坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

不思議

2009年10月01日 | 坊主の家計簿
 仕事が終わってチャチャッと寺報作りを終わらせる。のはエエねんけど、やっぱし今日作った部分、文字が小さいのぉ。。。

 仮眠して後に会議。ん?まあ、会議は会議なんだが、『職業訓練校』っちゅうか、クソ高いビジネスセミナーみたいな会議。なのでムッチャ勉強になる。

 帰宅する。んが、帰宅途中から「ちょっと車を止めて寝よかな?」っちゅうくらいに疲れてたので、帰宅してヘロヘロ。なんだが、とりあえず「メシと風呂」っちゅう事で外出。
 風呂上がりの夜道をチャリンコでゆっくり走ってたら、チャリのライトで照らし出されるポリ。あ、失礼、警察官2人。「またお前等は夜回り先生と一緒になって青少年を虐待しやがって」なんぞと思たのだが、どうやら違う様子だった。警官2人に職務質問されてたのは風呂上がりなのか短パンとTシャツ1枚で犬の散歩状態の50過ぎのオッチャンだった。「ん?なんやねんやろ?」と思いつつチャリは近づいていく。薄暗い中で段々とオッチャンの背中に背負っている刀が見えて来た。
 こういう衝撃は恐らく朝まで飲んで、どっかで仮眠して『もう二度と酒なんか飲まん』状態の時に千日前商店街で見た大名行列以来である。あの時は羽柴誠三秀吉さんがなんかの選挙に出てて、その選挙運動だったのだが、なんせこっちはとてつもない二日酔い状態なので「ああ、俺はもうダメや。。。」なんぞと思ってしまったのだが、今日も似た様な衝撃を受けてでんなぁ。。。
 しかし、あのオッチャンはなんで背中に刀を背負っててんやろ。刀、っちゅうてもヤクザ屋さんが使いそうな現代風の白木の鞘に入ったのではなく、映画に出て来る忍者が使いそうな感じの刀。まあ、ちょうど背中に背負ってたからそう感じたんだが。まあ、ホンモンかどうかは知らん。ホンモンの方が面白いけど、風呂上がりにチャリでフラフラしてたら、突然「お前か!」と、斬り掛かられたら溜まらんし、やはりここは刀狩りをキチンとして頂きたいもんである。

 そういや、昨日銭湯で湯船に足を浸けてると、少し離れた所にある『塩風呂』で潜水ゴッコをしてたチン毛も生え揃ってないガキが私が足を浸けている湯船にやって来た。どうやら私が足を浸けている湯船で潜水ゴッコをしたいらしく私をキョロキョロ見る。「オジさん、僕たちはこの湯船で潜水ゴッコをしたいんだ。だからオジさんは出て行ってくれないかな」なんぞと云う空気をビシバシだしてやがる。っちゅうか、まあ、私もガキの頃に同じ様な事をしてたわけだし。しかしながら私は「気の優しいオジさん」ではないので湯船にそのまま足を浸けていた。するとガキ等は「もうちょっと待とか」等と云い腐れやがる。「もうちょっと待とか」と云われて出て行く程温厚な人柄ではないのでそのまま足を浸けている。ガキ、そのうちに諦めて水風呂に移動。ザマー見ろ。ガキに優しい大人ばっかりやねいねんぞ。
 しかしながら、あのガキ等は私の息子であっても全然変な歳ではない。っちゅうか、多分、あのガキ等の父親と年齢は変わらん、っちゅうか、年下だったりする可能性の方が高い。う~ん。。。よその子ながら心配である。
 全く『余計なお世話』なんだが、私がガキの頃にも潜水ゴッコは散々やったのだが、んなもん、今と違って銭湯に殆どの人たちが通ってた時代であって、要するに混み合っている銭湯で潜水ゴッコをやってたわけなのだ。で、当然、御近所のオッさんに怒られるわけだ。怒られたら「とりあえず辞めとこか」みたいな感じだったのだが、怒られる前に辞める、っちゅうのはアカンやろ。何度かそういう事を体験したのかも知れんが、私はあのガキと初対面であり、当然、あのガキに怒った事はない。
 ったく、最近のガキは、周囲に気を使い過ぎや、っちゅうねん。そんな事で革命は出来ひんぞ。
 と、バカボンパパとタメ年のオッチャンは思う。

 と、ここまで書いて「お!これは『子どもは純粋だ!』幻想ではないか」と、ふと気づく。
 んが、まあ、うちの生後2ヶ月足らずの娘に聞いてみんと解らんのだが、今の所は「好きな時に泣いている」ように見えるしなぁ。。。ホンマはよう知らんが。