坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

ヨシモト般若心経

2010年09月16日 | 坊主の家計簿
 民主党の代表選挙をつらつら見つつ、よう考えたら菅直人って叩き上げやねんなぁ。。。と、当り前のことに気づく。小沢は二世議員。
 なんだが、どうも外見から判断してしまって「悪役・小沢」になってまうけど、国会議員、政治の世界で叩き上げで総理大臣になった菅直人っちゅうのは、結構なやり手ではないかと思ったりもするのだが。
 いや、ニュースで少ししか見てないけど、今回の演説でも確か「次の世代にバトンタッチ」みたいな事を言ってはったが、その前に「小沢さんには先輩として色々と御指導を賜わって」みたいな事を言ってはったが、ようするに「小沢さん、次はあんたじゃないよ」っちゅう事なんかな?
 諸々のニュースを見てると、今回の小沢氏立候補には「俺を無視しやがって」みたいな事もあるらしいが、ひょっとして、実はやり手の菅直人&その支援グループの人たちが「ここで小沢氏を無視しとけば、次の代表選挙には必ず立候補して来る。次の選挙ならば勝てる。いや、次しか勝てない」なんぞという策略があったりして、「よっしゃ!ここで旧来の政治との決別や!」なんぞと思ったのではないかと、勝手に妄想する。

 小沢氏が民主党の政権交代の最大の功労者であるらしい。まあ、明治維新の西郷隆盛みたいなもんなんだろう。西南戦争は『小沢氏の離党』ではなく、今回の代表選挙だったのかも知れん。いや、鳩山前総理が民主党から離れるとは思えんし。言い方は悪いが、鳩山氏って民主党のオーナーみたいなもんでっしゃろ。「オーナー」ではないかな。でも、創業時、ん?これも言い方が変やな、民主党を立ち上げた時のお金って鳩山氏の負担が大きかったみたいな事を何かで読んだし。だったら離れるとは思えん。
 小沢グループの離党→政界再編成、っちゅうのはテレビを見ている側としては面白いけど、『選挙の小沢』が選挙に負けたわけですやん。これって、小沢信仰としては「どうやねん」と思ってしまったりするのだが。
 
 けど、まあ、小沢氏の政治理念はともかく、小沢氏がこれから先も総理大臣にならなかったら、小沢氏は伝説になったりすると思うのだが。っちゅうか、今でも生きる伝説ですやん。「豪腕小沢なら、今の日本の経済状態を打破してくれるはずだ」とか、「豪腕小沢ならば、沖縄の基地問題をなんとかしてくれるはずだ」とか。見事な伝説ですやん。

 だいたい、今回の代表選挙って、「おいおい、んな事は3ヶ月前にやっとけよ」である。で、3ヶ月前にも選挙しとるやん。樽床氏、出てましたやん。今回も当然、民主党内部の取り決めとは云え、まあ、与えられた権利なんだから立候補して選挙するのも勝手なんだが、仮に小沢氏が勝って総理大臣になってたりすると「この3ヶ月はなんやってん」と。別に総理大臣だけじゃなく、他の大臣でも、役職でも、3ヶ月って見習い期間ちゃうん?研修中とちゃうん?んな時に変ってもらったら、「おいおい、お前等の都合があるから当然なんかも知らんけど、こっちは困るで」っちゅう話やろ。まあ、『内閣』から派遣された『大臣』っちゅう仕事なんぞは。官僚の顔を憶えてる間に「すんまへん。。。うちの会社の都合で、ワシ、別の所に行かんとアカンようになりまして」っちゅうのはなぁ。。。
 かつ、「3ヶ月でクビ」っちゅうのも、労働組合が怒ってくる話やで。「まだ見習い期間やんけ。もうちょっと我慢して使ってから判断して下さいよ」なんぞとやなぁ。。。

 と、まあ、思ってしまうわけであって、なので、今回の代表選挙に小沢氏が出て、半分近くの国会議員票と、結構な地方議員&党員・サポーター票を集めれた小沢氏って、やっぱし、スンゲーのだろう。
 けど、まあ、菅直人、なんか、勝手なイメージとしては夕日に向かってサッカーボールを蹴る様な熱血教師みたいな外見の菅直人が叩き上げの根性と、覚悟と、他のなんじゃかんじゃを持ってはったから勝ったんだろう。そういう面では、豪腕・菅直人だったりして。

 しっかし、外見を含めたイメージって、やっぱしスンゲーよな。テレビの向こうの菅直人と小沢って、どうみても「佑ちゃん」「マー君」みたいなもんでんがな。正義の味方と悪代官みたいな外見でんがな。
 しかも、菅直人って「市民運動上がりです」やし、小沢は「田中角栄の秘蔵っ子です」やし。小沢、イメージ悪すぎ、で、菅直人、イメージ良すぎ、でんがな。
 でも、まあ、実際はよう解らん。なんせ、勝手なイメージやねんし。

 そういえば、笑い飯の哲夫が般若心経の本を書いてたらしい。

 http://ysmt-books.laff.jp/books/2009/01/post-3f37.html

 これまた何となくの勝手なイメージなんだが、落語家が仏教の本を書いたりすることはあっても、漫才師、しかも笑い飯が仏教書を書くとは全然イメージと違う。しかも、出版社はヨシモトブックス、まあ、吉本である。
 「え?吉本から仏教書?」
 であり、かつ、
 「笑い飯の哲夫が仏教書?」
 である。
 イメージが。。。である。

 きっと、般若心経には、こういうイメージ(幻想)の問題が書かれているのだと勝手に想像する。
 だって、うちら、読めへんし♪

 あ、今日のツイッター名言。

  【困ったら 困るとよいのです それを
   困るまいと 我を張るから 問題なのです】 
    (高光かちよ。ただしhttp://shinko-ji.com/modules/myalbum/photo.php?lid=71より)