![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/81/b2c328118e0b0ca690453896f9184aca.jpg)
「国神銀行」と金融業の「共栄」が合併して明治35(1902)年に誕生した武毛銀行の本店新社屋として大正7(1918)年に完成。 煉瓦造(資料によっては木造レンガ積みとも)の建物ですが、女性の白粉(おしろい)化粧のように正面と側面の3分の1ほどを白色系のタイルで覆って明るい雰囲気に仕上げています。 埼玉県秩父市下吉田3871-1 08年03月下旬
※参考 『近代埼玉の建築探訪』 2006
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/f4/7b7fc0c2a74e1b90a5b1ac12f640c4f9.jpg)
「登録文化財」のプレートが誇らしげな正面玄関。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/4e/f5dd42d793479cd46df31cc5fe73482b.jpg)
2階部分の装飾。 大正時代の建築という事もあり、古典様式から一歩進んだようなデザイン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/30/14ba59dc0ee285cc7b8a561374ce79fd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b4/d6aacb094625b116c6262931b1190119.jpg)
レンガは小口積み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/6b/91c68fd92582296ebb83aec7e5314819.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/7d/411c04fe76b85b9f588803ece496f761.jpg)
この建物が建った頃の武毛銀行は資本金50万円を超える大銀行でしたが、大正11(1922)年に秩父銀行と合併してその歴史に幕を閉じる事になります。