登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

福島:磐梯山

2018-06-25 | 東北
福島:磐梯山

2018年6月21日(木)~22日(金)



花博士のリーダーが、ここ磐梯山に咲く「バンダイクワガタ」に
逢いたいと立案した山旅に参加する。

初日は早稲沢デコ平湿原を探勝する。
覚えきれないほど多種多様な花を教わる。

願いは、かなった!
厳しい気象条件にめげず
「バンダイクワガタ」は山頂にひっそり、健気に咲いていた。

多種多様な高山植物にも出会え、はたまたブナ原生林に、どっぷり浸った。
磐梯山・標高1800m山頂からの眺望を心ゆくまで楽しむ。
磐梯山のてっぺんから見えた爆裂火口の荒々しい光景は目に焼き付いた。
地元の人だろうか、行き交う登山客もひっきりなし、人気の山である。
これ程、斜度がキツイ山を歩いたのは、これまた久方ぶりだ。

【往路】21日(木)新宿 7:00(車)⇒猪苗代IC ⇒デコ平口 11:30

【帰路】22日(金)八方台登山口(車)⇒東所沢駅

【費用】23000円

【歩程】
6月21日(木) デコ平湿原散策


 デコ平口11:47~デコ平湿原~吾妻川渓流
  ~早稲沢15:02  
  
 歩行時間 3時間15分 8.2キロ

 
6月22日(金) 磐梯山トレッキング


 八方台登山口8:20~四合目弘法清水10:34
 ~磐梯山頂11:29~八方台登山口14:29

 歩行時間 6時間09分 7.9キロ

***デコ平湿原散策***6月21日

デコ平湿原へ

コバイケイソウ

ツツジ

ハクサンシャクナゲ

ウラジロヨウラク

エビネラン

湧水・百貫清水

湧水のこと

ブナ原生林

ナンバンギセル

ギボウシ


コケイラン?

名水「百貫清水」案内

磐梯山

休暇村のバイキング料理

***レンゲ沼探勝路&磐梯山トレッキング***6月22日

レンゲ沼探勝路ルート

レンゲ沼

スカシユリ

磐梯山八方台登山口

昼なお暗いブナ林を行く

サラサドウダン

残雪タップリ、○○連山
 

磐梯山頂上へ続くルート
 麓の湖沼群


ノビネチドリ?


バンダイクワガタ


ざんせつの峰々

爆裂火口


磐梯山頂上

オダマキ

八方台登山口に戻る


  

山形:頭殿山・大朝日岳・白鷹山

2013-10-15 | 東北
山形:頭殿山・大朝日岳・白鷹山

2013年10月7日(月)~10日(木)


初日、白鷹町黒鴨から頭殿山を経て朝日鉱泉まで辿る。その昔、里人が湯治に通った道だという。
百名山著者・深田久弥もこのルートをとって大朝日岳へ登ったそうだ。今は余程の好事家しか通らないのだろう、細々と道が
続く。尾根筋を避けたトラバース道は神経を使う。山道が終わり、朝日川まで降りる仕事道は今年の豪雨で
無残な荒れ様だ。朝日鉱泉は温泉を沸かして待ってくれていた。夕食の御馳走は天然舞茸の天麩羅・岩魚の唐揚げで歓待される。
舞茸は三年に一度、老木ミズナラに生える貴重品。大きい塊の舞茸を見せてもらう。明日は舞茸汁をふるまってくれるという。
部屋の窓から大朝日岳が惜しげもなく雄姿を見せてくれる。


《日程》
10月07日(月)21:00新宿(貸切バス・車中泊)
10月08日(火)白鷹町黒鴨~頭殿山~朝日鉱泉(泊)
10月09日(水)朝日鉱泉~大朝日岳~朝日鉱泉(泊)
10月10日(木)朝日鉱泉⇒中山登山口~白鷹山⇒新宿

《往路》
10月7日(月)新宿21:00(貸切バス・車中泊)
   8日(火)白鷹町黒鴨6:20
《帰路》
10月10日(木)
中山12:30⇒日帰り入浴12:50-14:00⇒新宿20:00

《宿》
10月8日(火)朝日鉱泉
   9日(水) 同上

《費用》
¥38000(バス・宿・日帰り入浴)

《歩程》

10月8日(火) 

黒鴨林道6:38~林道終点8:35~尖山8:54
~頭殿山10:55~朝日鉱泉13:46

行動時間 7時間08分 12.0キロ
地形図2.5万:荒砥・朝日岳





桧植林が続く

山神塔

即身仏発掘の地

黒鴨林道終点

尖山頂上
後方が頭殿山

頭殿山の山容(尖山から)

尖山からの眺望
雲海の先に白鷹山が見える

ジゴボウ

ブナ林

頭殿山頂上

大朝日岳(頂は雲に隠れている)

白鷹山を眺める(白いレーダーが見える)

ブナ林が見事

ユキザサの実

朝日鉱泉が近い

朝日鉱泉に到着

ダイモンジソウ

ツリバナ

ママコノシリヌグイ

朝日鉱泉から大朝日岳が見える

**********

10月9日(水) 

今回のメイン・大朝日岳へは中ツル尾根を登り、御影森山コースで下山する計画。だが、力量不足のため七合目で撤退を余儀なくされる。
アタック組は見事、山頂を踏んで戻ってくる。ヤッタね!夕食は茸尽くし、舌を楽しませてくれる。この時期にきて良かった。


朝日鉱泉5:30~出合7:34~五合目9:48
七合目10:54(ここで折り返し、下山にかかる)~五合目11:37
~四合目12:14~二合目13:24~鳥原山分岐15:34
~朝日鉱泉15:50


行動時間 10時間20分 15.4キロ 
地形図2.5万:朝日岳



*
沢へ下りる

吊り橋

朝日川の流れ

チョウジギク

朝日川の水、清し

中ツル尾根最後の水場

出合・中間地点

最後の吊り橋を渡る

五合目

紅葉



小朝日岳

大朝日岳

最奥に頭殿山が見える

七合目標高1500m
ここで撤退となる
大朝日岳まで標高差370mを残す

リンドウ

五合目に戻る

四合目に戻る

ツルアリドウシの実

二合目に戻る

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10月10日(木) 

ひとっとび、あっという間に白鷹山を往復する。1日目、2日目とも人っ子一人いない山歩き、3日目にして
初めてハイキング中の人に出会う。挨拶を交わさなかったのが悔やまれるが、1等3角点マニアかな。
山頂ではスカイダイビングの人たちが風待ちの態勢で待機している。我らは遠望を楽しむ。はるばる来たもんだ、すぐ東には蔵王連山が聳える。


登山口10:06~虚空蔵堂10:54~白鷹山11:20
~虚空蔵堂に戻る11:48~登山口に戻る12:26

行動時間 2時間20分 5.9キロ
地形図2.5万:羽前葉山・白鷹山


*
大朝日岳に陽が差す
朝日鉱泉から

白鷹山登山口

虚空蔵堂

巨大レーダ-建設中

白鷹山頂上はパラグライダー基地になっている

白鷹山一等三角点

山頂北側からの眺め

虚空蔵堂に戻る

登山口に戻る

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1年前:東京・秋川丘陵
東京:秋川丘陵[網代弁天山~網代城山~小峰公園]
東京:秋川丘陵[網代弁天山~網代城山~小峰公園]2012年10月5日(金) Sクラブ・ウオーキングに参加する植物に詳しい方に色々教えていただいたことを思い出して以下に...


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岩手:岩手山・五葉山

2013-07-08 | 東北
岩手:岩手山・五葉山

2013年7月3日(水)~5日(金)

《日程》
3日(水)JR上野駅(貸切バス・車中泊)
4日(木)岩手山登山⇒安比高原(泊)
5日(金)五葉山登山⇒上野駅

《往路》
3日(水)JR上野駅20:30(貸切バス)
4日(木)馬返登山口04:50

《帰路》
5日(金)
赤坂峠12:30
⇒日帰り入浴12:45-13:45
⇒JR上野駅21:30

《費用》
¥22400(バス・宿・日帰り入浴)

《歩程》
 4日(木)岩手山  
 

 幾つもあるルートの中から、登りは馬返し・下りは焼走りをとる。
裾野が広く、登り甲斐がある。

この時期、多種多様の花が咲き競う。
圧巻はコマクサのお花畑である。
広大な斜面を埋め尽くす。ハクサンチドリも負けじと咲く。

雪解けが遅かったらしく、シラネアオイ・サンカヨウの群生を見る。
マルバシモツケ・ハンショウヅル・ミヤマカラマツは尽きることなく
咲いている。


馬返登山口05:05~新道~八合目避難小屋9:10(昼食)-10:00
~不動平避難小屋10:15~岩手山神社奥宮10:39
~岩手山頂上(薬師岳2038.2m)11:12~平笠不動分岐11:19
~平笠不動避難小屋12:15~ツルハシ分れ12:58
~第2噴出口跡14:01~焼走り登山口15:08

行動時間 10時間03分 17・9キロ
地形図2.5万:大更


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馬返し登山口

オオヤマオダマキ

タニウツギ

ガクアジサイ

ウスユキソウ

ベニバナイチヤクソウ

マルバシモツケ

マイヅルソウ

ナナカマド

八合目避難小屋

岩手山神社奥宮

岩手山頂上(薬師岳2038.2m)

平笠不動分岐

コマクサ

オオシラビソ

ミネザクラの果実

ツマトリソウ

キバナノコマノツメ

ミヤマバイケイソウ

タカネアオヤギソウ

ミヤマカラマツ

ハイマツの花穂

ハンショウヅル

平笠不動

シラネアオイ

ハクサンチドリ

サンカヨウ

谷間に残雪

ウコンウツギ

モミジカラマツ

ズダヤクシュ

ヤマブキショウマ

コマクサのお花畑

岩手山の頂きは雲隠れ


 5日(金) 五葉山  



五葉山は三百名山だという。雪山シーズンに登るらしく、赤いエフが手の届かない高い位置
に付いている。

山頂が近づくにつれ、ハクサンシャクナゲが、ここかしこに咲き誇る。
一つの花芽から5輪くらい花を咲かせる。
花の内部にウコン色文様と黒い斑点が見られるのがハクサンシャクナゲの特徴だそう。

山頂から、一瞬、早池峰山を遠望できた。


赤坂峠8:30~畳岩9:20~五葉山頂上10:30-10:53
~来た道を戻る~畳岩11:40~赤坂峠12:22

行動時間 3時間52分 14キロ
地形図2.5万:五葉山


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賽の河原

畳石

五葉山頂上

日枝神社

ハクサンシャクナゲ

トウゲブキ

ダケカンバ純林

畳石に戻る

ヘヒリノキ

ムラサキヤシオ

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福島:荒海山・小野岳

2012-10-27 | 東北
福島:荒海山・小野岳

2012年10月24日(水)~25日(木)

Sクラブ山行に参加する

小野岳は会津百名山に選定されている一座で、山頂には1等三角点がある。
観光客で賑わう大内宿界隈の盟主たる山として屹立している。
ハイキングルートには指導標がいきとどき、登山道もよくふまれている。
小野岳下山後に泊まった湯野上温泉の宿から、丸こい山容の小野岳がまん前に見えた。

荒海山へは殆んどの登山者が八総鉱山跡からピストンする。
今回、我らは栃木県側・中三依から入山する。
沼ノ沢に沿う中ノ沢林道をどんづまりまで歩き、支流の倉掛沢を登りつめるのだが、道なき道の急登で体力を消耗する。
沢を離れ、笹ヤブを漕いで栃木・福島の県境尾根に達する。
県境尾根とはいうものの、三角点峰1580・4mを過ぎて荒海山1581m峰へ到達するまで、密ヤブとの闘いだ。
荒海山頂上では、眺望を欲しいままにする。
全山紅葉の景色に活力を得て、下山にかかる。
下山は、えぐれた登山道を慎重に降りるので、これまた時間とエネルギーを消費する。
8年前の4月、残雪の荒海山を登った時に、私が滑落した地点は多分ここらあたりかと検証する。
荒海山
林道跡まで降りて、やっと平らな道になる。陽が落ちる寸前にバスが待つ八総鉱山跡へゴールする。
コースの最初から最後まで気を抜けない難ルートだった。

《日程》
10月24日(水)小野岳登山⇒湯野上温泉(泊)
25日(木)荒海山登山

《往路》
10月24日(水)JR久喜駅7:20(貸切バス)
⇒小野登山口11:10

《帰路》
25日(木)17:20(貸切バス)
⇒JR久喜18:20

《費用》
¥16400(バス・宿)

《歩程》
10月24日(水)小野岳  

小野観音堂・登山口11:35~p1267地点12:59~小野岳13:28
p1223地点13:57~大内登山口14:48

行動時間 3時間13分 6.7キロ
地形図2.5万:湯野上・上三依・林中

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小野観音堂

?外来種

ツタ紅葉

ブナ林


紅葉

小野岳頂上

大内下山口

大内宿見物、通ってきた小野岳裾野

25日(木)荒海山  

中ノ沢林道8:00~倉掛沢に入る8:53~沢離脱10:19~展望岩12:00(昼食)-12:30
~県境尾根12:47~次郎岳(三角点峰1580.4m)13:42~荒海山14:00
~p1380m14:49~p1251m15:32~町村界尾根鞍部15:59~堰堤16:35~八総鉱山跡17:02

行動時間 9時間 02分 10.3キロ
地形図2.5万:荒海山



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中ノ沢林道を歩き始める

芝草山(三依富士)分岐

カメバヒキオコシ

ツリバナ

太郎岳(荒海山)登山口

倉掛沢に入る

小滝を高巻く

また、滝が現れる

沢を何度も渡り返す

倉掛沢を離れる。はるか上に稜線を認む

紅葉

コシアブラの黄葉

笹ヤブを漕ぐ

展望岩から倉掛沢を見下ろす、左は芝草山

展望岩から日光の山々

展望岩から男鹿岳・大佐飛山・日留賀岳・高原山

七ケ岳 
荒海山を見上げる

谷間に陽が射す

もうすぐ荒海山

三角点峰・荒海山

芝草山

荒海山1580.4m
頂上にある石碑「大河の一滴ここより生る」


紅葉

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4年前の今頃:白山[銚子ケ峰~別山~野谷荘司山](2008年10月14日~17日)

白山:銚子ケ峰~別山~野谷荘司山

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7年前の今頃:中央アルプス・桧尾岳~熊沢岳~東川岳~空木岳(2005年10月26日~28日)

中央アルプス・桧尾岳~熊沢岳~東川岳~空木岳
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7年前の今頃:鳳凰三山(2005年11月02日~04日)

鳳凰三山
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8年前の今頃:黒部渓谷:下の廊下
黒部渓谷:下の廊下
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1年前の今頃:東京[ネズミサス尾根~六石山]2011年10月26日

東京:ネズミサス尾根~六石山
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3年前の今頃:清津峡(2009年10月30日)

新潟:清津峡
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5年前の今頃;那須:朝日岳~三本槍岳~茶臼岳~南月山~白笹山(2007年10月29日~30日)

那須:朝日岳~三本槍岳~茶臼岳~南月山~白笹山
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2年前の今頃:日光街道/日本橋~北千住(2010年10月25日)

日光街道/日本橋~北千住
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秋田:秋田駒ケ岳、岩手:姫神山

2012-07-09 | 東北
秋田:秋田駒ケ岳
岩手:姫神山

2012年7月4日(水)夜~6日(金)

Sクラブ山行に参加する


《往路》7月4日(水)上野駅22:00(貸切バス・車中泊)
⇒7月5日(木)秋田駒八合目05:55

《復路》
姫神山・城内登山口10:25(貸切バス)
⇒日帰り温泉10:40-11:40
⇒上野駅20:10

《日程》
7月5日(木)秋田駒ハイキング
⇒安比高原・ペンション(泊)

7月6日(金)姫神山ハイキング
⇒上野駅

《費用》¥20400(バス・宿・日帰り温泉)

 7月5日(木) 秋田駒ケ岳ハイキング

花に元気をもらい、終日雨の中を歩く。
千沼ケ原~平ケ倉沼方面へ縦走の予定は、雨天のため取り止めになり、国見温泉へ下山する。

エゾツツジの濃い紅色が、白い綿毛に包まれてさらに引き立つ。
オノエランに再会できた。秋田駒ケ岳で初めてオノエランを見たという人は私だけではないようだ。
横岳から大焼砂にひろがるコマクサの群落は見事である。
盗掘が絶えないのか、パトロールの人が巡回している。

ヒナザクラ、ウサギギク、シラネアオイ、ツバメオモト、イワイチョウ
タカネトウウチソウ、ムラサキヤシオ、など写真を撮れなかった花も多い。

《歩程》
秋田駒八合目7:00~男女岳9:08~男岳9:54
~阿弥陀池小屋10:15(昼食)-10:35~横岳10:54
~国見温泉口12:52

行動時間 5時間52分
地形図2.5万:秋田駒ケ岳
************

秋田駒八合目登山口

旧道を見上げる

八合目小屋を振り返る

乳頭山(最奥)が見える

片倉岳を通る

ダイコンソウ群生

秋田駒岳(男女岳)の山容

秋田駒岳頂上

男岳

横岳

コマクサ群生

国見温泉口に下山する

***
 7月6日(金) 姫神山ハイキング

期待していた頂上からの大展望は、あいにく雲に閉ざされて望めない。晴天が何より嬉しい。
ヤブタバコ・タマガワホトトギス・クサボタン・ミヤマアズマギク・マルバキンレイカ
イソキンバイ・ヒレアザミ・スズラン・ヤマタイミンガサ・ハエドクソウ
ルイヨウショウマなど、写真を撮っていない植物も多い。花博士に多種の花を教えていただく。


《歩程》
一本松登山口6:48~姫神山8:40~城内登山口10:13

行動時間 3時間 25分 4.4キロ
地形図2.5万:渋民・鷹高・陸中南山形
*******
一本杉登山口

五合目

八合目

岩場コースをとる

姫神山頂上

********
秋田駒ケ岳の花
ハクサンチドリ
ウラジロヨウラク
ベニバナイチゴ
ミヤマカラマツ

モミジカラマツ
マルバシモツケ
オガラバナ

キバナノコマノツメ
ミヤマハタザオ

ノウゴウイチゴ
サンカヨウ
イワキンバイ
ツマトリソウ
ハクサンシャクナゲ
エゾツツジ
オノエラン
コヨウラクツツジ
ウスユキソウ

ダイコンソウ群生
ミネヤナギ
コケモモ
ミヤマハンショウヅル
イワベンケイ
ムシトリスミレ
チングルマ
イワカガミ
オニアザミ
コマクサ
ベニバナイチヤクソウ
********
姫神山の花
ミヤマカラマツ
ツクバネソウ(実)
ヤグルマソウ(花)
?(実)
ヤマオダマキ
キバナノヤマオダマキ

ウマノミツバ
オオコメツツジ
ウスユキソウ

キタガミヒョウタンボク(実)
クガイソウ
ウツギ(実)
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6年前の今頃・岐阜:御前岳(2006年06月29日~30日)

岐阜:御前岳
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7年前の今頃・尾瀬:笠ケ岳(2005年07月09日~10日)

尾瀬:笠ケ岳
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7年前の今頃・中国:ミニヤコンガ山麓・スークーニャン山麓(2005.07.14~22)&宮古島・シュノーケル(2007年07月01日~2007年07月07日)


中国:ミニヤコンガ・スークーニャン山麓(2005.07.14~22)

宮古島・シュノーケル(2007.06.25~28)
*****
5年前の今頃:三ノ沢岳(2007年07月09日~10日)

三ノ沢岳
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福島:安達太良山

2011-03-14 | 東北
福島:安達太良山

2011年3月10日(木)~11日(金)


フカフカの新雪を楽しむ。
急斜面トラバースでは、滑落しないよう極度の緊張を強いられる。

深雪および視界不良につき、安達太良山ピーク登頂は断念する。

無事下山し、帰宅する途中、電車内で巨大地震に遭遇する。
停車する際、急ブレーキをかけずに、ソロソロ運行した運転士の技両は褒められるべきか。
停まっている電車内で待機している間も、電車が脱線し横倒しになるのではないかと危惧する程の激震が
何回も襲ってくる。

その後は、風の吹くまま気の向くまま、成り行き任せにしていたら、那須塩原市内の避難所で夜を明かすことになる。
あれよ、あれよと云うまもなく、翌日、運転再開したJRで帰宅する 
終わりよければ全てよし。

今だから言えるが、色々、体験できた雪山ではあった。


《往路》3月10日(木)
JR上野駅6:59
⇒宇都宮8:42-8:44
⇒黒磯9:35-9:39
⇒郡山10:40-11:06
⇒二本松11:29-11:35(タクシー)
⇒安達太良スキー場山麓12:00

《復路》3月11日(金)
安達太良スキー場11:30(タクシー)  
⇒JR二本松駅11:55-12:46
⇒郡山13:11-13:21
⇒黒磯14:23-14:40
⇒那須塩原を発車して数分後、巨大地震に遭遇

《復路》3月12日(土)
西那須野中学校15:00(チャーターバス)
⇒JR宇都宮駅16:40-16:45
⇒大宮駅18:10-18:23
⇒新宿駅19:04

《日程》
3月10日(木)安達太良スキー場~~くろがね小屋(泊)
3月11日(金)くろがね小屋~~山麓
3月11日(金)夜 ~3月12日(土)15:00まで
 那須塩原市立西那須野中学校避難所
3月12日(土)帰宅

《宿》
3月10日(木)くろがね小屋 
3月11日(金)西那須野中学校避難所

《費用》
宿泊 ¥6400
交通
 JR  ¥2350+¥2350(青春18切符)
 タクシー ¥3100(往復・人数割り)

《歩程》
3月10日(木) 
安達太良スキー場12:50~~くろがね小屋16:20(泊)

行動時間 3時間30分 6.4キロ

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登山口標識






橋を渡る




新雪ラッセル




おっかないトラバース


塩沢温泉分岐


やっと小屋が見える





まわりの景色




くろがね小屋の魅力は何といっても「源泉かけ流し温泉」だろう。
頃合いの湯加減で、いかにも効能ありそうな白濁した源泉が滔々と湯船に流れ込む。
風邪気味だったが、長時間、湯ぶねにつかって温まる。
食堂の石炭ストーブは、煙突が真っ赤になるほど勢いよく燃えている。
ハア-、極楽だ。

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3月11日(金) 
くろがね小屋 7:30~~山麓10:50

行動時間 3時間20分 6.4キロ
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くろがね小屋


いざ、出発


昨日我々がつけた踏み跡は跡かたもなく消えている



風景







標識


兎さん


二本松駅
あとで分かったことだが、ここいらは福島原子力発電所から50キロ圏なのだ


激震襲来、2時間、電車内に閉じこめられる。

その後、西那須野駅まで歩く。
駅でほったらかしにされるも、1時間後に避難所へ案内されて、一息つく。

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3月11日(金)夜 ~3月12日(土) 15:00まで
那須塩原市立西那須野中学校避難所でお世話になる。
教職員・市職員の献身的ボランテイア活動に、ただただ感謝あるのみ。
毛布・食料・飲み物、暖房も充分あり。
不自由なく、避難所で電車の運行再開を待つ。

ロウバイ


那須連山


近くの高校に立派な大手門が残されている。


JR宇都宮駅までバス3台で送迎してくれることになる。
おかげ様で早々と帰宅できた 

東北関東大震災で避難所生活を余儀なくされている40万人もの方々が、一日でも早く恒久的住宅へ入居できますようにと願うばかりである。

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福島:大中子山・長須ヶ玉山

2010-05-04 | 東北
福島:大中子山・長須ヶ玉山

2010年4月28日(水)~30日(金) 2泊3日

残雪の山歩きツァー(Sハイキングクラブ)に参加する

【日程】
4月28日(水)上野駅22時発・夜行バス(車中泊)
4月29日(木)大中子山~桧枝岐村(民宿泊)
4月30日(金)長須ヶ玉山⇒帰宅


【交通】
貸切バス

【宿】
桧枝岐村:民宿こまどり

【費用】
¥20000

【歩行】

4月29日(木)   大中子山

地形図2.5万
帝釈山

登路は一ノ岐戸沢:南尾根
下山は一ノ岐戸沢:北尾根


牛首橋 歩行スタート 5:30

一ノ岐戸沢

p1332.4

1350m
アイゼン装着

p1580

1630m 7:20



1830m大中子山・肩

大中子山頂上 8:30

対峙する山は帝釈山





1830m

1800m

1750m



1200m
密藪の急降下が続く。
膝がいうことをきかなくなる。

雨がぱらつきはじめる。
山スキーを担いだ2人組が登ってくる。
上部に積雪があるか、尋ねられる。
スキーをするには、チョットどうかな。

牛首橋に戻る 11:30

行動時間 6時間00分

待機のマイクロバスで民宿へ直行する。
乾燥室に雨具を吊るし、「アルザの湯」へ送迎してもらう。

夕食の時間まで、私はお昼寝タイム。
夜行バスの睡眠不足を補う。

夕食に、珍味「山椒魚」の天ぷらが供される。
抵抗なく食す。
桧枝岐名物「たちそば」は、しこしこコシがあり美味しい。

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4月30日(金)  長須ヶ玉山

地形図2.5万
帝釈山

リーダーの判断で、雪が締まっている早朝に登行開始する。
登山口の佐惣沢取り付きまで、車で送迎してもらう。

ルートは、佐惣沢の左股を登り下りする。

佐惣沢取り付き  5:20歩行開始
沢の右から取り付く

1100mで対岸へ渡渉
沢幅ひろし、安全第一、ロープを張ってくれる。

1280m  6:25


1350m アイゼン装着

1544m  7:47
右から支沢が合流している





長須ヶ玉山 9:28





往路を戻る
下り始めは急傾斜だ。
アイゼンがガシガシ食い込む。

1865m 9:57
燧岳を望む


1312m 11:27
会津駒岳遠望






林道に降り立つ 12:20


舟岐川の流れ

行動時間 7時間


待機のマイクロバスで桧枝岐村・アルザの湯へ直行
入浴・昼食

そうそうたるメンバーが揃っている。
帰りのバス車中、疲れて居眠りする人など見当たらない。

歩き応えのある、充実した山行だった。


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山形:朝日連峰縦走;2の2

2009-08-28 | 東北
山形:朝日連峰縦走;2の2

8月20日(木) 


大朝日小屋4:25~大朝日岳4:42~大朝日小屋5:10~小朝日岳7:50~鳥原山9:30~朝日鉱泉13:36(泊)
=行動時間9時間11分



大朝日小屋  スタート

大朝日岳  ご来光


【奥に祝瓶山が見える】 大朝日岳から


お花畑   


【雲海の向こうに障子ヶ岳が霞む】


【越えてきた山稜を振りかえる、以東岳の頂きもみえる】


【大朝日岳・大朝日小屋を振り返る】


小朝日岳頂上;後ろに大朝日岳、地元のハイカーに見える範囲で山名を教わる


【来し方を振り返る】
 

鳥原山から大朝日岳・小朝日岳を望む  


鳥原小屋一帯は広大な湿原になっている。ルートは何度も曲がったり分岐したりする。鳥原小屋に泊まった青年とすれ違い、大朝日岳からの道ですねと確認される。
古寺鉱泉へ下山するところらしい。

金山沢出合;飛び石伝いに向こう岸へ渡る 

【登山口】中ツル尾根と分岐する地点。ブナの緑が目にも鮮やか。


【朝日川にかかる吊橋を渡ると50歩で朝日鉱泉】


朝日鉱泉(泊) ゴール


大朝日岳からご来光を拝すという願望が叶う。
感激の一瞬をバッチリ写す。
祝瓶山へ縦走するアコンカグア氏が大朝日岳から勇気凛々出立する。

小屋の管理人さんは中ツル尾根を勧めるが急坂下降が膝にきそう。無難な鳥原山経由コースを採る。
辿ってきた尾根を眺め、花を愛でながら、ゆったりペースでアップダウンを繰り返す。
それにしても暑い。涼風の通り道で一息いれる。
膝をナデナデする。

朝日鉱泉の夕食はご馳走だ。
珍味;ダチョウ刺し、から揚げイワナ甘酢あんは特筆もの。

同席した京女さんが明朝は左沢駅まで乗んなと申し出てくれる。
ラッキー!
タクシーの手配やらキャンセルやら手数をかけた宿主には、著作を購入して謝意とする。

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朝日連峰縦走;2の1

山形:朝日連峰で見た花

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山形:朝日連峰縦走;2の1

2009-08-28 | 東北
山形:朝日連峰縦走;2の1

2009年8月16日(日)~21日(金)

天候不順な今夏には珍しく、週間予報で晴れマークが続く。
チャンス到来、どこ行こうかなァ。
やっぱ、縦走でしょ、朝日連峰の花に会いに行こう。


《日程》
8月17日(月)泡滝ダム~大鳥小屋(泊)
8月18日(火)以東岳~狐穴小屋(泊)
8月19日(水)寒江山~竜門山~大朝日小屋(泊)
8月20日(木)大朝日岳~ 鳥原山~朝日鉱泉(泊)

《往路》8月16日(日)~8月17日(月)
渋谷(高速バス・夜行)22:30
⇒鶴岡(翌朝)6:15ー7:42(路線バス・大鳥行き)
⇒登山口8:52ー9:00(会員バスに乗り換え)
⇒泡滝ダム9:35

《復路》8月21日(金)
朝日鉱泉(マイカー便乗)7:30
⇒JR左沢駅8:25ー9:13
⇒山形9:53-10:04(つばさ)
⇒東京12:56

《費用》
(交通・行き)
高速バス 7040
路線バス 1360
会員バス 1200
(交通・帰り)
JR  11890
(宿)
山小屋(3泊・素泊まり) 4500
朝日鉱泉(2食)7500

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《歩行》
8月17日(月)


泡滝ダム9:46~七ツ滝吊橋11:46~大鳥小屋13:27(泊)
=行動時間3時間41分



泡滝ダム   歩行スタート


七ツ滝吊橋    


大鳥小屋(泊)  ゴール


できれば以東小屋まで足を延ばそうと甘く考えていた。
初日、荷の重さと、暑さに負ける。
汗をたっぷりかく。
コース途中に2~3ヶ所ある水場で飲む冷たい沢水がなによりのごちそうだ。
吊橋を2度渡る。自重だけでユラユラ揺れる。

下山してくる単独行4~5人にパラパラ行き会う。

早く着いて小屋でのんびりするのもいい。
コウホネが咲いているという三角池へ往復する元気もないし~。

話好きな小屋管理人さん達と会話が弾み、愉快なひとときを過ごす。
泊まり客は6人、以東岳ピストンの人が多い。

山上の以東小屋がここから見えるというのも驚きに値する。

夜は三日月と満天の星を部屋の窓から見上げる。



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8月18日(火) 


大鳥小屋5:36~オツボ峰8:27~以東岳9:42~狐穴小屋13:02(泊)
=行動時間7時間26分



大鳥小屋   スタート

【大鳥池にうつる山並み】


【大鳥池を振り返る】


【以東岳と以東小屋が近くなる】


【マツムシソウ・オヤマリンドウのお花畑】


オツボ峰から 大鳥池がクッキリ見える  


【奥に月山が見える】


【以東岳と以東小屋】


【大鳥池を見る】


以東岳 ;奥に飯豊連峰が霞む


【お花畑が次々に展開する】   


【これから辿る山稜】


狐穴小屋 (泊)  


午前中、涼しい間は快調に歩を運ぶ。

縦走路の両脇に咲く花々に元気づけられる。
ヒナウスユキソウは花期が過ぎて、すべてドライフラワー化している。

暑くなり、気息エンエン。スポーツドリンク1リットルが空っぽになる。
小屋に着くなり、水場で喉をうるおす。
小屋周辺は湿地帯に咲く花が多い。

沢登り3人組、泡滝ダムから縦走の健脚1人が同宿になる。
愛知の健脚氏は朝日連峰最南端;祝瓶山まで通し縦走するそうだ。
近い将来、6000m峰アコンカグア登頂の機会を狙っているという。


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8月19日(水) 


狐穴小屋5:12~寒江山6:53~竜門山9:08~西朝日岳10:33~大朝日小屋13:02(泊)
=行動時間7時間50分



狐穴小屋  スタート

【ガス沸くお花畑】


北寒江山   

寒江山    


竜門山   


西朝日岳  

大朝日小屋(泊) ゴール

天気がもうひとつという情報を得て、雨具を着込み出発する。
ガスが西から東へ相当なスピードで流れる。
にわか雨が降ったりやんだり、陽が差したり、めまぐるしい変化だ。
終日、ガスが湧き上がり、展望には恵まれない。

広大なお花畑が途切れなく続く、北海道に引けをとらない規模だ。
嬉しくて撮影に夢中になる。
1通り、お花を写し終えた頃、また雨が落ちてくる。
本降りにならず、涼しくて歩きやすい。

竜門小屋でビールを購入しているアーミー模様の服を着た青年と立ち話する。
面白いコース取りをしている。
朝日鉱泉(泊)~大朝日小屋(泊)~狐穴小屋(泊)~以東岳~狐穴小屋(泊)~
天狗小屋(泊)~南俣沢出合⇒(送迎)大井沢民宿(泊)・・・ゆとりの行程には惹かれる、真似したい。

かと思えば、対極にあるのが以下の方・・・
西朝日岳の下りで、短パンを着たおじさんと行き会う。
朝日鉱泉~泡滝ダムまで狐穴小屋1泊だけで縦走するツワモノだ。
毎年、恒例行事らしい。リュックの荷はペシャンコ、ガス・コッヘルは不要だわな、パンとお握りだけで通せるな。

大朝日小屋手前の金玉水で水3リットル汲んで上がる。
大朝日小屋には千客万来、10人ほど次々に到着する。
賑やかに座が盛り上がる。

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朝日連峰縦走;2の2 
山形:朝日連峰で見た花

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飯豊連峰:門内岳~梅花皮岳~御西岳~大日岳~飯豊山 その2

2008-10-09 | 東北
飯豊連峰:門内岳~梅花皮岳~御西岳~大日岳~飯豊山 その2

2008年9月29日(月)~10月3日(金)

10月3日(金)
切合小屋6:20~三国岳8:19~剣ケ峰9:05~地蔵山分岐9:30~横峰小屋跡
10:28~登山口12:02~川入キャンプ場~川入13:30=行動時間7時間10分


切合小屋から神々しいご来光を拝む。

小屋から90m離れた水場へ、水筒をさげて行ってみる。
残念、水は涸れている。
持ち合わせ300ccの水でインスタントきつねうどんを作って朝食にする。
ポカリスエット飲み水が250cc残っている。
剣ヶ峰の水場まで、何とか、もたせよう。

朝からポカポカ陽気、Tシャツ1枚で歩き出す。
七ヶ森~剣ヶ峰で滑落事故が多い・要注意と、切合小屋に貼り紙があった。
七ヶ森・剣ヶ峰は、どちらも岩稜帯が続く。
とりわけ、剣ヶ峰は延々ながーいヤセ尾根だ。ここのペンキ標しは三角マークなので、最初とまどった。
丸標しのマークがべつにあるのかとキョロキョロ探したよ。

お待ちかね水場で、水を補給する。

単独行5人・カップル2組ほどが三々五々登ってくる。

長坂の登山道は、ひどいエグレ方だ。
おまけに、木の根っこも、派手に張り出している。
このコースを敬遠し、大日杉から登る人が多いワケだわ。


【御来光を拝す】蔵王連峰の横から日の出。切合小屋から


【朝日連峰を望む】


【磐梯山】


【重畳たる山並】


【七森を望む】


【剣ヶ峰へ岩稜帯が続く】


【ブナ林】


【ソバの実】収穫間近


  
  
  
  


その1 
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