明治13(1880)年に建てられた新潟県警察本部の建物の一部を昭和7(1932)年に移築してきたと伝わります。 工場の敷地内にありますが住宅として使用されたみたいで車寄せやその上のベランダは部屋として塞がれてしまうなど改変が著しいものの、柱頭の牡丹の花(?)や飾り板はしっかりと残っていて擬洋風建築らしい特徴もまだ顔を覗かせています。 資料によると当初は1階が板敷きで2階は畳敷き、外観は下見板張りで窓は上げ下げ窓だったと推測されるよう。 守衛さんの話だと現在は空家で使っていない建物だそうです(訪問時)。 新潟県新潟市江南区(旧亀田町)元町2-2-64 佐文工業所内 07年06月中旬他
※見学する際は必ず守衛さんに敷地内立ち入り許可を取って下さい。
亀田製菓と言えば例のCMのお蔭で、あられ・おせんべいと私も刷り込まれてしまっています(笑)。
関越自動車道を走っていると一面に田んぼが広がっている風景も見え、
新潟は本当に米どころなんだなぁ~と実感しますね。
この町に行ったとき、建物より
「おお、ここが某米菓メーカー
亀田製菓の故郷か」(たぶん)
ということに感心してしまいました。