奥の読書道

2014-09-26 18:47:59 | 家族日記

実りの秋ですね~!
この頃、色々な果物を堪能しています。
今年も、伯母が梨を送ってくれました。
梨はホントに甘くて瑞々しくて・・・幾つでも食べられます。
そんな美味しい梨だから・・・
ピカくんは、自ら梨の皮を剥いて食べやすい大きさに切って一人でいくつも梨を頬張っておりました。
段々と包丁使いも上達しているようです。(笑)
それからそれから・・・
スーパーでは、葡萄や林檎や・・・蜜柑も並んでいて・・・
美味しそうな果物を思わず買い込んでしまいます。
そうそう、美味しそうな秋刀魚も氷水の中で売られていたので・・・
そちらも家族分購入しました。
その日の晩ご飯は、焼き秋刀魚です!
家族皆、脂がのっていて美味しい!とご満悦でした~!
あ~!
食欲の秋ですね!
気を付けないと・・・あっという間に・・・ブタになってしまうママです!
久しぶりに体重計に載ったら・・・大変な事に!
ジョギングは細々続けていますが・・・
半身浴しながらの、ロングブレスダイエットは休んでばかり・・・

そんな中・・・
甥の誕生会がありました。
今回も、父と母が焼肉屋さんへ連れて行ってくれました~!
皆!お肉大好き~!
それから・・・韓国のご飯ものやスープもいただいて・・・満足!満足!
そんな訳で・・・私は食欲と格闘中ですが・・・
その後は、弟宅で・・・
母の知り合いのケーキ屋さんの美味しいケーキをいただいてお茶タイムです!
ショートケーキやタルトやモンブラン・チョコケーキにムースetc.
色々な種類のケーキが大きな皿に並べられて・・・そこにろうそくを立てて・・・
ハッピーバースデーの歌を歌いました~!
そうそう、甥っ子くんが昨年からテニスを習っているとのことで・・・
我が家からの誕生日プレゼントは、防寒用のトレーニングウエアを贈りました。
「これからも、テニス頑張ってね!」
スポーツの秋ですね~!

そうそう・・・
新学期がスタートすると・・・
まるちゃんもピカくんも更に更に・・・部活動を頑張っていました。
まるちゃんの学園祭では、まるちゃんの部活の催し物が大盛況で・・・
パパもママもピカくんも・・・感動しちゃいました。
そして、そして・・・
ピカくんの部活でも大会があったので・・・
パパとママで応援しに会場まで足を運びました。
中学生の必死に汗かいてる姿はいいものですね~!
そんな訳で・・・
まるちゃんもピカくんも部活を通して青春しているようでした~!

そんな秋のイベントを楽しんでいる訳ですが・・・
今年も、お彼岸の日に・・・
近所にある、パパのおじいちゃんとおばあちゃんのお墓参りに出かけました。
おじいちゃんとおばあちゃんに手を合わせると、なんだか心が落ち着きますね~!
その帰りには、パパのお母さんにスイーツをご馳走になり・・・
久しぶりにお母さんとおしゃべりも楽しみました。
そして、さらに・・・
自宅では・・・おはぎを頬張ったのでした~!
そう考えると・・・
日本では、イベントごとに和菓子が楽しめるのですね~!
秋分の日は、お萩をいただいて、
正月は、お汁粉をいただいて、
桃の節句は、桜餅をいただいて、
春分の日は、牡丹餅をいただいて、
端午の節句は、柏餅をいただいて、
夏はやっぱり!かき氷ですかね~!
中秋の名月には、月見団子をいただいて・・・
現代では更に・・・
ハロウィンは、子供たちがお菓子をいただいたり、
クリスマスには、クリスマスケーキをいただいたり、
バレンタインデーには、チョコレートをいただいたり、
ホワイトデーには、スイーツをいただいたり・・・
日本は、年間を通してグローバルなスイーツのイベントが盛りだくさんですが・・・(笑)
甘い物をいただきながら・・・四季を感じるいい機会です~!
なんだか・・・
四季折々に甘い物が楽しめるのって平和の象徴のような気がします。

平和と言えば・・・
先日、パパとピカくんとお出かけした際に・・・
秋の心地いい風にあたりながら・・・
行き当たりばったりの秋のお散歩も楽しみました。
皇居周辺を散歩して、そのまま千鳥ヶ淵を散歩して、
そこから・・・靖国神社へも足を運びました。
そして・・・日本の平和を祈願しました。
日本が平和でありますよに!
そして・・・
世界が平和になりますように!
参拝が済むと・・・
そこから、さらに水道橋まで歩いて、
男の子が大好きな肉料理の定食を食べて帰ったのですが・・・
お散歩は、秋のいい運動になりました・・・。

芸術の秋ですね~!
ピカくんはお友達と映画鑑賞に出かけたようです。
私は、映画鑑賞していませんが・・・
そのかわりに、色々なドラマは観て心のビタミンをいただいております。
パパとママとピカくんは、「HERO」にはまり・・・
まるちゃんとピカくんとパパは、「水球ヤンキース」と「GTO」にはまり・・・
パパとママは「聖女」にはまってます。
そして・・・
ママは、「昼顔」と「若者たち2014」にもはまってました~。


気まぐれママの読書タイム!

今回は、比較的自分の年齢に近い作家さんの本をセレクトして、
読んでみました。
「きみはポラリス」(作)三浦しをん
「かたちだけの愛」(作)平野啓一郎

直木賞作家の三浦しをんさんの作品を読むのは初めてです。
ただ、三浦しをんさん原作の映画作品は鑑賞したことがあります。
初めて鑑賞した映画は、男性が主人公の作品だったので・・・
原作者は、男性なのかと思っていたら、その後、女性だと知り・・・
そんな訳で、私もこの度、三浦しをんさんの作品を手に取ってみました。
こんなに、男の子の気持ちが解るなんてすごい!と・・・
「きみはポラリス」を読んでからも思っていたのですが・・・
まるちゃんは・・・
「三浦しをんさんには弟さんがいるから、男の子の気持ちがわかるんじゃない!」
な~んて申しておりました。
すでに、まるちゃんは舟を編む」を読んだことがあるので・・・
三浦しをんさんの事をよく知っておりました。
そして・・・
平野啓一郎さんは、TV番組のコメンテーターをされているのを拝見して知りました。
それから、かなりの年月が経っておりますが・・・
この度、平野啓一郎さんの作品を手に取ってみました。
芥川賞作家の平野啓一郎さんの作品を読むのも初めてです。
どちらの本も、やりくり主婦にはありがたい新古書店で・・・
背表紙のタイトルを見て直感で選んで購入してみました。
そんな訳で・・・
どちらから読もうか迷った挙句・・・
お二方の作品を同時に交互に少しづつ読んでみました。
読み終えてみると、どちらの作品も、とても興味をそそる作品でした。
やはり、私と近い世代の作家さんだからでしょうか?
しっくりと私の心に入り込み読み進めることが出来ました。

「きみはポラリス」の作品は、恋愛小説の短編集でした。
どの作品も個性豊かな恋愛模様が描かれていて・・・面白かったのですが・・・
「私たちがしたこと」は、何ともゾッとするようなギョッとするような・・・
読後感が、何とも切ない・・・解決が難しい割り切れない気持ちに襲われました。
そして「骨片」の作品を読んでいると・・・
お~嵐が丘」の作品が主人公の脳裏にリンクされて綴られている・・・
な~んて感激していたら・・・
蒔田家のおばあちゃんの描写は・・・
なんだか・・・どこかで見たような~と思って・・・自分の記憶をたどりました。
すると、ふと、思い出したのです。
それは、ほんのちょっと前の記憶でした。
その時に、交互に読んでいたもう一冊の本、「かたちだけの愛」からの記憶でした。
こちらの作品の「《陰翳礼讃》」の章に出てくる・・・
谷崎潤一郎の《陰翳礼讃》のエッセイの引用の件です。
明治時代の女性の日常は、屋敷の奥でひっそりと暮らしていたのですね~!
だから・・・結婚した女性は「奥さん」と呼ばれるのかな?
ちなみに、今読み始めた小説は・・・
だいぶ前に購入したままだった、「細雪」(作)谷崎潤一郎
こちらの、作品を読み進めると・・・(まだ、ほんの数ページしか読んでませんが)
「細雪」の雪子と「骨片」の朱鷺子の境遇がにてるな~な~んて思っちゃいました。
一昔前のお話と、現代のお話を読み比べるのも面白いですね。
またまた、偶然に選んだ3冊の本ですが・・・
「きみはポラリスの『骨片』」と「かたちだけの愛の『《陰翳の賞讃》』」と「細雪」の点が線で結ばれて・・・
まるで!三角形を描くような読書が出来て・・・
私の本との巡り合いのタイミングに驚くばかりですが・・・
「かたちだけの愛」の作品は、愛がかたちになって行く過程がとても丁寧に美しく描かれていました。
「愛のかたち」の最後の章を読んでいると・・・本当に男性の作家さんが書いたのかな?な~んて
思ってしまうぐらいキラキラでした。
TVで平野啓一郎さんを拝見した時は、きっとドロドロの愛憎が交差する・・・
人間模様を描く作家さんなのかな~と思っていたので意外でした。
そんな先入観で本を開いてみたのですが・・・
こちらの作品を読み終えてから・・・
ネットで「平野啓一郎」を検索すると・・・
そうか~!奥様がモデルさんだったんだ~!
だからあんなに詳細にキラキラが描けるんだ~!と・・・
勝手に、平野さんが作品を描いた過程を思い浮かべ、妙に納得してしまいました。
そして・・・
こちらの作品を読みながら・・・
私の知らない世界、もの作りの裏舞台をのぞかせていただきました。
そして、現実の世界でTVの画面を通して・・・
私自身が拝見した表舞台での感動を思い出しておりました。
主人公の相良郁哉のデザインに対する情熱と同じように・・・
相良郁哉と中村久美の愛がかたち創られていく様子が素敵な作品でした。
そんな感じで・・・
読後感は最高にキラキラでした~!

また、素敵な本に廻り合えますよ~に!


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 男ドン! | トップ | 三色六味 »
最新の画像もっと見る

家族日記」カテゴリの最新記事