山)~秩父御岳山

2015-05-24 | 埼玉
埼玉:猪狩山(鞍掛山)~秩父御岳山

2015年5月21日(木)



先ずは、鞍掛山(猪狩山)822mを目指す。
東間庭集落から山に取り付く。
白沢の西側に南方向へ延びる尾根にのる。
鞍掛山(猪狩山)までに小ピークを5回は越える。
その中でも、3回は先鋭峰で我らの力量では登坂できそうにないので、
ピークを巻いて通過する。

鞍掛山(猪狩山)からは整備されたハイキング道になり,やれやれと
安堵する。
ガクウツギ・ヤマツツジをめでながら秩父御岳山に登頂する。
山頂に祀られた社殿を見て、何年か前に此処へ登った記憶が蘇る。
山名盤と照らし合わせながら、西の両神山・南の雲取山を心ゆくまで
目に焼き付ける。
メンバーの内、5名は両神山から梵天尾根を通り、芋堀ドッケン~四期萩
~本日の秩父御岳山までを繋いだそうだ。
四分割して歩いたというが、その健脚に尊敬を禁じ得ない。

秩父御岳山から下山口の強石まで、下って登ってを四回繰り返して
ゴールインする。


(往路)
JR八王子6:45(貸切バス)
⇒東間庭8:50

(帰路)
強石16:25(貸切バス)
⇒JR新宿19:20

(費用)
¥4900(貸切バス)

(歩程)
間庭9:04~P411m9:24~P619m10:29~猪狩山(鞍掛山)822m11:50(昼食)-12:20
~P876m13:20~秩父御岳山14:31~杉ノ峠15:18~強石16:10

行動時間 7時間06分 8・0キロ

地形図2.5万:三峰





******

送電線保守路に至る

猪狩山頂上
ここから先は標識完備

大谷分岐

三峰口駅分岐

ヤマツツジ

秩父御岳山頂上

山頂からの眺望

両神山
梵天ノ頭・飛竜山・雲取山

P838峰

反射板直下
秩父御岳山を振り返る

杉ノ峠

ガクウツギ(コンテリ)

強石下山口

********
トップに戻る

群馬:戦国の山城・金山

2015-05-19 | 群馬
群馬:戦国の山城・金山

2015年5月14日(木)



戦国時代、難攻不落の名城といわれた金山城。
その存在すら知らなかったが、今回、一部が復元された城を訪ねてみて
規模の広大さ・石垣の堅固さ・地形をうまく利用し迷路のような
設計等々に感服する。

築城(1469年)したのは新田一族の岩松氏だという。
鎌倉倒幕を果たした新田義貞を祀る新田神社が
金山城本丸跡に建てられたのは後世(1875年)になってから。

ハイキングコースのスタート地点は大光院の御廟前である。
金山は標高239mの低山であるが、木陰を歩くと涼しい。
道端に咲く花をめでながら散策する。

赤松の植林帯が近くに見える。
徳川幕府への献上松茸御林だったところであろうか。
金山は後世、徳川幕府の直轄地になったという。

散策のあと、太田市立「史跡金山城跡ガイダンス」にも立ち寄る。
大スクリーンで金山城について上映してくれ、理解を深めた。


(往路)
JR新宿7:30(貸切バス)
⇒太田市・大光院10:00

(帰路)
太田市・金龍寺14:10(貸切バス)
⇒JR池袋16:30

(費用)
¥3000(貸切バス)

(歩程)
大光院10:04~金山城跡11:30(昼食)-12:30~金山山頂12:42
~史跡金山城跡ガイダンス13:00-13:25~金龍寺14:00

行動時間 3時間56分 4.2キロ

地形図2.5万:上野境・足利南部



*****
大光院・梵鐘

ハイキングコース入口

オカタツナミソウ

金山城跡説明

見晴らし台から太田市街を眺める

標高222.3mにある二等三角点

赤い種子が印象的なモミジ(ノムラ)

樹齢800年、大ケヤキ

新田神社

金山山頂

オドリコソウ

金龍寺


シャクナゲ

******
トップに戻る

東京:日蔭本田山~戸倉城山

2015-05-18 | 東京の山
東京:日蔭本田山~戸倉城山

2015年5月12日(火)



空模様がすっきりしない日だったが、駅はハイキングの人達で賑わっている。

山への取り付き地点が中々難しい。送電鉄塔を目指して尾根にのる。
日蔭本田山頂上までは、標識が完備されスムースに進む。

ヤマツツジ・チゴユリ・ギンラン・キンラン等が目を楽しませてくれる。
稜線上から、戸倉三山や馬刈山が眺められる。

日蔭本田山から盆堀への下りは、ルートフアインデイングを要する。
そのうえ急降下が続く。
盆堀川にかかる前川橋へうまく辿り着く。

前川橋を渡り、荷田子峠への標識に従う。
途中でルートを外したが、上手く城山への稜線にのる。
十里木への分岐を分け、送電線を二回くぐると目指す戸倉城山につく。

戸倉城山から五日市街を見下ろす。
西武ドームや新宿副都心を遠望する。

戸倉城山からの急降下は覚悟して降り始めたが、思ったより早く光厳寺へ着く。


(往路)
京王・渋谷5:53(¥280)
⇒明大前6:03-6:07
⇒分倍河原6:31-6:39(JR¥390)
⇒立川6:50-7:02
⇒武蔵五日市7:36-8:17(西東京バス¥200)
⇒バス停・沢戸橋8:25

(帰路)
バス停・沢戸橋15:11(西東京バス¥200)
⇒武蔵五日市15:20-15:30(JR¥390)
⇒立川16:08-16:15
⇒分倍河原16:27-16:30(京王¥278)
⇒明大前16:50-16:55
⇒渋谷17:03

(歩程)
バス停・沢戸橋8:32~送電鉄塔5号9:03~送電鉄塔8号9:25
~P487m10:00~日蔭本田山10:39(昼食)-11:20~盆堀・前川橋12:16
~城山稜線出合12:48~P411m13:07~盆堀山P391m13:30~戸倉城山13:52
~光厳寺14:47~バス停・沢戸橋14:58

行動時間 6時間26分 7.3キロ
地形図2.5万:五日市


******

タカミ峠

モミノキ峠

ヤマツツジ

赤松峠



日蔭本田山

ギンラン

サラサドウダン





前川橋にある標識

キンラン

ツクバネウツギ

荷田子峠分岐

盆堀山

十里木分岐

戸倉城山

フタリシズカ

光厳寺

******

トップに戻る

長野:高登谷山北西尾根

2015-05-11 | 長野
長野:高登谷山北西尾根

2015年5月8日(金) 



蕨市の保養所がある別荘地から歩き始める。
まずは、高登谷山南峰を目指す。

麓の人達が歩くのか、標識はこれでもかというほど完備
している。
北国に遅い春がめぐってきたらしく、ヤマザクラ・ミツバツツジが
満開である。
カラマツが芽吹き、まさに「目に青葉、ヤマホトトギス・・・」そのものだ。

八ツ岳主峰・赤岳、御座山、瑞牆山が近くに聳える。
まわりの山並みを楽しみながら歩くと、高登谷山本峰へ達する。

昼食後、いよいよ、ルートフアインデイングへ出発だ。
それまであった有刺鉄線沿いを外れる。
目標のピークをめざして、慎重に尾根を選ぶ。

場数を踏んだ経験豊かなリーダーに従い、下山口のレタス畑近くへ達する。
イノシシ避け金網が延々と張り巡らされた地点で右往左往するも、
最終的には強行突破せざるをえない。

ベニバナイチヤクソウ群生地を経て、バスが待つ林道にゴールイン。


(往路)
JR大月7:30(バス)
⇒高登谷高原別荘地9:20

(帰路)
川上村営温泉14:15(入浴)
⇒川上村15:15(バス)
⇒JR大月17:00

(費用)
¥3400(バス)

(歩程)
中沢新道登山口9:38~高登谷山南峰10:52~高登谷山11:15(昼食)-11:45
~P1700m圏12:25~P1551.9m12:46~P1462m圏13:15~林道1263m分岐地点14:05

行動時間 4時間27分 4.9キロ

地形図2.5万:御所平



******

八ツ岳主峰・赤岳

登山口別荘地を見下ろす

高登谷山南峰

瑞牆山・小川山

高登谷山

八ツ岳

カラマツ新緑

P1462m四等三角点

鹿避け金網

ベニバナイチヤクソウ

八ツ岳

男山

*****
トップに戻る

群馬:琴平山・諏訪山

2015-05-07 | 群馬
群馬:琴平山・諏訪山

2015年4月27日(月)~28日(火)



一日目は琴平山を登る。
琴平山は別名、金毘羅山・日蔭山・高クツ山とも呼ばれる。
社壇乗越まで宿の車で送ってもらう。
山頂まで標高差100m地点からのスタートであるが、
西上州特有の岩場・ガレ・コブを登ったり下ったりする。

周囲の山は、ヤマザクラが満開、目にも鮮やかな新緑、アカヤシオで彩られている。
東に、ギザギザが連続する赤岩尾根を望みながら進む。

「まほーばの森」へ下山する。日本第4位の長さを誇る吊り橋・スカイブリッジ
を渡る。

宿の夕食には猟師でもあるオーナー心づくしの逸品が供される。
鹿・猪の刺身・テキ、猪豚コロッケ(因みに猪豚は、ご当地発祥だという)
アマゴの塩焼き等々。
宿隣接の畑で栽培している椎茸を、刈り取り体験する。
帰宅後、焚いていただいた椎茸が美味しいのなんのって!

二日目は諏訪山を目指す。
宿オーナーが開拓した新ルートだという。
西沢沿いの林道を歩き始める。
堰堤のある地点で西沢を離れ、支沢に取り付く。
第一難関は堰堤越えだった。
堰堤をまくのに相当な時間を費やす。
支沢沿いに小1時間ほど進み、沢が二俣に分岐するところで右股をとる。
右股を小1時間進んだら、沢を離脱する。
沢の北側に見えている尾根を目指す。
尾根へ登る時、足場がザクザクくずれ捉まる木とてなく容易でない。
ようやく尾根に達する。古いテープが散見され薄い踏み跡がついている。
約30分で、主稜線に達する。
標識があり、それに「西沢」の記載もあるところを見ると、西沢コース
は昔からルートとして認識されていた模様である。

アカヤシオを愛でながら腹ごしらえをすませて、諏訪山の山頂へ一投足で達する。

三笠山(ヤツウチグラ)を経由して浜平へ下山する。
ロープや鎖が連続する尾根を慎重に進む。
岩場をやっとのことで下り終えると、次なる試練は水平道である。
未だかまだかというほど高度が下がらない。

湯ノ沢の頭で楢原コースを分ける。
湯の沢沿いは、登山道の整備が追い付かない模様で荒れている。
下山口の虎王神社へ這う這うの体で到着する。


(往路)4月27日(月)
JR本庄 8:00(送迎)
⇒社壇乗越10:00

(帰路)4月28日(火)
浜平15:30(送迎)
⇒JR本庄17:50

(費用)
¥11900(宿・送迎・1泊2日2食)

(歩程)
4月27日(月)琴平山
社壇乗越10:04~琴平山12:43~まほーばの森14:05

行動時間 4時間01分 3.7キロ


*****

4月28日(火)諏訪山
西沢林道7:10~堰堤8:27~主稜線11:11~諏訪山11:52
~三笠山12:20~楢原分岐14:05~浜平・虎王神社14:40

行動時間 7時間30分 13キロ





******

地形図2.5万:浜平

******
 4月27日(月)琴平山

登山口・社壇乗越

赤岩尾根を望む



サルノコシカケ

アカヤシオ

アカヤシオ

アカヤシオ・新緑・遠くにヤマザクラ・赤岩尾根岩峰

琴平山

ハルリンドウ

大岩壁

新緑

モミジ

******
4月28日(火)諏訪山 

西沢登山口

アカヤシオ
東に見える天丸山~帳付山稜線

主稜線に到達 

諏訪山

ロープの連続

湯ノ沢の頭・楢原分岐

******
トップに戻る


新潟:坂戸山・六万騎山

2015-05-04 | 新潟の山
新潟:坂戸山・六万騎山

2015年4月24日(金)



上越新幹線を利用して、二山を日帰りで駆け抜ける。

期待通りの花の競演に酔いしれる。

坂戸山は軽い山と見縊っていたが案に相違して、階段状のきつい登りが山頂まで続く。
城坂コースはアイゼンが必要なほど、残雪があるという。
周回をあきらめ薬師坂コースをピストンする。
金城山・巻機山が目前に聳える。

魚野川沿いにある桜の名所「銭淵公園」で昼食・花見を楽しむ。

本日、二山目の六万騎山登山口へはタクシーで楽々、移動する。
いきなりカタクリの大群落が歓迎してくれる。
イカリソウ・ミスミソウ・コシノコバイモ・ユキツバキなど坂戸山
では見られなかった花々に出会える。
山頂から米どころの六日町盆地・ギザギザ岩峰の八海山が眺められる。

所持している水が足りないほど、気温が上昇する。


(往路)
JR東京7:00
⇒越後湯沢8:10-8:16
⇒六日町8:34

(帰路)
JR五日市15:23
⇒越後湯沢15:50-15:56
⇒東京17:20

(歩程)

坂戸山
六日町駅9:06~鳥坂神社9:21~(薬師尾根)~坂戸山11:00
~(薬師尾根)~鳥坂神社11:58~銭淵公園12:43



六万騎山
麓・地蔵尊13:19~六万騎山14:10~庚申塚~麓・地蔵尊14:37~五日町駅15:11



坂戸山・六万騎山・合わせて
行動時間 5時間29分  8.5キロ

地形図2.5万:六日町・五日町

*******

坂戸山

薬師尾根登山口

石仏が次々にあらわれる

残雪に桜満開

アズマイチゲ

カタクリと桜

カタクリ

イワウチワ

ショウジョウバカマ

イワナシ

シュンラン

残雪

マンサクと越後の山

アブラチャン

エチゴキジムシロ

坂戸城跡

坂戸山頂からの眺め

八海山

坂戸山三角点

ユキグニミツバツツジ

タムシバ

キクザキイチゲ

坂戸山を下り終える

******
六万騎山

六万騎城の説明

登山口の神社


ミチノクエンゴサク

ミスミソウ

イカリソウ

コシノコバイモ

六万騎山頂から六日町盆地をみおろす

巻機山が近い

ユキツバキ・オオバクロモジ

八海山のギザギザ岩場が見える

******
1年前:江戸城を歩く②
東京:江戸城を歩く・その2
東京:江戸城を歩く・その22014年3月18日(火) 今を去る40日も前に歩いた記録である。江戸城に入る門を6ケ所訪ねる。皇居正門はそこへ到る二重橋から、見るだ...


******
トップに戻る