坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

ビューティフルネーム

2011年01月31日 | 坊主の家計簿
 無茶苦茶寒い。って、北国の人に怒られそうな気もするが、北国と違って暖房設備がエエ加減やし、今だって電気ストーブのみ。さっきまではコタツのみ。まあ、だから寒いのだろうが。あまりに寒いのでダウンジャケットを着込んだりしています。

 昼間も寒かった。。。
 今日は第五日曜日。『第五日曜日』なんぞ滅多にないので、第五日曜日指定の御参りはない。「平日忙しいから日曜日に御参り頼みます」っちゅう所も今日はなし。法事もなし。なのでヒマ。ヒマなので泉州の漁港の朝市に出かけようと思ったんだが、なんせ『朝市』なので12時までしかやっていない。え~。。。無理。別の和歌山野菜直売所に行こうかとも思ったんだが、寒いし、峠道が凍ってたらイヤやし、外に出て寒いのもイヤなので却下。月末なので夜中に寺の通信を作ろうと思い、昼ご飯を食べて娘と昼寝。
 
 だが、寒い。娘を抱っこしてても寒い。寒いので布団をいっぱい。娘は暑いので泣く。泣いて起きる。パパ、「ゴメン、ゴメン」と布団を外して娘には毛布しかかからないようにして寝る。んなもん、寝てたら崩れる。娘、暑いので泣く。
 以上、パパの昼寝失敗。

 買い物に出かけてたママが帰って来て、もう一度寝ようとしたのだが、少し寝たので寝れなかった。ので、視神経疲れてるし、寺の通信は明日に。明日は休みやし♪まあ、書く事もだいたい決まっているし、まあ、なんとかなるやろ。っちゅうか、なんとかするし。

 なので、ダラダラとした一日。深夜になってようやくパソコンを立ち上げてワインなんぞを飲み始める。寝酒でんな。

 なんかサッカーの日本代表チームが優勝(?)したらしく、ニュースバラエティー番組はその話題が多かった。昨晩、私も「チラッと」だけ観たのだが、それほど興味があるわけもなく、録画してたもんを観てたわけなんだが。
 何やら決勝ゴールを決めた兄ちゃんは帰化した在日コリアン4世らしい。李さんらしい。え~。。。むっちゃカッチョエエゴールやったなぁ。。。素人目線では「おお!」やで。玄人目線では知らんが。ボレーシュートっちゅうのか?むっちゃカッチョ良かった。
 李忠成っちゅう兄ちゃんらしい。wikipediaによると通名は大山忠成らしい。韓国名はイ・チュンソン(이충성)らしい。名前が3つもある。

 ちなみに私も名前が3つある。結婚してヨメはんの名字になったのと、法名との3つ。なので、メールには3つ書いてある。新しい姓は、仲人の元所属寺住職が呼ぶのと、役所ぐらいであって、他はほぼ旧姓。飲み屋マスター時代は名刺に法名しか書いてなかったので、法名の「学生(がくしょう)さん」と呼んでくれる人もタマにいたりする。あ、ハンドルネームの『エロ坊主』もタマに(笑)

 先週の土曜日深夜まで飲んでた方。え~。。。結構酔っぱらってたので何を話したのかイマイチ憶えていないのだが、法名にこだわりを持たれた方だった。名字で呼ぶと、「法名で呼んで下さい」と。なんか、その事が忘れられず刺激になっている。

 名前。娘の名前は恵里である。

 http://blog.goo.ne.jp/erovows/e/f65c7f666bccec967f6b2c4356d94abd

 今の所は「恵里ちゃん」。縮まって「恵里タン」だったりもする。
 娘が今後大きくなって、「エリーと呼んで」なんぞと毛唐被れの発言をしだしたりするのかも知れんが、今の所は知らん。

 名前は、関係性を教えてくれる。仲人の元所属寺住職が旧姓で呼ぶのは「仲人としてどないやねん」やろうし。まあ、タマに旧姓で呼んだりもするが、一応訓練しているみたいでもある。

 私自身がなんと呼ばれたいのかというと、結構、こだわりがなかったりもする。え~。。。面倒なのだ。旧姓で呼び易ければ旧姓でもエエし、新しい方で良ければそれでもエエ。まあ、新しい姓は、同時に『住職』だったり、寺の名前もひっついて来たので、殆ど呼ばれる事がなかったりもするのだが、名字はどっちでもエエ。特にこだわりはない。
 法名。自分で付けた法名。大切な法名。私がどういう風に生きて行きたいのかを名告った法名。
 そうか、やっぱし、法名で呼ばれるのが一番嬉しいか。

 寺の通信では法名メインで、俗名(新しい姓での名前)が()内のサブ。けど、名刺は逆。俗名がメイン。
 大量に作ったから勿体ないけど、丁度、諸々世話になっている親しい先輩が共同作業所で働いてて、牛乳パックで作った(ミキサーで作るあれね)名刺を100枚3000円やったかな?まあ、通常名刺価格で売って頂けるらしいので、法名メインで作ろう。

 昨晩の試合で決勝ゴールを決めた李忠成(り ただなり)っちゅう兄ちゃんが、なんと呼ばれたいのかは知らん。
 知らんが、「この名前で呼んでくれ」と本人が言っているにも関わらず、それを無視するのは失礼、無礼千万やろ。

 ちなみに、先週土曜日のイノシシ鍋パーティーには、法名にこだわるメインゲストの他に、本名にこだわる在日コリアンの2人が来て居られた。
 『法名』と、『在日コリアンの本名』。『在日コリアンの本名』は『俗名』なんだが、共に、解放の為の名告り。

 私はそれ程『呼び名』にこだわっていない。なんとなく「法名で呼ばれるのが一番嬉しいかな?」程度である。
 法名で呼ばれる事にこだわる先週のメインゲストと、本名にこだわる在日コリアンとの対談が聞きたくなった。それぞれの生い立ちと歴史。
 
 法名。寺での俗名の歴史があったりもする。「○○姓を名乗る者」やったかな?姓を受け継いで来て閉鎖的になった歴史。その姓を名乗らなくてはアカンかった歴史。っちゅうか、今でもそういう寺が多いのかも知れんが。その中での法名。

 在日コリアン。通名を名乗らざるを得なかった歴史。その中での本名。


 私の法名は『釋学生』。名前が『学(まなぶ)』なので、生き難かった、「生きている」という事だけで大変で『死にたい症候群』だった私が、生きる。学が生きる。仏教の教えで私が私として生きる。→釋学生。
 そういう私が仏教で『生きる事を学ぶ』→釋学生。
 『「勉強だけしている、ゆゆしき学生(学者)になんか、なりたくない!」(っちゅうか、今となっては成れない事が明白なのだが、当時の気分は)』→釋学生。
 ということで、釋学生。

 得度式からしばらく経って、当時の専修学院の院長先生だった竹中先生が「忘れそうになったら頭を撫でて得度した時の事を思い出しなさい」と。得度の時は剃髪。今も丸坊主だけど、剃髪はしてないし。