熊本地方裁判所資料館

2012-08-03 07:19:01 | 大分・熊本・宮崎・鹿児島


 明治41(1908)年完成の旧熊本地方裁判所本館の中央部分のみを保存したもの。 当初建物は両翼に平屋建ての部分が続き平面はコの字型をしていました。 建物の施行は岩崎組、設計者は不明ですが明治30(1897)年に最初の司法技師になった山下啓次郎が有力な候補の一人としてあげられるそうです。  熊本県熊本市京町1-7  10年01月上旬他



 

 1階の開口部は3連アーチ。 


 2階の窓も3連アーチにして1・2階でイメージを統一しています。


 正面玄関。 団体による事前予約と憲法週間(5月最初の一週間)などの際に内部公開しているようです。


 昭和53(1978)年の新庁舎建て替えに際し、当時の保存運動によって正面主塔のみが残される。 


 

 正面部分のレンガは小口積み。


 

 レイトンブルーな屋根飾り。 屋根は反り屋根になっています。 


 

 両翼の跡。 古写真を見ると平屋の部分は縦長窓が並んでいました。




 背面にあった中庭からは熊本市内を一望出来るほど眺めが良かったそうです。


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