神宮球場でつかまえて!

2022-10-05 19:14:19 | スポーツ日記

本日の気候は秋の様相で、

涼し気にしとしとと秋雨を降らせております。

昨日までは秋の強い日差しで暑さも感じておりましたが・・・

段々と秋の訪れを感じております。

 

昨晩は、この秋初の焼き秋刀魚を・・・

大根おろしとポン酢でさっぱり美味しくいただきました!

 

そうそう・・・

今週は、プロ野球界でも新たな記録が更新されましたね!

東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が、

56号ホームランで王貞治さんの55号ホームランの記録を塗り替え、

最年少で三冠王にも輝き・・・

シーズンの最終ゲームで素晴らしい栄冠をつかみとりましたね!

哀しいニュースも多い昨今ですが・・・

そんな秋の明るいニュースから元気をいただいております。

 

秋と言えば読書の秋ですね~!

The Catcher in the Rye」を読み終えてから・・・

前前回前回のブログに・・・

こちらの本の感想を書き込もうと思っていたのに・・・

書き込んでいる最中に内容がどんどん脱線してしまい・・・

いつの間にか違う内容を書き込んでおりました。(笑)

本日は・・・

読書の話題以外にも・・・

私がたまたま偶然に体験することが出来た、

貴重なエピソードも書き込みたいので・・・

またまた・・・

書き込み内容がわき道へと逸れないうちに・・・

趣味の読書の話題を先に綴っておきたいと思います。

 

私がこちらの本を読みながら感じた事は・・・

今の流行り言葉で言えば・・・

とても「エモい」のです!

私の10代の思春期の頃も・・・

固定電話の時代でした。

主人公のホールデンが誰かと連絡をとる時は・・・

誰が電話口に出るともわからない固定電話に電話をかける必要があった時代なのです。

今の便利で個人主義的な時代が設定なら、

なかなか成り立たない描写がいくつもあって・・・

なんだか・・・

アメリカが舞台のお話なのに・・・

とてもノスタルジックなお話でした。

日本の時代で例えるなら・・・

戦後の昭和な雰囲気が漂うような・・・

そんな情緒深い風景がいくつも浮かんでくる小説でした。

と・・・

ここまでは・・・

こちらの「The Catcher in the Rye」の感想になりますが、

私がこちらの書籍を購入したきっかけは、

訳者が村上春樹さんだったからです。

だからもう一歩踏み込んで・・・

なぜ?こちらの小説を村上春樹さんが翻訳されたのか?

その真意を探ってみたくなりました。

それは・・・

私が以前に・・・

村上春樹さんの自叙伝エッセイ

職業としての小説家」を拝読した経験からです。

あの当時の私は・・・

村上春樹作品の読者として・・・

今よりももっともっと未熟でした。

だから・・・

あの当時・・・

村上春樹さんのエッセイを手にして・・・

村上春樹作品の奥底に眠っている・・・

メタファーをもっと簡単に手軽に容易に理解しようとしておりました。

だからあの当時は、

ワクワクしながらネットでこちらの書籍を注文したことは今でもはっきりと覚えております。

でもでも・・・

やはり私の様な未熟者には・・・

通り一辺倒な内容しか理解できず・・・

今後・・・

安易に村上春樹作品に手を出したら・・・

結局は・・・

通り一辺倒な感想しか抱けないまま・・・

村上春樹作品のページを閉じるようなってしまうのではないかと・・・

だから特に・・・

「ねじまき鳥クロニクル」以降に書かれた作品を手に取る自信が益々なくなっていきました。

あっ!いけない!

またまた話がわき道に逸れようとしております。(笑)

私が「The Catcher in the Rye」で一番印象に残っているのは、

18章の後半です。

236ページから238ページのたった3ページに、

村上春樹さんがこちらの小説を翻訳してみたくなった内容が記されているのではないか?と・・・

勝手に想像してしまいました。

そして私はJ.D.サリンジャーさんがいつ頃?

こちらの小説を書き綴っていたのだろうか?と・・・

具体的に知りたくなったのでした。

そんな事を感じる前は・・・

こちらの小説の時代設定を

私は勝手に・・・

1960年代から1970代頃だろうと想像しておりました。

そこで、

18章を読み終えた私は・・・

こちらの書籍の最後のページを開き・・・

いつ頃書かれた小説なのかをたどりました。

でも最後のページには・・・

村上春樹さんが翻訳された書籍が・・・

2006年3月31日に発行された手掛かりしかつかめませんでした。

そこで私は・・・

すかさず、最初のページを開いてみました。

すると・・・

「Copyright © 1945,1946, 1951 by J.D.Salinger」と記されておりました。

それは・・・

こちらの小説が戦前?戦中?頃に書かれたのではないかと推測される手がかりが記されておりました。

その瞬間!私は次に読む本を決めました。

ここまでが・・・

「The Catcher in the Rye」

(作)J.D.サリンジャー (訳)村上春樹

を読んで感じた事でした。

その感じた事をより具体的に感じ取るために、

私が次に手にしてページを開いた本は・・・

「猫を棄てる」(著)村上春樹

こちらの書籍を手に入れたきっかけは・・・

多分、二年前の秋頃だと思います。

ただ、あの頃の私がこちらの本のページを開くには、

村上春樹作品(小説)を開く自信がないのと同じくらいに

いやもっともっと自信がありませんでした。

でもやっとこの秋にこちらの本のページを開く自信がつきまして、

この度・・・

こちらの著書を謙虚な気持ちで拝読させていただきました。

ですから・・・

こちらの著書の感想はブログに言語化する事は控えたいと思います。

 

そして、

ただ今、読み進めている本は・・・

「海辺のカフカ」(作)村上春樹

こちらの本は息子が中学校に入学する前後くらいに

新古書店で購入しておりました。

あの頃は・・・

はじめは読む気満々でこちらの本を手に入れたはずだったのに、

これから思春期を迎える息子を持つ母親として・・・

こちらの本を開く勇気が段々と薄れていきました。

前々回のブログでは・・・

「思春期男子が主人公の小説はずっと避けていた」と、

書き記しておりますが、

マイブログをよ~く振り返ると・・・

実は私・・・

思春期男子が主人公の小説を避けてなどおりませんでした。

ただ、

あの頃の私は、その数年前、いやもっと前から・・・

村上春樹作品に登場してくる「笠原メイ」に共感しておりました。

でも息子が思春期に入る中学生頃からは・・・

笠原メイとは真逆の思考回路で母親を演じなければならない時期でもありました。

だから尚更・・・

「海辺のカフカ」の文庫本の裏表紙に記されている紹介文を目にしてからは・・・

どうしても「海辺のカフカ」のページが開くことが出来ず、

今までずっと避けてきた村上春樹作品の一つだったのです。

ですから、正確に言えば・・・

「思春期男子が主人公の『海辺のカフカ』はずっと避けてきた」が正解です。

でも「猫を棄てる」を読み終えてからやっと・・・

こちらの・・・

15歳の少年が小さな図書館の片隅で暮らすストーリーが描かれているページを開く決心がつきました。

ただ今、54ページまで読み終えました。

 

そんな読書の秋を楽しんでいる過程にある私ですが、

 

この連休のシルバーウイークに家族が4人揃う日の晩に、

芸術の秋!スポーツの秋!を堪能させていただきました!

 

芸術の秋は・・・

「沈黙のパレード」の映画鑑賞に出かけました。

家族が4人揃った晩にレイトショーで鑑賞しました。

こちらの作品を「家族全員で観たい!」と言い出したのは息子でした。

そんな事を言い出すのは珍しかったので、

なぜか?と息子に理由を尋ねながら、

思い出したかのように・・・

9年前に公開された、

ガリレオシリーズ「真夏の方程式」の謎は・・・

あれから解けたのか?

半分冷やかし程度でそれらの事を息子に訊いてみました。

すると息子は・・・

中学2年生の頃に図書館で・・・

「真夏の方程式」(作)東野圭吾原作を読んだと言い出すのです。

それを聴いてビックリ!

私には二つのビックリ!が湧き起りました。

一つ目は、あの読書嫌いだった息子がまさか!

中学生の頃に小説を読んでいたなんて~!のビックリ!です。

二つ目は、あれ?息子が図書館に読書目的で訪れていたなんて初耳です!のビックリです。

あの頃の記憶を振り返ると・・・

息子が図書館を訪れる目的といったら大概は試験勉強が目的のはず!

あの頃の私がそれを知ったらきっと複雑だっただろうな~!

毎回、パッとしない定期考査試験結果の息子に・・・

とてもじゃないけど・・・

ママは笠原メイに共感するなんて言えない時期でした。(笑)

今となっては・・・

思春期の息子が自分の興味を持った小説で情緒磨きをしていてくれてよかったのかも!

そんな訳で・・・

大の大人4人で「沈黙のパレード」を鑑賞した帰りの車の中では、

息子がヘリウムガスと液体窒素の解説をしだし・・・

気分は・・・

湯川准教授改め、湯川教授気分な息子なのでした~!

「うん~!実に面白い!」

 

そして・・・

スポーツの秋は・・・

家族四人でプロ野球観戦に出かけました!

家族4人で野球観戦に出かけるきっかけを作ったのは娘でした。

平日の晩の食後に、くつろぐ娘と息子の会話からはじまったのですが、

娘は息子の母校の高校野球を観戦してから、

とても野球観戦に興味を持ったらしく、

横浜DeNAベイスターズファンの弟にチケット代は出すからと野球観戦に誘っておりました。

その横でそんな会話を聞いていた私も・・・

野球観戦に興味津々です。

それなら、連休中のみんなが揃う日に、

巨人ファンのパパも誘って、

横浜VS巨人戦を観よう!って事になったのです。

その後、

夫が帰宅するなり夫のスケジュールを訊きながら、

家族四人が揃う日の晩の東京ドーム戦のチケット予約をしようとしたら、

4人で並んで座れる座席は売り切れ状態でした。

「家族バラバラの席になるなら意味ないね~!」ということになり、

次に家族四人が揃う休日の晩の横浜戦のゲーム日を追うと、

それは9月25日の晩の神宮球場戦でした。

横浜VSヤクルトなら・・・

セ・リーグの一番手と二番手の闘いだからいいね~!ということで、

家族の意見が一致して・・・

そのまま、チケット発売日を待ち、

チケット発売日当日に、

息子希望の席をネット予約することが出来ました。

すると息子は・・・

「俺はこれで5回目の横浜戦を観ることになる!」な~んて嬉しそう!

ん?まてまて・・・

私の記憶の中では・・・

息子が球場で横浜戦を観戦するのは4回目のはず!

そこですかさず、「4回目でしょ?」と尋ねると・・・

「いや5回目だ!」と言うのです。

息子はどうやら昨年の東京オリンピック開催前頃に・・・

神宮球場へ・・・

横浜VSヤクルト戦を観戦しに行っていたらしいのです。

浪人生の身でありながら・・・

予備校の帰りに神宮へ向かったとの事・・・

あの頃は・・・

息子から予備校の授業が終わると自習室か近くのカフェで試験勉強していると聞かされておりましたので・・・

まさか!野球観戦していたなんて~!

もうビックリです!

この春に・・・

茶碗蒸しのもとからマカロニグラタン!」な~んてブログに書き込んでいる私は・・・

今更、息子を叱責できるはずもなく・・・

今頃、しれ~っと母親に野球観戦の報告をする

二子目の息子の要領の良さにあきれるばかりです!(笑)

そんな訳で・・・

横浜VSヤクルト戦を観戦するまで・・・

家族でプロ野球のニュースなどはよく目にするようになり、

その数日後には・・・

村上宗隆選手の55号ホームランのニュースが流れると・・・

我が家はまた別のワクワク感を持って・・・

神宮球場戦を心待ちにしておりました。

その頃の息子も、

横浜の逆転優勝も狙っていたので・・・

「村上のホームランも観たいけど、横浜には勝ってもらいたいな~!」とよくつぶやいておりました。

するとその数日後には・・・

「やばい!もしかしたら?観戦しに行く日にヤクルト優勝が決まるかも~!」と・・・

吐露しはじめ・・・

「村上のホームランは観たいけど、二年連続横浜の前でヤクルトが優勝を決めるのは避けて欲しい~!」

ともこぼしておりました。

そんな訳で・・・

9月25日の横浜VSヤクルト戦当日は・・・

心躍らせながら、

ヤクルトのホーム球場の神宮へと向いました。

しかも娘は横浜ファンのお友達からユニフォームを借りてきての

プロ野球観戦です。

でもでもその日のゲームでは・・・

村上選手のホームランも横浜の勝利もありませんでした。

ですが~!

その日の晩は・・・

もっともっと素晴らしい体験をすることが出来たのです!

なんと!なんと!

9回の表まで0-0だったゲーム運びの中・・・

本当に接戦で・・・

息子の大好きな今永投手の鋭い投球も観ることが出来ました。

しかも・・・

特定の球団ファンが無い私ですが・・・

今までずっと侍Japanファンではあります。

もちろん!

昨年の東京オリンピックの侍Japanの応援も必死でした。

ブログなんて書き込んでいられないぐらい・・・

応援に夢中になっていた訳ですから・・・

そんな憧れの侍たちがプレーしている球場で・・・

生観戦できるなんて本当にワクワクがとまりませんでした。

そんなワクワクの中で・・・

9回裏・・・

ヤクルトのルーキー丸山選手がサヨナラヒットでお見事~!

ヤクルト・スワローズが優勝を掴んだ瞬間に立ち会えたのでした~!

野球ド素人の私は・・・

その瞬間!はじめは何が起きたのか分かりませんでしたが、

左隣に座っていた夫が両手をあげながら立ち上がり歓声を振りまいていたので・・・

私もようやくそこで何が起こったのか呑み込めて、

すかさず私もスタンディングオベーションさせていただきました。

まさか!

いただきもののチケットではなく・・・

初めて私自身が家族4人分のプロ野球チケットを購入し、

初めて家族4人でプロ野球観戦に訪れ、

こんな素晴らしいシーンに立ち会えるとは・・・

まさにミラクル体験なのでした~!

 

「うん~!素晴らしい!」

「いいもの魅せていただきました~!」

 

そんな興奮冷めやらぬ我が家は・・・

娘と息子は横浜DeNAベイスターズのユニフォームを着たまま、

そのまま・・・

いままでTV中継やニュース番組でしか観たことのなかった、

ヤクルトスワローズの優勝セレモニーを心行くまで堪能させていただき・・・

とても温かい気持ちになって神宮球場を後にしたのでした~!

 

そんな訳で・・・

秋のはじまりに素敵な体験をさせていただきましたが、

私の読書の秋!はまだまだ続きます!

 

この夏からの読書体験とスポーツ観戦のめぐり合わせに感謝して、

 

本日、「職業としての小説家」のぺージを開き・・・

41ページから3ページほど、

再度、拝読させていただきました。

                                      

今年は、サッカーワールドカップイヤーですね!

来年の春にはWBCもあるのですね~!

 

「がんばれ~!ニッポン!」

 

「がんばれ~!サムライブルー!」

 

がんばれ~!侍Japan!

 

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