登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

高山植物の目次

2008-07-19 | 高山植物
高山植物の目次

2003年 9月14日(日)~18日(木) 北アルプス:黒部五郎岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳~水晶岳~野口五郎岳~烏帽子岳で見た花
2004年 5月28日~30日 石川:医王山・大笠山・大門山で出会った花
2004年 6月24日 南アルプス:アサヨ峰で見た花
2004年 6月25日 山梨:櫛形山で見た花
2004年 7月 1日 新潟:平標山~仙ノ倉山で見た花
2004年 7月 2日 群馬:白毛門~笠ヶ岳~朝日岳で見た花
2004年7月11日 新潟:中ノ岳で見た花
2004年7月12日 福島:会津朝日岳で見た花
2004年7月18日 南アルプス:鋸岳で見た花
2004年7月24日~28日 北アルプス:剣岳~大日三山で見た花
2004年8月6日~11日 北海道:カムイエクウチカウシ岳・神威岳・ペテガリ岳・アポイ岳で出合った花
2004年8月26日 新潟:杁差岳で出合った花
2005年4月7日~8日 東京・伊豆諸島:神津島【天上山】で見た花
2005年4月13日~14日 鹿児島・屋久島:宮ノ浦岳~永田岳で見た花
2005年6月19日(日)~20日(月)岐阜:三方崩山 & 福井:平家岳 で見た花
2005年7月10日 群馬:尾瀬 【笠ヶ岳で見た花】
2005年7月14日~22日 中国:ミニヤコンガ山麓 & 四姑娘山麓に花を訪ねて【その1】 
2005年7月14日~22日 中国:ミニヤコンガ山麓 & 四姑娘山麓に花を訪ねて【その2】 
2005年8月4日~7日 北アルプス:穂高連峰縦走で見た花
2006年8月3日~8日 南アルプス:聖岳~兎岳~中盛丸山~大沢岳~赤石岳~荒川前岳~小河内岳~烏帽子岳~塩見岳~蝙蝠岳~農鳥岳~広河内岳~大籠岳~白河内岳~笹山で見た花
2006年9月5日~7日 北アルプス:朝日岳~雪倉岳~小蓮華山~白馬岳~旭岳~清水岳で見た花
2007年3月22日 神奈川:箱根【金時山~明神ヶ岳~明星ヶ岳~塔ノ峰】で見た花
2007年4月6日 新潟: 弥彦山 & 角田山 で見た花
2007年5月9日 新潟:佐渡島【アオネバ十字路~金剛山】で見た花
2007年6月25日~28日 沖縄:宮古島で見た花【熱帯性植物】
2007年7月9日~10日 中央アルプス:三ノ沢岳で見た花
2007年7月27日 福島:会津駒ヶ岳で見た花
2007年8月13日~14日 栃木:日光【女峰山~大真名子山】で見た花
2007年8月27日~31日 北海道:大雪山に花を訪ねて
2007年9月23日~25日 石川:白山で見た秋の花
2008年7月1日~4日  北海道: 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳で見た花 その1
2008年7月1日~4日  北海道: 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳で見た花 その2
2008年7月28日~8月1日 北アルプス:蝶ヶ岳~常念岳~大天井岳~西岳~槍ヶ岳の花

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北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳で見た花 その2

2008-07-12 | 高山植物
北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳で見た花 その2

夕張岳
2008年7月3日(木)

【ユウバリソウ】                   【ハンショウヅル】
 

【?】                               【?】
 

【オオバタケシマラン】                【ユウバリキンバイ】
 

【シラネアオイ】                    【セリバオウレン】                    
 

【ミヤマスミレ】                     【マイヅルソウ】
 

【エゾノシシウド】                 【エゾグンナイフウロ】
 

【ウコンウツギ】                 【エゾノハクサンイチゲ】
 

【シロウマアサツキ】                  【タカネタンポポ】
 

【ミヤマオダマキ】                   【ムカゴトラノオ】
 

【キンレイカ】                     【ユキバヒゴタイ】
 

【エゾタカネツメクサ】               【キバナノコマノツメ】
 

【エゾミヤマクワガタ】               【エゾヒョウタンボク】
 

【オクエゾナズナ】                  【ナンブイヌナズナ】
 

【ヨツバシオガマ】                    【イワベンケイ】
 

【ヒメナツトウダイ】


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芦別岳
2008年7月4日(金)

【イブキトラノオ】                   【マタタビ】実
 

【?】                       【エゾノヨツバムグラ】
 

【ツルアリドオシ】実                  【キソチドリ】
 

【?】


その1
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北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳で見た花 その1

2008-07-11 | 高山植物
北海道: 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳で見た花 その1

暑寒別岳 2008年7月1日(火)

【ギョウジャニンニク】                【ウリュウコウホネ】


【クロバナハンショウヅル】               【カラマツソウ】


【ハクサンチドリ】                    【ツマトリソウ】
 

【エゾシモツケソウ】                     【ワタスゲ】


【エゾカンゾウ】                  【オオバエンレイソウ】


【エゾノサワアザミ】                 【ウコンウツギ】


【ゴゼンタチバナ】              【サンカヨウ】結実しかけ


【ハイオトギリ】                    【カラマツソウ】蕾


【エゾシオガマ】                     【シラネアオイ】


【エゾグンナイフウロ】                   【コケモモ】


【イソツツジ】                     【シナノキンバイ】


【エゾヒメクワガタ】                   【チングルマ】


【アオノツガザクラ】                  【オオバキスミレ】


【エゾノハクサンイチゲ】              【ショウジョウバカマ】


【イワイチョウ】                   【エゾウサギギク】


【マルバシモツケ】蕾                       【?】


【ナナカマド】                          【エゾツツジ】


【アズマギク】                    【タテヤマリンドウ】


【マシケゲンゲ】                     【マシケゲンゲ】


【エゾシオガマ】                   【ヒオウギアヤメ】


【マシケレイジンソウ】               【オオバミゾホウズキ】


【ミヤママタタビ】                  【ヤマブキショウマ】


その2
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北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳 その2

2008-07-10 | 北海道
北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳 その2

7月3日(木)
《夕張岳登山》

夕張岳ヒュッテ03:30~【冷水コース】望岳台5:58~夕張岳8:11~
【往路を戻る】夕張岳ヒュッテ11:20=行動時間7時間50分
《芦別岳登山口へ移動》
夕張岳ヒュッテ13:00(タクシー所要45分)⇒JR新夕張駅13:45ー14:07⇒新得駅15:08
バス停・新得役場前17:55(拓殖バス)⇒バス停・山部駅19:13ー(ふれあいの家に迎えを頼む)19:18⇒山部自然公園太陽の里“ふれあいの家”19:23(泊)



固有種のユウバリソウは最盛期が過ぎている。
シロウマアサツキが紫色の蕾をつけ、登山道の両脇にびっしり行列して迎えてくれる。
花の種類が多く、密生度も高い。

北海道の山々をマイカーで周っている単独行2人と頂上で一緒になる。
うち1人は天候次第で明日、芦別岳に登るという。

予定より4時間も早く下山できそうなので、迎えのタクシーに連絡をとろうとするが携帯が通じない。
ここ夕張岳では、コースタイムの予測がおおきく外れた。

下山途中、大勢の人が登ってくるのに出会う。
人気の山である。

夕張岳ヒュッテでリュック荷物の整理をしていると、頂上で会った人が馬ノ背コースから下山してきた。
マイカーで富良野へ出る彼に、これ幸いと、タクシー会社への伝言を頼む。
この作戦が成功して、2時間早く新夕張駅へ着く。
新得へ行く特急に乗り込む。
この路線(JR石勝線)は特急料金が不要だそうで、東京で発券した特急料金を払い戻してもらう。

新得でバスを3時間待つ。
5年前、トムラウシへ登った時、新得駅前の旅館に泊まった。
その時、旅館の女将に聞いた町営温泉が、新得駅そばにあったので時間つぶしがてら、入浴する。
トムラウシ温泉の源泉をトラックで運んできている。
温泉はツルツル、いかにも山の疲れがとれそう。

バス乗り場を確認しておこうと、町中をブラブラ歩く。
図書館がある。シメシメ、ここで待たせてもらおう。

セブンイレブンで買った夕食をバス内で食べる。
隣席の人が、バス車窓から見える芦別岳を教えてくれる。


【冷水ノ沢】


【馬ノ背コース出合】


【前岳を巻く】


【滝ノ沢岳を左に見る】


【望岳台】


【夕張岳山容】


【ガマ岩・男岩】


【ユウバリソウ】咲き終わり


【夕張岳山頂を望む】


【夕張岳山頂】後方に明日登る芦別岳が屹立している


【冷水コース登山口】


【夕張岳ヒュッテ】


7月4日(金)
《芦別岳登山》

“ふれあいの家”3:30~貯水池前・登山口【新道コース】~見晴台~鶯谷~半面山~雲峰山~芦別岳山頂8:43~【往路を戻る】~見晴台11:07~登山口12:17~ふれあいの家12:40=行動時間9時間10分
《空港へ移動》
“ふれあいの家”(送迎)15:00⇒JR山部駅15:05ー15:32⇒滝川駅16:52ー17:00⇒札幌駅17:50ー17:55⇒新千歳空港駅18:31
空路・新千歳空港20:30⇒羽田空港22:00



雨が降り続く。
もやがかかり、周りの景色も見えない。
カメラは一日中、仕舞いこんだままである。

昨晩は22時就寝、今朝02時起床、寝不足である。
身体が酸素を欲しがっている。
生あくびを20連発

花はポツポツある。
咲きかたが他の山と違い、群生していない。
ポツンポツンと距離をおいて咲いている。
それでも山頂直下には、お花畑が広がっているのが、霧をすかして見える。
しずくをつけたエゾグンナイフウロがはっとするほど色鮮やかだ。

山頂近くに雪渓があるが、登山道の雪は解けている。
山開きがあったのか、最近笹の刈り払いをしたようだ。
おかげで道迷いの心配もない。

芦別岳では、4人組に会っただけである。
今朝、登ったのと訊かれる。
夜明けとともに、歩き出すのが私のスタイル。

下山してキャンプ場で靴の泥を落としていると、頂上まで登ったのですかと青年が話しかけてくる。
雨だから彼は登らなかったという。
テントで泊まっているようだ。

ふれあいの家に戻り、昼食にバーベキューを頼む。
ここは富良野市運営の施設で夏季のみ開設している。
送迎サービスはしてくれるし、愛想がよい。
リュックを宅急便に托し、身軽になって空港へ向かう。

【芦別岳頂上】


【見晴台から麓の景色を見る】ここまで下山してきて、やっと雨があがる


【背高のっぽのエゾマツ】


【東へ一直線に下山する】


【下山口へ到着】登り始めた時は雨降りで写真を写す気にならなかった


その1
北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳の花
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北海道 : 暑寒別岳・夕張岳・芦別岳 その1

2008-07-10 | 北海道
北海道:暑寒別岳・夕張岳・芦別岳 その1

2008年6月30日(月)~7月4日(金)

《往路》6月30日(月) 羽田空港7:25⇒新千歳空港8:55
ジャルックス(1階到着フロアー「A」出口)でガスを購入

JR新千歳空港駅9:20⇒札幌⇒JR滝川10:55        
バス停・滝川ターミナル(空知中央バス)11:00⇒バス停・雨竜11:30
雨竜11:50(タクシー所要50分)⇒ゲートパーク・南暑寒荘12:40(泊)
_____________________________

《帰路》7月4日(金) 「ふれあいの家」15:00(送迎)⇒JR山部駅
15:05
JR山部駅15:32⇒JR新千歳空港18:31
新千歳空港20:30⇒羽田空港22:00
_____________________________

《宿》
6月30日(月) 南暑寒荘 素泊 ¥1000
       管理人常駐 寝具・食事持参 
       シャワー・電磁調理器 ごみ持ち帰り 
       虫除け必携

7月1日(火) 南暑寒荘 連泊 

7月2日(水) 夕張岳ヒュッテ 素泊 ¥1000      
      寝具・食事持参
      7月~8月管理人常駐 
     
7月3日(木) 山部「ふれあいの家」¥3150(素泊) 
_____________________________

花愛ずる山旅、百花繚乱!
北海道:暑寒別岳・夕張岳・芦別岳の花

宿は4泊とも、登山口のヒュッテにする。
ピストンする間、不要な荷物を置かせてもらい、
軽荷で行動できた。

公共交通機関を利用する一人旅。
旅程5日間の内、丸々2日を移動に費やす。
列車の本数が少ない。
乗り換え駅で途中下車して、温泉入浴などで時間を潰し、次ぎの列車を待つ。

失敗談もある。
雨竜からバスに乗り、JR滝川駅まで行った時である。
バス停を間違えていたので遠回りになり、予定の電車に乗り遅れる。
パニック状態、青くなる。
親切な駅員が次発電車の乗り継ぎを調べてくれる。
次ぎの乗り換え駅で予定していた列車を捕まえられることが分る。
一件落着、メデタシ。
元はと言えば、バス発車時刻が6分違うのを深く追求しなかった私のミス。


 6月30日(月)
《自宅から南暑寒荘へ移動》 


 7月1日(火)
 《暑寒別岳登山》

南暑寒荘03:30~白竜の滝4:20~雨竜沼湿原5:24~南暑寒岳8:10~暑寒別岳10:42~【往路を戻る】南暑寒荘17:35(泊)=行動時間14時間05分





時すでに遅く、雨竜沼湿原の花は終わりをつげて、見渡す限り緑の大草原である。
暑寒別岳山頂が旬の花盛りであった。

地形図で歩くコースを見ると、やたら長い。
だらだら平坦道が延々と続く、アップダウンを繰り返す、崩れた崖っプチを通るなどで、たっぷり14時間かかった。
増毛側に縦走したほうが時間的に早いが、荷物を全部持ち歩かねばならない。

私の他に単独行2人が前後して暑寒別岳へ登る。
増毛に下山する人は、今晩泊まる宿から、下山口まで迎えにきてもらうそうだ。

固有種のマシケゲンゲは色鮮やかに咲いていた。
増毛から登ってきた地元の女性2人連れに、咲いている場所を教えてもらわなかったら、マシケゲンゲに会えないところだった。
盗掘されて、登山道には咲いていない。

帰途は疲れ果てる。
雨竜沼湿原の木道をトボトボ歩く。
明日は運よく移動日だ。骨休みできる。

連泊させてもらった南暑寒荘は、シャワーや乾燥室がある。
たっぷりかいた汗をシャワーで落す。
衣服を手洗いし、乾燥室で乾かす。

同宿は四国の女性4人組。
旭川空港からレンタカーで南暑寒荘へ来て、明日、暑寒別岳を制覇し、そのまま帰宅するという。
あと一山ぐらい登らないと、もったいないと思うのは私だけ?

【白竜ノ滝】


【第2吊橋】後方の山肌が朝日に染まる。紅葉ではない。


【左・南暑寒岳、右・暑寒別岳】雨竜沼湿原から


【池塘に逆さ暑寒別岳が映る】


【池塘にウリュウコウホネの花開く】どれ?これ以上ズームできない


【ワタスゲがぽつぽつ咲いている】


【雨竜沼湿原の池塘群】後方は霧がかかっている


【南暑寒岳頂上】宇宙人が写っている


【暑寒別岳頂上直下のお花畑】


【暑寒別岳頂上】


【マシケゲンゲ】固有種


【南暑寒荘内部】


 7月2日(水)
 《夕張岳登山口へ移動》
 
南暑寒荘8:00(タクシー所要50分)⇒バス停・雨竜8:50
バス停・雨竜9:29(空知中央バス)⇒バス停・滝川ターミナル10:11
JR滝川駅11:40 ⇒岩見沢駅12:22
岩見沢駅12:52⇒追分13:38
追分15:06⇒JR清水沢駅15:56
JR清水沢駅16:00(タクシー所要1時間)⇒夕張岳ヒュッテ17:00(泊)
JR追分駅から歩いて2分にある“ぬくもりの湯”で列車待ちを兼ねて入浴する。
露天風呂あり、食堂あり、きれいな温泉だ。
何といっても、駅に近いのがありがたい。

夕張岳ヒュッテは堂々たる避難小屋である。
7月~8月は自然保護団体による維持管理が、なされている。
今宵の客は私一人なので、二階を占拠する。

夜、満天の星に思わず感嘆の声をあげる 
眼鏡をかけて、じっくり見たらよかった、と後から後悔する。

コンロで湯を沸かし、プラティパス湯たんぽをこしらえる。
朝までぬくぬく眠れた。


その2
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