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明治41(1908)年完成の洋館医院。 施主は医学校を卒業後しばらく勤務していた東京・順天堂医院のイメージを取り入れた建物を希望し、隣の上市町の大工を実際に東京まで見物に行かせてこの医院を建てたと伝わります。 中央に2階建ての本館を置いて左手には平屋の病室、庭木に遮られて見えませんが右手に和風の住宅を備えた規模の大きな個人医院となっています。 富山県滑川市小林 08年06月下旬
※参考 『明治・大正期 富山県の建築』 1982 内部写真が載っています。
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入院施設が無いかベッドの数が19床以下だと医院で、20床以上だと病院と定義されるみたい(豆知識)。
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昔の写真を見ると玄関扉は大きなガラスの入ったものでしたので、扉自体は取り換えられています。
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2階の窓はペディメント付き。 淡いピンクの外壁にグリーン系の窓枠がオシャレ。
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内部写真を見ると玄関入ってすぐの待合室は畳敷きで、右にレントゲン室があって左に診察室があるみたい。 壁には腰板が張られていて天井も凄く高そうです。
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単純に計算して今年(2011年)で103才。 一世紀分の風雪に耐えてきた重みを感じずにいられません。
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