坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

ニセもんと呼ばれて

2010年12月10日 | 坊主の家計簿
 娘→ママ→私という順番で、私も高熱で一晩見事に倒れる。延々と寝てたら約24時間で回復。ラッキー♪
 なので、今日は散髪に行って、ママも復帰しつつあるし、娘の熱は下がって下痢だけなので、デパートに御歳暮買いに出かける。あ、一人でね。娘とママはまだ無理。といっても私も病み上がりなので「頭が痛いのぉ。。。」なんだが、御歳暮って時期があるし。
 今年の御歳暮は蜂蜜。っちゅうか、これからきっと『御中元=果実酢』『御歳暮=蜂蜜』になると思う。日持ちもするし、まあ、蜂蜜も果実酢も「自分で買うには高いけど、送りもんで貰えるなら嬉しい」やろうし。あくまでも基準は私である。恩師の御歳暮は別口なので、明日注文しよ。

 帰宅する。
 なんとなくテレビを見てたら、面白そうな特番ドラマ『ニセ医者と呼ばれて』(http://www.ytv.co.jp/niseisha/

 病み上がりで疲れているのでボロボロ泣く。っちゅうか、病み上がりでなくても泣いてたかも知れん。ええドラマやった。
 ただ、主人公が堺雅人だったのだが、堺雅人のウチナー口(沖縄言葉)が「似合わんのぉ。。。」と。多分、日本の俳優の中で有数に似合わん俳優だと思ったりするのだが。
 堺雅人のヨメはん役で出てたのが寺島しのぶ。「お前等が夫婦役なんか?」と(笑)この夫婦役の2人も「夫婦役をやらせる悪い組み合わせ」のかなり上位ランクだと思ったりもするのだが。ただ、2人の子ども役で出てた女の子が「君、寺島しのぶの娘役をやらせたら日本で有数やな」だった。

 ドラマは『ニセ医者と呼ばれて』というタイトルそのまんま。
 見ながら最初は都市伝説かも知れないが、まあ、都市伝説として伝わる話なんだろうが、「東京では葬儀社の社員が僧侶の格好をして読経をしている」という都市伝説を思い出した。否定的な意味ではない。「ニセ坊主」と呼ばれても、『ホンモン』よりも、親身に相談に乗ったりしてたり、あるいは儀式作法がしっかりしている『ニセ坊主』なんぞいくらでもおりそうなんだが。

 御歳暮は車で買いに行く。まあ、持って帰るのもあったし、駐車場タダやし。移動の車の中で、ラジオで週刊誌の記事紹介をやってた。海老蔵ネタ。
 何やら、海老蔵ヨメの、え~。。。小林某が、歌舞伎界ヨメはんグループから批難されているらしい。
 ちょこっとだけあったので、リンク。

 http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20101209/enn1012091642014-n1.htm

 上記リンクでは、海老蔵ヨメの小林麻央氏が、海老蔵病室にドライヤーを持ち込んで姑にドライヤーで頭を「コツン」と叩かれた『らしい』という記事。「コツン」と頭を叩かれたら、コードで首を謝るまで締め続ければエエと思うのだが、小林某は心優しい人らしくそういう事は出来ないのだろう。
 ラジオでは最初に『梨園』いうのか?その『梨園の妻』達から、何やら海老蔵と一緒にパジャマ姿で雑誌かスポーツ紙かに載っていた事が批難されている事を取り上げていた。病み上がりで頭の痛い私は車の中で瞬間「殺せ」と。「そんなヤツ、殺してしまえ」と、見事なまでの殺気を憶える。
 かつ、海老蔵が酔っぱらって喧嘩したのは小林麻央のせいらしい。「はあ?」である。「おばさま達も入院なさっては如何でございましょうか?」やろ。
 当然、関係がない事はない。ないが、んなもん、自覚の言葉であって、他人から押し付けられる問題ではない。「ほな、お前がやれ」である。「ああ、お前がおるから酒飲んで暴れるねんやろ」と言い返したらエエのだが、心優しい小林某には無理なのかも知れん。
 あ、「自覚の言葉」とは、世の中に無関係な事はないし。

 ♪世界がゆがんでいるのは そんな僕の罪のせいだ(真島)

 でっせ。

 で、恐るべき歌舞伎差別社会。だいたい、『市川宗家』って何やねん?市川宗家にしか出来ひん技ってなんやねん?

 「けったいな世界やの」

 と、純粋に思うのだが、残念ながら、世の中にはそういう世界があり、そういう世界で生きておられる人達がおられる。
 この辺が世の中の『世の中』たる由縁であって、決して机上の論理でも無ければ社会のテストでもない由縁である。
 テストならば「様々な差別が折り重なる歌舞伎社会を変革し、解放しなければならない。」とでも書いておけばイイのだろうが、世の中は机上ではない。人間が居ている。だからややこしい。

 そろそろ解約せんとアカンと思いつつ、だらだら使っているニフティのメール。数日振りにチェック。しようと思ったら、「なんじゃ!こりゃ!」という広告。


【『北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう』

 北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民の認識を深めるとともに、国際社会と連携しつつ北朝鮮当局による人権侵害問題の実態を解明し、その抑止を図ることを目的として、平成18年6月に、「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行され、国及び地方公共団体の責務等が定められるとともに、毎年12月10日から同月16日までを「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」とすることとされました。

 拉致問題は、我が国の喫緊の国民的課題であり、この解決を始めとする北朝鮮当局による人権侵害問題への対処が、国際社会を挙げて取り組むべき課題とされる中、この問題についての関心と認識を深めていくことが大切です。】(http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken103.html#02

 
 こういうのを『戦争準備』という。
 あるいは『人権優生思想』でもエエのかも知れん。「人権を無視する人の人権を無視してもエエ」という、死刑肯定の論理になる。

 『ニセ医者と呼ばれて』のラストシーンはホンマ、美しかった。自信をなくした主人公に「先生」「先生」と。世話になった、『ニセ医者』を必要としている人達が、「先生でないとダメなんだよ」と。

 誰が、ニセもんと決めつけれるねん。

 道場時代によく言われた事「『凡夫』とは仏からの言葉であって人間が人間に対していう言葉ではありません」
 親鸞聖人は「煩悩具足のわれら」。決して「煩悩具足のあいつ等」ではない。

 で、誰が正しいねん?『解放』という名目で逃げるなよ。戦争はワガママでしかない。