登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

八ケ岳・ニュウ~稲子岳

2013-06-29 | 長野
八ケ岳・ニュウ~稲子岳

2013年6月24日(月)~25日(火)


《日程》
24日(月)JR松原湖駅⇒みどり池入口~シャクナゲ尾根~白駒池・青苔荘(泊)
25日(火)青苔荘~ニュウ~稲子岳~しらびそ小屋~稲子湯⇒JR松原湖駅

《往路》24日(月)

新宿6:03(JR¥3890)
⇒立川6:42-6:46
⇒甲府8:38-8:53
⇒小淵沢9:43-9:57
⇒松原湖11:00-11:10(タクシー)
⇒ みどり池入口11:30

《帰路》25日(火)
バス停・稲子湯13:56(バス)
⇒松原湖駅14:28-14:53(JR¥3890)
⇒小淵沢15:56-16:22
⇒甲府17:11-17:32
⇒高尾19:03-19:04
⇒新宿19:50

《費用》
¥9500(タクシー・宿泊・日帰り入浴・バス)

24日(月)

《歩程》
みどり池入口11:37(昼食)-12:00~シャクナゲ尾根~ニュウ分岐14:28~白駒池・青苔荘15:47(泊)

行動時間4時間10分 6.6キロ

シャクナゲ尾根の名に違わず、登山道の両側にシャクナゲ
が途切れず続く。今年は裏年に当たるのかしら、花芽も花ガラも全く見当たらない。
原生林を覆いつくす主役は多種のコケだ。
シラビソの林床まで陽光が届かないのだろう。
なよやかな細身の小花がひっそりと咲く。


登山口・みどり池入口

ダケカンバ純林

ニュウ分岐

コケの花

コケに覆われたシラビソ林

コケの種類が多い

ミヤマクサゴケ


オサバグサ

倒木に咲くミツバオウレン

ベニバナイチヤクソウ

白駒池

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25日(火)

青苔荘5:40~ニュウ分岐6:24~ニュウ頂上7:12~稲子岳8:18~しらびそ小屋9:45~稲子湯11:30

行動時間 5時間50分 10.3キロ

登山地図や地形図に稲子岳へのルートはのっていない。
だが、踏み跡はしっかりある。
稲子岳のピークは通過点に過ぎない。
倒木がルートを塞いでいる涸れ沢を渡る箇所だけは、要注意だ。
中山峠に近づく辺り、コマクサを保護するロープが張り巡らせてある。
旬には見応えがあるだろう。
バス待ちの時間がたっぷりあるので、稲子湯には昼食前と昼食後、2回浸かる。
霊験あらたかな秘湯である。


ニュウ分岐

コケ・四種
70

イワカガミ

キバナシャクナゲ

ニュウ頂上

岩の上に雪が残る

コケモモ


イワセントウソウ

タケシマラン

稲子岳最高地点あたり

ツガザクラ

コマクサ

マイヅルソウ

ハタザオ

キバナノコマノツメ

ダケカンバ純林が再度出現

しらびそ小屋のあるみどり池

みどり池にカモシカ出現


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1年前小川山
長野:小川山
長野:小川山2012年6月21日(木)夜~22日(金) 雨、はれSクラブ山行に参加する。雨天を突いて、スタート。小川山頂上では雨が止む。当初プランどおり、瑞牆山荘まで...


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埼玉:大高谷山~小高谷山

2013-06-22 | 埼玉
埼玉:大高谷山~小高谷山

2013年6月18日(火)



飯能市の最南部にある里山を地図読み勉強しながら歩く。
500mほど南は、マラソンで有名な青梅市に隣接する。

登り口で準備していると、収穫したての姫タケノコを抱えた主婦が、
どこの山へ登るのかと話しかけてきた。
毎朝、近辺の山を散策しているそうだ。
山で撮ったフジウツギの画像をみせてくれる。

大高谷山~小高谷山にかけて、檜植林帯が続く。
うすい踏み跡はおそらく杣道だろう。

小さなピーク毎に、支尾根が張り出している。
現在地を把握するに、たえず地図とニラメッコだ。

背高のっぽの檜林が冷気を溜めこんでいるのか、標高200mの
山中とは思えない涼しさにどっぷり浸った。


《往路》
渋谷駅8:33(副都心線¥680)
⇒石神井公園9:02-9:10
⇒飯能9:48-10:10
⇒苅生10:25(タクシー人数割り¥500)

《帰路》
バス停・申淵15:26(国際興業バス¥310)
⇒飯能15:53-16:05(西武線¥680)
⇒小手指16:23-16:24
⇒渋谷17:14

《歩程》
苅生10:40~堂山坂~雀木峠12:39
~大高谷山13:04~小高谷山13:48~バス停・申淵14:55

行動時間 4時間15分 4.2キロ
地形図2.5万:飯能


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檜の植林が延々と続く

大高谷山頂上

ギンランの蕾

グミが鈴生り、申淵の民家庭先

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6年前の今頃:日光・黒檜岳~社山(2007年06月19日)
8年前の今頃:平家岳&三方崩山(2005年6月18日~20日)

日光・黒檜岳~社山
平家岳&三方崩山
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5年前の今頃:丹沢・檜洞丸(2008年06月17日)

丹沢・檜洞丸
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4年前の今頃・東海自然歩道・家山~三河大野(2009年06月07日~10日)

東海自然歩道・家山~三河大野
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栃木:那須連峰縦走

2013-06-10 | 栃木の山
栃木:那須連峰縦走

2013年6月12日(水)夜~14日(金)


 
《往路》
6月12日(水)JR上野駅22:00(貸切バス車中泊)
⇒13日(木)甲子温泉・登山口6:00
 
《帰路》
6月14日(金)沼原13:50(貸切バス)
⇒板室温泉(日帰り入浴)14:20-15:20
⇒上野駅18:25


《日程》
12日(水)22:00(貸切バス車中泊)
13日(木)甲子温泉~トレッキング~峠の茶屋⇒湯本温泉(泊)
14日(金)湯本温泉⇒峠の茶屋~トレッキング~沼原 ⇒日帰り入浴 ⇒ 上野駅

《費用》
¥21000(宿・バス・日帰り入浴)
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13日(木) 

甲子温泉から甲子峠あたりまで、登山道の両側に広がる樹種豊かな自然林に
身も心も癒される。
雨上がりの木雨を肩に感じながら歩く。

旭岳(赤崩山)はピストンになる。
ロープが3本架かっている急登に手こずり、精も根も使い果たす。

坊主沼避難小屋までの登りが、やけに長く感じられる。

視界が霧に閉ざされて、須立山・三本槍岳・朝日岳いずれの頂上からも展望が得られない。

朝日岳へ向かう稜線では、ますます濃いガスで周りの景色がチラとも見えない。
そのため、地図上で今、何処にいるのかが分からない。
濃霧時の行動は要注意だなと実感する。

朝日岳から剣が峰の間は岩場をトラバースしたり、ゴロゴロ岩を下ったり、鎖場が続く。
雨後で、粘土質の土が滑りやすくなっている。
悪条件が重なって疲れもピークに達す頃、ようやく、迎えのバスが見えた。 


《歩程》

甲子温泉6:30~甲子山8:30~旭岳(赤崩山)10:00~坊主沼避難小屋12:10(昼食)-12:30
~須立山13:30~三本槍岳14:10~朝日岳15:30~~峰の茶屋16:10~峠の茶屋16:50

行動時間 10時間20分 16.3キロ
地形図2.5万:那須岳


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ギンラン

ウラジロヨウラク

甲子山頂上

カエデの花


ウワミズザクラ

ウコンウツギ

旭岳(赤崩山)頂上

ツマトリソウ

ゴゼンタチバナ

ブナの実

ヤマグルマ?

須立山頂上

アズマシャクナゲ

三本槍岳

ムラサキヤシオ

キブシ

朝日岳は濃霧に霞む

ヤマイワカガミ

ドウダンツツジ

昔の硫黄精錬所跡(峰の茶屋近く)

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14日(金) 

 南月山~白笹山の間はシロヤシオが丁度、満開である。中の大倉尾根には及ばないまでも、
次々に現れ見応え十分なり。ただ、白笹山という名の通り、笹が繁茂し他の植物を駆逐する勢いなのはどんなものか。
那須には、全域にわたりムラサキヤシオが見られる。濃い赤色が美しい。
白花のヤマイワカガミも全域に分布している。
  

《歩程》

湯本温泉8:00(貸切バス)
⇒峠の茶屋8:42~峰の茶屋9:25~茶臼岳10:19~牛ケ首10:59
~南月山11:35(昼食)-12:00~白笹山12:30~沼原13:50

行動時間 5時間 08分 10.6キロ
地形図2.5万:那須湯本

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茶臼岳を見上げる

茶臼岳頂上

南月山頂上

シロヤシオ


ハクサンチドリ

白笹山頂上

ゴゼンタチバナ

シラカバ林

ニワゼキショウ

ユウガギク

ミツバツチグリ

ヤマツツジ

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7年前の今頃:日光・社山~黒桧岳(2006年06月11日)

日光・社山~黒桧岳
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6年前の今頃・南アルプス・茶臼岳~上河内岳(2007年06月05日~07日)

南アルプス・茶臼岳~上河内岳

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4年前の今頃・東海自然歩道・家山~三河大野(2009年06月07日~10日)

東海自然歩道・家山~三河大野
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3年前の今頃:山梨・鹿倉山(2010年06月07日)

山梨・鹿倉山
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1年前・不老山
神奈川:不老山~谷ケ山
神奈川:不老山~谷ケ山2012年6月4日(月) Sクラブ山行に参加する三保ダムを渡った先から取り着く。廃道で、踏み跡なし。p843まで来るとテープが見られる。神奈川...

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1年前・鍬ノ峰
長野:鍬ノ峰
長野:鍬ノ峰2012年6月7日(木)夜~8日(金)Sクラブ山行に参加する今日のコースは樹林帯の木陰を辿るので涼しい。大町高校山岳部が開拓した登山道だという仏崎口から鍬...


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栃木:唐沢山

2013-06-07 | 栃木の山
栃木:唐沢山

2013年6月4日(火)

唐沢山は標高241mの里山である。
その昔、山城が築城されただけあって、急峻な崖にぐるっと
囲まれている。城跡には唐沢山神社が威風堂々と建つ。
霊験あらたかなのだろう、神社は今尚、寂れた様子は無い。

登山口は駐車場がある「見晴小屋入口」から取り付く。
一帯は旧宮内省の御料地だったという。
明治期に設置された境界石を至る所で見る。
御料局三角点や、「宮」マークが刻まれた境界石のお勉強をする。

田之入町と富士町の町村境界を北上する。
たかだか200mとはいえ、森林に覆われた山中のいや涼しさよ。

唐沢山神社を拝観し、尚、北上を続ける。
東京農大演習林に到り、今度は田之入町と岩舟町の町村境界を
南下する。
170mピークで町村境界を離れ、西南西にある露垂根神社へ向かう。

山を降りると、むせ返る暑さが襲ってきた。


《往路》
東急・渋谷7:05(田園都市線¥150)
⇒表参道7:08-7:11(メトロ千代田線¥230)
⇒北千住7:41-7:53(東武・伊勢崎線¥860)
⇒館林9:09-9:25(佐野線)
⇒佐野9:41-9:55(タクシー)
⇒「見晴小屋入口」10:05

《帰路》
露垂根神社14:35(タクシー人数割り往復¥1000)
⇒佐野14:45-15:28(東武¥500)
⇒館林15:44-15:49
⇒久喜16:23-16:27(JR湘南新宿ライン¥820)       
⇒渋谷17:20

《歩程》
見晴小屋入口10:10~P221mイモリ山10:22~見晴小屋10:33
~唐沢山城跡11:04~田之入町・岩舟町分岐11:40(昼食)-12:10
~P227m13:13~P170m14:04~露垂根神社14:33

行動時間 4時間23分 7.1キロ

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御料局三角点標
上面にペケ印、石の四隅がカットしてある
宮のくずし字が彫られている

御料局標石
「田沼町」町と町の境界石には二面に町村名が刻印されている
「犬伏町」
御料局標石「界一四八」

うっそうと茂る樹林がつくる日影は涼しい

見晴小屋から西北西方向の展望
秋山川と平行してJR佐野線が走る

これから向かうP290.3が聳え、田村町集落を見下ろす

神橋
唐沢山城の西城(天徳丸)にある

?花

唐沢山神社本殿
山門

巨大石灯籠

唐沢山神社内を「関東ふれあいの道」が通る

ヤマアジサイ

「おしゃかさま」石像がひっそり建立されていた。昔の峠道かしら・・

山から降り立った所に石塔がある

ノバラ

露垂根神社

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7年前の今頃:王岳~五湖山(2006年06月01日)

王岳~五湖山
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7年前の今頃:雪見岳~長者ケ岳~天子ケ岳(2006年06月02日)

雪見岳~長者ケ岳~天子ケ岳
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5年前の今頃・四国遍路一人歩き(2008年05月18日~24日)
 & 小石川植物園(2008年5月30日)

四国遍路一人歩き・41~51
小石川植物園
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3年前の今頃:地蔵山・志賀高原
(2010年)

志賀高原・池めぐり・2010年06月01日
京都・地蔵山&長老ケ岳・2010年05月25日~27日
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1年前の今頃・小富士
静岡:グランドキャニオン・小富士
静岡:グランドキャニオン・小富士2012年5月31日(木)Sクラブ山行に参加する富士山の麓は気温10度、少々肌寒い。ミルク色した濃霧の中を登る。新緑を愛で、ミツバツ...


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1年前の今頃・大室山
山梨:富士原始林・大室山
山梨:富士原始林・大室山2012年5月28日(月) Sクラブ山行に参加する天神峠から長尾山へは一投足、30分ほどで往復する。踏み跡はうすい。精進口登山道を下り、1245...

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1年前の今頃・不老山(2012年06月04日)、戦場ケ原(2012年06月05日)

不老山
日光・戦場ケ原
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