坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

作業日誌

2010年10月13日 | 坊主の家計簿
 え~。。。結構香ばしい時間やのぉ。。。よう、働いた、エラいエラい。

 本堂に家具、ん?家のもんやない場合はなんちゅうたらエエのや?まあ、ラックとか諸々を並べる。
 本堂床は職人さんがレーザーの水平器でやってはったから水平。ラックも、まあ歪んでない。
 本堂、むっちゃ歪んどる。斜めに傾きまくり。しかも住居スペースに向かって傾いとる。一目瞭然で傾いとる。傾いとるとは聞いてたが、こんだけ傾いとるのを目の辺りにすると恐怖が走る。地震で倒れる側は住居スペース。死ぬ、っちゅうねん。子ども、まだ小さい、っちゅうねん。
 境内にまだ建物を造れるスペースはあるし、多分、建ぺい率も大丈夫やろう。小さい二階建てが次の目標。コツコツ貯めるぜ。

 っちゅうか、まあ、宗教法人名義の境内に個人名義の住居なんぞ建ててもしゃーない、っちゅうか、ややこしいだけなので、コツコツと宗教法人名義の貯金で造るので総代さん達に相談してからになる。ちなみに本堂床フローリング化も総代さん達からの提案やったし。

 真宗寺院の存在意義は専修念仏道場としてである。それ以外にはない。んが、その現実はカッチョエエもんであるわけがない。床がフローリングになったので、「座布団は30枚あったら十分やろ」という事で、新しめの座布団だけを昨日座布団カバーを注文して使う事にするので、古めの座布団10枚を一枚一枚ビニール袋に入れて棚の上に。使うかも知れへんし、まあ、何十年前か知らんが寄附されたものやし。門徒さんから寄附された、え~。。。あれはなんちゅうねんやろ。とりあえず高そうな飾り棚を拭き拭きして、「あ、引き出しを止める所が壊れてる」と木工用ボンドで治したり。管理人としての住職作業バシバシである。
 ちなみに私が今預かっている寺は小さいので境内も小さいし、かつ、雑草が生える場所も少ない。

【雑草という名前の草は無い】(昭和天皇)

 なんだが、管理人は抜かなければならない。けど、うち、殆どない。んが、少し境内地がある寺の管理人としての住職作業の結構大掛かりの仕事として『雑草抜き』がある事も知っている。
 作務衣の『作務』。衣着てるだけが坊さんの仕事やおまへん。