登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

長野:乗鞍岳

2010-08-19 | 長野
長野:乗鞍岳

2010年8月15日(日)~17日(火)
   2泊3日(夜行バス車中1泊)

Sクラブツアーに参加する。

現地は熊出没のため、登山禁止になっていた!

《往路》8月15日(日)
新宿22:00(貸切バス・車中泊)
⇒16日(月)乗鞍高原・肩ノ小屋口

《復路》8月17日(火)
乗鞍高原・肩ノ小屋口(貸切バス)
⇒東京

《日程》 熊公出没のため、変更を余儀なくされる
8月16日(月)
乗鞍高原・肩ノ小屋口~乗鞍岳肩ノ小屋(泊)
8月17日(火)
乗鞍岳肩ノ小屋~乗鞍岳⇒帰宅


《宿》
8月15日(日)貸切バス・車中泊
8月16日(月)乗鞍岳肩ノ小屋

《費用》
ツアー代 18000
 貸切バス往復・山小屋1泊2食・温泉入浴

《歩程》
8月16日(月) 
乗鞍高原・肩ノ小屋口6:40~乗鞍岳肩ノ小屋7:21(泊)

【行動時間41分 0.9㌔】
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乗鞍高原・肩ノ小屋口

大雪渓のスキーヤー達


乗鞍岳肩ノ小屋(泊)

小屋周辺を散策


夕食


『8月13日畳平で熊が目撃される。14日と15日にも別の場所で目撃される。
そのため、乗鞍岳全山が立ち入り禁止となっている』
小屋に到着して初めて、上記を知らされる。
事前に知らせてほしかったな。

去年、乗鞍畳平レストハウスで熊捕獲騒動があった。
そのためかどうか、今回当局は全山登山禁止にした。
あまりにも過剰反応すぎはしまいか?

我々30余名は、籠の鳥状態に陥る。
時間を持て余す。
唯一、許されている「バス停肩ノ小屋口~肩ノ小屋」間へ
みんなで花を撮影しに行く。


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8月17日(火) 
乗鞍岳肩ノ小屋8:22~剣ヶ峰9:23~熊目撃地点9:55
~剣ヶ峰へ戻る10:20~肩ノ小屋へ戻る11:07-11:30
~乗鞍高原・肩ノ小屋口11:57

【行動時間 3時間35分 4.0㌔】

千町尾根~丸高尾根~国立青年の家まで歩く計画が実行できなくなる。
車山高原へ向かおうと決まる。

天気晴朗なり、視界良好。

「8時半に登山禁止が解除されるらしい」ニュースをキャッチ。
事態が急転直下、眼前にある乗鞍岳剣ヶ峰へ登れる。嬉しや。
千町尾根へも足を踏み入れてみよう、せめてお花畑がひろがっている
とこらへんまでは・・となる。

剣ヶ峰山頂から、槍穂の山並みを飽きるほど眺める。

千町方向へ、ゴロゴロ岩を慎重に下り、大日岳を巻きはじめる。

「熊だ! 退却しよう」突然叫び声が挙がる。
前を歩いていたメンバーは熊を視認できたそうだ。
熊は走って逃げ去ったという。
我々も進む気が失せ、もはや十分納得してUターンする。

頂上小屋の主がびっくりしている。
「何だ。お花畑まで行かなかったのか」


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乗鞍岳肩ノ小屋
小屋から日の出を拝す

旭光に輝く山々
八ヶ岳連峰;左・天狗岳.右・赤岳

乗鞍岳剣ヶ峰(左)

左から甲斐駒・農鳥・間ノ岳


肩ノ小屋&剣ヶ峰


遠望;剣ヶ峰へ登る途中、北アルプスが顔をだす。
左・野口五郎.右・槍ヶ岳.手前・西穂高連峰


コロナ観測所.左・笠ヶ岳.右・野口五郎


コロナ観測所.北穂.奥穂


槍ヶ岳.北穂.奥穂


権現池.・・この水は小屋の貴重な飲料水らしい


乗鞍岳剣ヶ峰まであと100歩


乗鞍岳剣ヶ峰頂上

乗鞍岳剣ヶ峰から大日岳&屏風岩を望む

乗鞍岳剣ヶ峰から遠望
左・野口五郎.右・槍ヶ岳.北穂
手前・焼岳・西穂高連峰


コマクサ群落


乗鞍岳剣ヶ峰から千町方向へ進むとこの標識がある


この草原で数人が熊公を目撃。
熊公は我々の進む方向へ逃げる。
我々も退散することに・・


乗鞍岳剣ヶ峰まで戻る。
登山禁止が解除されたので、続々と登ってくる
観光客も混じり、行列が絶えない。
売店のおじさんもホクホク笑顔。

肩ノ小屋のベンチで昼食休憩。

乗鞍高原・肩ノ小屋口に待機してくれていた貸切バスに乗り込む。
乗鞍スカイラインを通る。窓外の山々が素晴らしい景観を見せる。

湯の花浮かぶ平湯温泉も良し。
終わりよければ全て良しだ。

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乗鞍岳の花

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2 コメント

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ぎゃあ (こーぺー)
2010-08-20 05:58:09
熊コ~・・・・こわすぎ。
ニュースにならなくてよかったね。
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乗鞍は熊さんのテリトリーでした (登子)
2010-08-20 07:47:53
乗鞍へ入る時は、事前にお役所へ問い合わせたほうが良いーーと学習しました。

宿は営業優先、前夜泊った3人グループ、当日来た親子3名、宿にくるまで何にも知らされていない。

有料道路のゲートにも何の張り紙もなし。

登山禁止解除を知って、大勢のハイカーは押しかけたのかな?
知らぬは我が身ばかりなり。
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