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酒米でむすぶ交流会

2013-08-05 12:23:52 | ブログ

先日、富山県の三笑楽酒造・山崎杜氏にお誘いいただいて、「なんと酒米サミット」というイベントに参加してきました。

JAなんと管内は水稲作付面積の約25%を酒造好適米が占める、日本でも有数の酒米産地です。平成7年から開催してきた「田まわり」という行事が平成21年より「酒米サミット」と改称し、今回で19回目を迎えました。

このイベントは、富山県JAなんと、JAなんと酒造好適米生産組合が主催で、富山県内外の蔵元、酒販業者の方々をはじめ、指導関係機関、酒米生産者が多数参加しています。これら参加者全員がバスで、出穂期を迎えた酒造好適米の「五百万石」と「雄山錦」と「山田錦」の圃場(田んぼ)を回り、その生育状況を見学するのです。

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畦に芝生を植えてあり、雑草が生えにくくなっていました。非常にきれいに整備してあります。

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このようにJAの担当者が田んぼに入って説明してくれました。

今年は平年より早い生育状況だそうです。

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山崎杜氏も熱心にチェックしていました。

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ここの五百万石に惚れて毎年使用している(南砺五百万石)、山形県「酒田酒造」の佐藤杜氏も700キロを車で爆走して来ていました。

佐藤杜氏いわく「ここの酒米をとても信頼している」とのこと。

ワイン用のブドウ畑を見学したことは何度もありましたが、日本酒用の米の圃場をこのように見学したのは初めてでした。ワイン同様日本酒も原料作りが大切だということが良くわかりました。しかも人間が手をかければかけるほど良い品質の酒米になることが実感できました。(O.K)


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