坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

嘲笑う

2013年08月24日 | 坊主の家計簿
【名越康文先生と橋口いくよさんとの鼎談のとき、いちばん感動したトピックは橋口さんが震災からあとずっと「原発に向かって祈っている」という話だった。
40年間、耐用年数を10年過ぎてまで酷使され、ろくな手当てもされず、安全管理も手抜きされ、あげくに地震と津波で機能不全に陥った原発に対して、日本中がまるで「原子怪獣」に向けるような嫌悪と恐怖のまなざしを向けている。
それでは原発が気の毒だ、と橋口さんは言った。
誰かが「40年間働いてくれて、ありがとう」と言わなければ、原発だって浮かばれない、と。
橋口さんがその「原発供養」の祈りを捧げているとブログに書いたら、テキサス在住の日本人女性からも「私も祈っています」というメールが来たそうである。
たぶん同時多発的にいま日本全国で数千人規模の人々が「原発供養」の祈りを捧げているのではないかと思う。
私はこの宗教的態度を日本人としてきわめて「伝統的」なものだと思う。
ばかばかしいと嗤う人は嗤えばいい。】
http://blog.tatsuru.com/2011/04/08_1108.php


嘲笑う事しか出来なければ、嘲笑って呉れて結構ですよ。

二本松

2013年08月24日 | 坊主の家計簿
寺社会にはまだまだ気位が高い人が多い。当然、そこに善悪はない。そういう環境に居られただけだ。気位が高いと、当然、些細な事でも気になる。
プライドを傷付けられる、鬱陶しい事があるとイヤになる。そんな事は誰にでもあるけど、気位を守る為には、よりいっそう必要になる。

例えば、最悪の我が子から、ホンのわずかな内部被曝の影響が出ただけで大騒ぎする。ほんの僅かな放射性物質でも気になる。

気位が高い人が、東日本大震災という地震をモロに体験して、近くの原発が事故を起こしてしまった。
どんなショックだったんだろうか?

言い方を変える。私は冷血な人間なので、言い方を変える。
どんなに催眠術にかかりやすい状態だったんだろうか?
どんなに自分から進んでマインドコントロールされやすい状況だったんだろか?
と。

当然、そこで体験なさられて、行動なさられている事にはウソはない。正しい、その方が伝えられる情報が正しいかどうかは、別の話。


パトロール

2013年08月24日 | 坊主の家計簿
明日もこの辺をグルグルと。
浪江町には入れるのかな?今日も川内村のパトロールの人たちに会ったけど、やっぱし、単なる観光客なんだから、地元の人たちを不安にさせたくないし。自分たちが帰りたくても様々な事情で帰れない、でも、家はあって、だから、不審者の為にパトロールをしなければならない。そんなストレスの要因のひとつにはなりたくないし。あ、今日はなってしまったけど。

浪江町・請戸。私にとってはテレビなどでみて、とっても思い入れがある場所。「ここで、あの時に呻き声が聞こえたんですよ」と、そんな場所。呻き声が聞こえて「明日はきっと助けに来るからな」と約束して、でも、その場所に立ち入る事を禁じられて見殺しにせざるを得なかった、そんな場所。

白衣は持って来てないけど、間衣と輪袈裟と念珠と、持ち運び用のキンは持って来ている。この時の気分に併せてなんでも出来る様に『真宗勤行聖典』も持って来ている。

行けたら行くけど、行けなかったら仕方がない。

原町

2013年08月24日 | 坊主の家計簿
南相馬市。原町。
「あんね。先輩が子ども降ろしたんよ。だって、まともな子が産まれて来るかどうか分かれへんやん」みたいな事をキャバクラの姉ちゃんがNHKスペシャルかEテレで言ってた南相馬市原町。今回行って、どうしても泥酔したかった街。

でも、幸いに泊まる所(車中泊だが)はあっても、キャバクラに行く文化がない私は、結局、腹拵えとお疲れビールで駅前の中華。夜の街をフラフラしながら怪しげな店を探しても見つからず、スタンダードなBARを探しても見つからず、結局ラーメン屋で餃子ビール。帰り道を歩きながらコンビニで買ったワインを呑んだりして、車の中でポケットウイスキーを呑んだりして、結構酔っ払ってはいますが。

飯館村

2013年08月24日 | 坊主の家計簿



飯館村。とっても不思議な光景だった。夕方なので街灯はついているけど家の灯りが全くない。詳しく調べればあるかも知れないけど、車で走りながら見た範囲ではない。「あ、あそこに家の灯りが」と思ったら、飯館村クリニックだったり、役場だったり。或いは家の玄関前だけを照らしていたり。

なんとも言えない不思議な感覚を味わう。家はある。南相馬市へのルートに戻れば交通量の多い、つまり、車がバンバン走る村内の灯りが街灯だけ。或いは自動販売機。

ニュータウンの分譲前ではない。そこに数百年間暮らして来られた伝統のある村の灯りが街灯のみ。

「あ、家に灯りがある!」と思ったら南相馬市に入っていた。

カーナビがうるさい

2013年08月24日 | 坊主の家計簿
喜多方から浪江町へカーナビ設定。途中から、カーナビがうるさい…。何やら「なんとか設定が変更されました」という事でルート変更。それが何度も。
余りにもうるさいので、途中でカーナビを切る。iPhoneで地図を見ながら走ってたら、まあ、案の定というか、なんというか、写真の様な結果に…。ちなみに、別の所で撮ったやつと混同してるかも知らんけど…。