登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

山形:朝日連峰縦走;2の2

2009-08-28 | 東北
山形:朝日連峰縦走;2の2

8月20日(木) 


大朝日小屋4:25~大朝日岳4:42~大朝日小屋5:10~小朝日岳7:50~鳥原山9:30~朝日鉱泉13:36(泊)
=行動時間9時間11分



大朝日小屋  スタート

大朝日岳  ご来光


【奥に祝瓶山が見える】 大朝日岳から


お花畑   


【雲海の向こうに障子ヶ岳が霞む】


【越えてきた山稜を振りかえる、以東岳の頂きもみえる】


【大朝日岳・大朝日小屋を振り返る】


小朝日岳頂上;後ろに大朝日岳、地元のハイカーに見える範囲で山名を教わる


【来し方を振り返る】
 

鳥原山から大朝日岳・小朝日岳を望む  


鳥原小屋一帯は広大な湿原になっている。ルートは何度も曲がったり分岐したりする。鳥原小屋に泊まった青年とすれ違い、大朝日岳からの道ですねと確認される。
古寺鉱泉へ下山するところらしい。

金山沢出合;飛び石伝いに向こう岸へ渡る 

【登山口】中ツル尾根と分岐する地点。ブナの緑が目にも鮮やか。


【朝日川にかかる吊橋を渡ると50歩で朝日鉱泉】


朝日鉱泉(泊) ゴール


大朝日岳からご来光を拝すという願望が叶う。
感激の一瞬をバッチリ写す。
祝瓶山へ縦走するアコンカグア氏が大朝日岳から勇気凛々出立する。

小屋の管理人さんは中ツル尾根を勧めるが急坂下降が膝にきそう。無難な鳥原山経由コースを採る。
辿ってきた尾根を眺め、花を愛でながら、ゆったりペースでアップダウンを繰り返す。
それにしても暑い。涼風の通り道で一息いれる。
膝をナデナデする。

朝日鉱泉の夕食はご馳走だ。
珍味;ダチョウ刺し、から揚げイワナ甘酢あんは特筆もの。

同席した京女さんが明朝は左沢駅まで乗んなと申し出てくれる。
ラッキー!
タクシーの手配やらキャンセルやら手数をかけた宿主には、著作を購入して謝意とする。

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朝日連峰縦走;2の1

山形:朝日連峰で見た花

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山形:朝日連峰縦走;2の1

2009-08-28 | 東北
山形:朝日連峰縦走;2の1

2009年8月16日(日)~21日(金)

天候不順な今夏には珍しく、週間予報で晴れマークが続く。
チャンス到来、どこ行こうかなァ。
やっぱ、縦走でしょ、朝日連峰の花に会いに行こう。


《日程》
8月17日(月)泡滝ダム~大鳥小屋(泊)
8月18日(火)以東岳~狐穴小屋(泊)
8月19日(水)寒江山~竜門山~大朝日小屋(泊)
8月20日(木)大朝日岳~ 鳥原山~朝日鉱泉(泊)

《往路》8月16日(日)~8月17日(月)
渋谷(高速バス・夜行)22:30
⇒鶴岡(翌朝)6:15ー7:42(路線バス・大鳥行き)
⇒登山口8:52ー9:00(会員バスに乗り換え)
⇒泡滝ダム9:35

《復路》8月21日(金)
朝日鉱泉(マイカー便乗)7:30
⇒JR左沢駅8:25ー9:13
⇒山形9:53-10:04(つばさ)
⇒東京12:56

《費用》
(交通・行き)
高速バス 7040
路線バス 1360
会員バス 1200
(交通・帰り)
JR  11890
(宿)
山小屋(3泊・素泊まり) 4500
朝日鉱泉(2食)7500

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《歩行》
8月17日(月)


泡滝ダム9:46~七ツ滝吊橋11:46~大鳥小屋13:27(泊)
=行動時間3時間41分



泡滝ダム   歩行スタート


七ツ滝吊橋    


大鳥小屋(泊)  ゴール


できれば以東小屋まで足を延ばそうと甘く考えていた。
初日、荷の重さと、暑さに負ける。
汗をたっぷりかく。
コース途中に2~3ヶ所ある水場で飲む冷たい沢水がなによりのごちそうだ。
吊橋を2度渡る。自重だけでユラユラ揺れる。

下山してくる単独行4~5人にパラパラ行き会う。

早く着いて小屋でのんびりするのもいい。
コウホネが咲いているという三角池へ往復する元気もないし~。

話好きな小屋管理人さん達と会話が弾み、愉快なひとときを過ごす。
泊まり客は6人、以東岳ピストンの人が多い。

山上の以東小屋がここから見えるというのも驚きに値する。

夜は三日月と満天の星を部屋の窓から見上げる。



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8月18日(火) 


大鳥小屋5:36~オツボ峰8:27~以東岳9:42~狐穴小屋13:02(泊)
=行動時間7時間26分



大鳥小屋   スタート

【大鳥池にうつる山並み】


【大鳥池を振り返る】


【以東岳と以東小屋が近くなる】


【マツムシソウ・オヤマリンドウのお花畑】


オツボ峰から 大鳥池がクッキリ見える  


【奥に月山が見える】


【以東岳と以東小屋】


【大鳥池を見る】


以東岳 ;奥に飯豊連峰が霞む


【お花畑が次々に展開する】   


【これから辿る山稜】


狐穴小屋 (泊)  


午前中、涼しい間は快調に歩を運ぶ。

縦走路の両脇に咲く花々に元気づけられる。
ヒナウスユキソウは花期が過ぎて、すべてドライフラワー化している。

暑くなり、気息エンエン。スポーツドリンク1リットルが空っぽになる。
小屋に着くなり、水場で喉をうるおす。
小屋周辺は湿地帯に咲く花が多い。

沢登り3人組、泡滝ダムから縦走の健脚1人が同宿になる。
愛知の健脚氏は朝日連峰最南端;祝瓶山まで通し縦走するそうだ。
近い将来、6000m峰アコンカグア登頂の機会を狙っているという。


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8月19日(水) 


狐穴小屋5:12~寒江山6:53~竜門山9:08~西朝日岳10:33~大朝日小屋13:02(泊)
=行動時間7時間50分



狐穴小屋  スタート

【ガス沸くお花畑】


北寒江山   

寒江山    


竜門山   


西朝日岳  

大朝日小屋(泊) ゴール

天気がもうひとつという情報を得て、雨具を着込み出発する。
ガスが西から東へ相当なスピードで流れる。
にわか雨が降ったりやんだり、陽が差したり、めまぐるしい変化だ。
終日、ガスが湧き上がり、展望には恵まれない。

広大なお花畑が途切れなく続く、北海道に引けをとらない規模だ。
嬉しくて撮影に夢中になる。
1通り、お花を写し終えた頃、また雨が落ちてくる。
本降りにならず、涼しくて歩きやすい。

竜門小屋でビールを購入しているアーミー模様の服を着た青年と立ち話する。
面白いコース取りをしている。
朝日鉱泉(泊)~大朝日小屋(泊)~狐穴小屋(泊)~以東岳~狐穴小屋(泊)~
天狗小屋(泊)~南俣沢出合⇒(送迎)大井沢民宿(泊)・・・ゆとりの行程には惹かれる、真似したい。

かと思えば、対極にあるのが以下の方・・・
西朝日岳の下りで、短パンを着たおじさんと行き会う。
朝日鉱泉~泡滝ダムまで狐穴小屋1泊だけで縦走するツワモノだ。
毎年、恒例行事らしい。リュックの荷はペシャンコ、ガス・コッヘルは不要だわな、パンとお握りだけで通せるな。

大朝日小屋手前の金玉水で水3リットル汲んで上がる。
大朝日小屋には千客万来、10人ほど次々に到着する。
賑やかに座が盛り上がる。

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朝日連峰縦走;2の2 
山形:朝日連峰で見た花

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山形:朝日連峰で見た花

2009-08-26 | 高山植物
山形:朝日連峰で見た花

2009年8月17日(月)~20日(木)

【タカネマツムシソウ】                 


【オヤマリンドウ】

【イワウメ】実                       

【チングルマ】

【ミヤマコゴメグサ】                  


【ミヤマリンドウ】

【ハクサンシャジン】             


【イワインチン】

【イワショウブ】      


【ホタルイ】

【キンコウカ】     


【ヨツバシオガマ】

【ノリウツギ】


【チョウジギク】                     


【オニアザミ】

【オオカサモチ】                    


【ミヤマシシウド】

【ミヤマダイモンジソウ】                  


【コケモモ】実

【イワオウギ】                     


【ハクサンフウロ】

【イワオトギリ】                    


【イワオトギリ】実

【ミヤマリンドウ】                  


【ヒナウスユキソウ】

【タカネナデシコ】                    


【シロヨメナ】

【ハクサントリカブト】                 


【トモエシオガマ】

【ミヤマクルマバナ】                


【タテヤマウツボグサ】

【アサギリソウ】大写し                  


【アサギリソウ】

【チングルマ】穂                     


【ヒヨドリバナ】

【エゾシオガマ】                       


【ホツツジ】

【ユキザサ】実                      


【ツリフネソウ】

【クロモジ】実                      


【キンミズヒキ】

【?】


山形:朝日連峰縦走

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長野:高峰高原~池の平湿原~湯の丸高原

2009-08-09 | 長野
長野:高峰高原~池の平湿原~湯の丸高原

2009年8月3日(月)~4日(火)

池の平湿原の花を観に行こう、序に周囲の山々を巡ってこよう、と思い立つ。

《日程》
8月3日(月)高峰山~水ノ塔山~篭ノ登山~池の平湿原~三方ヶ峰~湯の丸(泊)
8月4日(火)角間山~湯の丸山~烏帽子岳

《往路》8月3日(月)
JR東京6:52(長野新幹線)
⇒佐久平8:21-8:40(JRバス)
⇒車坂峠9:50

《帰路》8月4日(火)
バス停・湯の丸11:00(千曲バス)
⇒佐久平12:00-12:40(JR長野新幹線)
⇒東京14:00

《宿》8月3日(月)湯の丸;民宿わたらせ

《費用》
JR(往復) 12340円
路線バス(往復)2680円
宿泊(夕のみ) 5000円    

2.5万地形図;車坂峠・嬬恋田代
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《歩行》
8月3日(月) 
車坂峠9:51~高峰山10:38~水ノ塔山12:16~篭ノ登山13:14~池の平湿原13:53~三方ヶ峰14:32~見晴岳14:55~湯の丸16:34(泊)=行動時間6時間43分

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車坂峠;高峰山の登山口へは鳥居をくぐり、トイレの前を通る


高峰山;登山口からいきなり花々、頂上まで花の切れ目がない。百花繚乱だ。
宿に着くのが遅くなるといけない、心ならずも、花の撮影を封印する。


高峰温泉;ランプの宿、すぐ先に水ノ塔山登山口標識がある。佐久平行きのJRバスが発車待ちしている。


水ノ塔山;お握り&パンの昼食、ハエの集団が集ってくる。ホウホウの態で退散。


【車坂峠方面を見下ろす】水ノ塔山から


篭ノ登山;後ろは水ノ塔山


【水ノ塔山の赤ゾレを振り返る】篭ノ登山から


【これから向かう池の平湿原を見下ろす】篭ノ登山から


池の平湿原;ストック・手袋をしまい、堰を切ったごとくシャカシャカ、花撮影に専念する。


三方ヶ峰;金網越しにコマクサの群落を観賞


【小諸を見下ろす】三方ヶ峰から


池の平湿原を振り返る、通ってきた水ノ塔山も頭を出している(三方ヶ峰から)


見晴岳;ここのコマクサも金網で囲って保護してある。


地蔵峠;湯の丸バス停がある。

【90番観音】鹿沢温泉まで百体の観音像が旅人を見守る。
今日の宿は90番観音の前にある。標高1582m、クーラー不要の避暑地。
夕食にはイワナ姿つくり、スイトン汁がでる。


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8月4日(火) 
宿4:20~角間峠5:46~角間山6:34~湯の丸山8:22~烏帽子岳9:26~バス停・湯の丸10:30=行動時間6時間10分

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宿;4:20スタート、同じ宿に泊まっている人が途中まで案内してくれる。避暑で長期滞在している方だ。

№89観音から角間峠へ向かう

湯の丸牧場の中を通る

角間峠


【雲海に浮かぶ桟敷山】角間峠から


【湯の丸山を望む】後ろは烏帽子岳、角間峠から


角間山頂から四阿山&根子岳を望む


【雲海に浮かぶ高峰高原の山々を見る】角間山から


【噴煙をあげる浅間山を望む】角間山から


角間峠へ戻る

湯の丸山から烏帽子岳を望む


富士山がかすかに見える(湯の丸山から)


八ヶ岳が見える(湯の丸山から)


四阿山が近い、手前は湯の丸北峰(湯の丸山から)


烏帽子岳の山容;人気がある山、三々五々ハイカーが登ってくる。


湯の丸分岐へ戻る

湯の丸キャンプ場;貸しテントが何10張も設営してある。

バス停・湯の丸;11時のバスに間に合う。早朝にスタートした甲斐があった。

池の平湿原で見た花
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長野:池の平湿原で見た花

2009-08-05 | 高山植物
長野:池の平湿原で見た花

2009年8月3日(月)

【シャジクソウ】                      【ワレモコウ】
 

【マルバダケブキ】                     【コウリンカ】
 

【クルマユリ】                     【ミヤマシシウド】
 

【トリアシショウマ】                    【シュロソウ】
 

【ネバリノギラン】                   【ニッコウキスゲ】
 

【ヤナギラン】                         【アヤメ】
 

【ハクサンオミナエシ】                    【シモツケ】 
 

【ミネウスユキソウ】                     【コマクサ】
 

【ツリガネニンジン】                   【マツムシソウ】
 

【タカネナデシコ・ウツボグサ・ワレモコウ】          【ギボウシ】
 

【イブキジャコウソウ】                  【ノコギリソウ】
 

高峰高原~池の平湿原~湯の丸高原        

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