登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

日光街道を歩く №1 日本橋~北千住

2010-10-28 | 街道歩き
日光街道を歩く:№1 日本橋~北千住

2010年10月25日(月) 

Sハイキングクラブの街道歩きシリーズに参加する。
お江戸・日本橋・橋のど真ん中に道路元標がある。
現在、道路工事中のため、本物は撤去され、立派な複製が橋の袂に建立されている。
そこから日光街道歩きをスタートする。
道中、あちこち史跡に立ち寄り、リーダーの説明を聞きながら歩く。
知らなかったことばかりで、頭の中はパンクしそうだ。
《往路》
渋谷駅08:30
⇒三越前駅08:51

《復路》
北千住駅(東武線)15:28
⇒渋谷駅16:10

《日程》
日本橋~柳橋~浅草寺~泪橋~千住大橋~北千住駅

《歩程》
日本橋9:20~旧日光街道標識碑9:48~柳橋10:09~浅草寺11:15
~待乳山聖天宮11:49~永井荷風墓所13:31~松尾芭蕉句碑14:16
~一里塚15:02~森鴎外旧居15:09~本陣跡15:17~北千住駅15:20
行動時間 6時間00分 19.4㌔



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日本橋にある「東京市道路元標」複製

「日本橋」由来が記されている

「旧日光街道本通り」
家康江戸幕府開府に際し大伝馬町と称す、とある
日光街道は日光東照宮への参詣路

「両国広小路」
界隈に旧相撲国技館あり

神田川にかかる「柳橋」
明治時代、近くに花街があった

「春の夜や、女見返る柳橋」 子規

隅田川(向こう)に流れ込む神田川(手前)
   
建設中のスカイタワー
ビール会社のオブジェも目を惹く
手前は隅田川の流れ

雷門
おのぼりさんで大賑わい

「東西めぐりん」100円バス

浅草寺

重要文化財「浅草神社」
きれいどころが乗る「三社祭」おみこしで有名

「二天門」も重要文化財

「池波正太郎」生誕地

待乳山聖天宮
大根が売られていたり、宮内に巾着模様が彫ってある。
祈願すると健康(大根)や商売繁盛(巾着)の御利益が得られる


千住回向院
杉原玄白「解体新書」ゆかり

永井荷風詩碑
新吉原遊女が埋葬されている「浄閑寺」にある

円通寺
「黒門」が移設されている

旧上野「黒門」
弾痕多数あり
薩長:彰義隊の半日戦争遺物

松尾芭蕉句碑


素サノ雄神社
芭蕉句碑がある神社

「奥の細道」松尾芭蕉が歩いた道




「奥の細道」矢立

奥の細道「旅立ちの地」
与謝野蕪村屏風絵

「千住大橋」広重版画

「富嶽36景・千住の図」葛飾北斎

今の千住大橋

松尾芭蕉像:日光道中・千住宿

「月日は百代の過客にして」「奥の細道」冒頭

「千住の賑い」 日光道中、最初の宿場として栄えた

松尾芭蕉句碑:「鮎の子のしら魚送る別哉」

千住高札場跡
お上のお触れを掲げたところ

一里塚跡:日本橋を起点に、一里刻みに土盛りをした

千住「森鴎外」碑

千住宿本陣跡:大名などお偉方が泊る宿


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新潟:大源太山~谷川岳 3の2

2010-10-23 | 新潟の山
新潟:大源太山~谷川岳 3の2

10月19日(火) 濃霧  

蓬ヒュッテ 6:00~武能岳 6:52~茂倉岳 8:51
~一ノ倉岳 9:30~谷川岳 11:04~ラクダノ背 12:47
~西黒尾根登山口 14:28~バス停・谷川岳ロープウエー 14:41
 
行動時間 8時間41分 11.9 ㌔

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地形図2.5万:茂倉岳・水上




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蓬ヒュッテスタート
仙人が打ち鳴らす安全祈願・鐘の音に見送られ、ガスの中を歩き始める。
四方真っ白で足元が見えるのみ。
なぜか咲き残っている高山植物が次々にあらわれ、おかげで退屈しない。

武能岳 頂上

単独行に会う
茂倉岳避難小屋泊したらしい。チョロチョロだが水場が近く、小屋はきれい・お勧めとか。
入山は厳剛新道、下山は大源太山から旭原へというコースとり。

茂倉岳頂上

若者に会う
破線コース・中芝新道を登路にとったそうだ。
彼でさえ、ドキドキしながら登ってきたという。
下山コースは茂倉新道を土樽へ降りる日帰りトレッキングだとか。

一ノ倉岳 頂上
かまぼこ形の小さい避難小屋あり
白い標識が中芝新道入口



ノゾキ
今日はガスって見えないが、腹ばいになって一ノ倉沢を覘く場所


ガスが一瞬、途切れる


奥の院


カップルに会う。
西黒尾根を登ってきたというから、様子を尋ねると鎖場もあり、厳しいよと忠告される。
蓬ヒュッテに泊まり、明日は白毛門へ縦走するとのこと。

オキノ耳&トマノ耳


西黒尾根がくだっている


オキノ耳山頂


トマノ耳に登山者がいっぱい
真っ赤なナナカマド実


草モミジ


トマノ耳山頂


肩の小屋前で軽食をとる。
横に座った若者は紅葉を楽しみに登ってきたが、このガスでは無理かなと諦め顔だ。

私は天神尾根ではなく、西黒尾根を下ろう、鎖場は決死の覚悟 で乗り切ろう、と決める。

ザンゲ岩


紅葉が山肌を彩る


天神尾根&ロープウエー駅が見える


マチガ沢の眺め



厳剛尾根分岐


たくさん居たハイカーは全員、厳剛尾根へ下山したのか、
誰一人追いついてこない

西黒尾根を振り返る


紅葉


ラクダノ背


マチガ沢の眺め


西黒尾根登山口


***

西黒尾根・・私には、手強い下りであった。

新幹線を利用すると、登山口へ早い時刻に到着できるんだ・・と実感
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3の3

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新潟:大源太山~谷川岳 3の1

2010-10-23 | 新潟の山
新潟:大源太山~谷川岳 3の1

2010年10月18日(月)~19日(火)

ハイキング誌のガイド記事に興味を惹かれ、紅葉期に登る。
公共交通機関のみで入下山できるのが、ありがたい。




《往路》
10月18日(月)
JR東京駅6:08(上越新幹線)
⇒越後湯沢7:24-7:55(路線バス¥320)
⇒バス停・旭原8:14

《復路》
10月19日(火)
バス停・谷川岳ロ-プウェ-駅15:13 (路線バス¥1100) 
⇒JR上毛高原駅16:03-16:22(上越新幹線)
⇒東京17:40

《日程》
10月18日(月)
大源太山~七ツ小屋山~蓬ヒュッテ(泊)
10月19日(火)
武能岳~茂倉岳~一ノ倉岳~谷川岳

《宿》
10月18日(月)蓬ヒュッテ
     
《費用》
JR ¥12040(往復)
路線バス ¥1420
宿 ¥7000(2食)

《歩程》

10月18日(月
バス停・旭原 8:16~林道終点 9:06~ 渡渉点 9:39
~大源太山 11:57~七ツ小屋山 13:30~蓬ヒュッテ 14:28 (泊) 

行動時間 6時間12分 9.4 ㌔
***
地形図2・5万:土樽・茂倉岳



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バス停・旭原 


畑の見張り役をしている犬は木彫り


林道終点 


アルミ製の橋を渡る


渡渉地点、ロープがありがたい


ブナが目につく


谷底になった登山口を振り返る


紅葉


大源太山が見えてくる


大源太山 頂上
若者二人が軽装で登ってきた。職場である「アルプの里」が見えるという。


大源太山から平標山遠望


大源太山から巻機山を遠望する


大源太山から朝日岳を遠望


上越のマッターホルン・大源太山を振り返る


清水峠分岐
後方は白毛門


七ツ小屋山から谷川岳を遠望


紅葉(後方、朝日岳)


谷川岳方面へ続く稜線(七ツ小屋山から)


大源太山を振り返る


清水峠方面の紅葉


小じんまりした蓬ヒュッテが見えてくる
 

蓬ヒュッテ主・高波仙人はオールマイテイ・一人○役
湯沢遭難対策協トップ・ツアーガイド・スキースクール校長、
土樽で民宿をやっている奥さんと三百名山を目指しているとか。

同宿の方、二名が加わり、話が盛り上がる。

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3の2

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新潟:大源太山~谷川岳 3の3

2010-10-23 | 新潟の山
新潟:大源太山~谷川岳 3の3

2010年10月18日(月)~19日(火)

夏の忘れもの、高山植物の数々

ドライフラワー・・・何の花だっけ


ツツジが来年の蕾を付けている


ミヤマクルマバナ



オヤマボクチ


ウメバチソウ(実&花)


コゴメグサ


イワナシ(蕾)


タテヤマウツボグサ


イワオトギリ


葉っぱも真っ赤


カラマツソウ


イブキボウフウ


ツルリンドウ(実)


ハクサンシャクナゲ(蕾)








ハクサンイチゲ


ミヤマキンバイ
92

オヤマノリンドウ


コケも色づく


ミヤマヨメナ

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山行記録 3の1

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岐阜:六谷山 & 大雨見山

2010-10-16 | 北陸・東海
岐阜:六谷山 & 大雨見山

Sハイキングクラブのバスツアーに参加する

2010年10月12日(火)~14日(木)

《往路》10月12日(火)
八王子駅 21:00(貸切バス・車中泊)
⇒13日(水)神岡町・東茂住(仮眠) 

《復路》10月14日(木)
飛騨天文台(貸切バス)9:45
⇒八王子駅15:00

《日程》
10月12日(火)八王子駅⇒(貸切バス・車中泊)
10月13日(水)東茂住~六谷山 ハイキング⇒国民宿舎泊
10月14日(木)大雨見山ハイキング⇒帰宅



《宿》
10月12日(火)貸切バス・車中泊
10月13日(水)流葉スキー場・国民宿舎:霜出荘 

《費用》
 ¥27000 

《歩程》
10月13日(水) 
東茂住林道入口6:40~茂住峠9:09~△1374m圏の中間ピーク10:10
~六谷山10:51~茂住峠に戻る12:42~東茂住駐車場15:24 

行動時間 8時間44分 21.2㌔
 
⇒国民宿舎泊

地形図2.5万 東茂住 

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東茂住:林道入口
我々のマイクロバスは林道通行が無理(道幅が狭いので)、
林道入口から歩く羽目になる。
後ろから来る軽トラックやら自家用車に追い越される。
車幅が狭い車だと、登山口の茂住峠まで通行できるようだ。

テンニンソウ

テンニンソウ(実)


山の紅葉は、いまひとつ。


ミゾソバ





カツラの大木



茂住峠・登山道入り口
山道への入口を全員が見逃す。
相当、下ってから「おかしい」と気づき、戻ってくる。

中部電力の反射塔巡視路入口でもある。

峠から少し入った地点にお地蔵さんが鎮座する。
   


ブナ(実)

 
六谷山・頂上



帰りしな林道から反射板を見上げる。
反射板の右奥に六谷山・頂上がある。


オオアキギリ


「ノーベルへの散歩道」
カミオカンデ学者さんゆかりの道だろうか


流葉温泉
露天風呂

シェイプアップ浴もできる


宿の御馳走をタラフクいただく


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10月14日(木) 
大雨見山へ 
京都大学飛騨天文台までマイクロバスで直行。
天文台から大雨見山へは登り20分、下り15分。距離 往復 1.34㌔

地形図2.5万 町方・船津

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京都大学飛騨天文台


登山道入口


ブナの大木に「さるのこしかけ」が生えている

ブナ林


大雨見山



天文台へ戻る


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東京;三頭山

2010-10-10 | 東京の山
東京:三頭山

2010年10月7日(木) 

去年、月刊ハイキングガイドに掲載されたコースを歩く。
目的が足の具合を試すためだから、用心に越したことはない、
痛み止めを忘れず飲んで、歩きだす。


《往路》
JR立川駅 6:50
⇒奥多摩 8:02-8:45(西東京バス)
⇒バス停・小河内神社 9:10

《復路》
バス停・都民の森  15:44 (無料送迎バス)
⇒バス停・数馬 16:00
~(徒歩5分)バス停・数馬温泉センター16:05(入浴)- 16:59(西東京バス)
⇒JR五日市駅 17:53 -18:24       
⇒立川 19:01

《日程》
バス停・小河内神社
~三頭山
~バス停・都民の森

《費用》
バス
  奥多摩駅~小河内神社 ¥500
  数馬温泉センター ~五日市駅 ¥910
電車(往復) ¥1960

《歩程》
バス停・小河内神社 9:12~三頭山登山口 9:37~イヨ山 10:37
~ヌカザス山 11:27~入小沢ノ峰 11:42~鶴峠分岐 12:23
~三頭山西峰 13:05~三頭山中央峰 13:20~三頭山東峰三角点峰 13:24
~鞘口峠 14:18~バス停・都民の森 14:47

行動時間 5時間35分 8.6㌔

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地形図2.5万 ;猪丸・奥多摩湖


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バス停・小河内神社から奥多摩湖を見下ろす。
同時に下車した男性5人グループは湖畔を一周するらしい。


浮橋を通って対岸へ渡る。


奥多摩周遊道路へ上がる踏み跡を見逃し、戻ってきて見つける。

三頭山登山口 


イヨ山  


ヌカザス山  


三頭橋分岐


ツネ泣峠


急坂にロープを渡してある。
何年か前に、このヌカザス尾根を下ったが、ロープはたしか無かった。
怖い下りだなと思った記憶が鮮明に残っている。

オツネの泣坂を登っている途中、ごく自然に、けもの道に引き込まれ、尾根を外してしまう。
巻き道だろうとそのまま進むが、一向に尾根へ向かう気配がない。
これは、いけない。樹間を縫って、無理やり尾根に戻る。

入小沢ノ峰 


金風呂分岐


ブナ古樹
幹に生えているのはブナシメジだろうか


鶴峠分岐  
展望が開けないが、木株に腰を降ろし、シャリバテになる前に軽く食べる。


男性単独行が下山してくる。

三頭山への最後の登りは尾根を巻いて左へ行くのだが、
けもの道かもしれないと思い、尾根筋を無理やり辿る。
すると、うまい具合に三頭山西峰へ直に到達した。
富士山展望地で地図を見ている登山者に西峰は何処ですか?と尋ねたものだ。
なーんだ、ここだって・・
西峰



さすが、三百名山&山梨百名山、著名度抜群の山だ。山頂は賑わっている。
ツアー団体にもすれ違う。

三頭山中央峰


三頭山東峰三角点峰


展望台から特徴ある大岳山を望む


鞘口峠へは分岐が何か所もある。
きつい下りが続く。
鞘口峠 


バス停都民の森  
売店でおはぎを買ったら、数馬温泉センターの割り引き券をくれた。


数馬温泉センターで入浴中、ツアーの一行がどっと現れ、混雑する。
露天風呂


タイアザミ


セキヤノアキチョウジ



コウヤボウキ


オトコヨウゾメ(実)


トリカブト


シラネセンキュウ



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