坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

エエ加減

2006年11月15日 | 坊主の家計簿
 11月15日

 雑費   缶コーヒー2       240円

 合計                240円
 11月累計           47373円

 っちゅう事で、報恩講初日。
 んが、その前に朝から葬儀。
 後に、当日仕上げの準備をして、個人的には「終わった!」なんだが、報恩講の本番始まる。
 今日は『御俗姓』という巻物が私のソロパート。まあ、『キン』という鐘を鳴らす役もなんだが、最重要ソロパートの巻物。
 え~。。。御俗姓歴数年で初めて黒衣の袖が巻物に巻かれるというトラブル発生。まあ、持つ部分を間違えただけだし、数年のキャリアもあるので落ち着いては居たのだが、そっちに気を取られた分の所を間違えてもうてやな。。。まあ、過去では最低だったか。
 昼の部の『読経』が終わり、法話の時間は葬儀後の法要に行かんとあかんかったので、行く。
 夕方、小一時間程の時間が空いたので、洗濯しつつメシ喰った後に昨日の定期巡回ブログを観て→夜の法要→飲み会(?)
 で、「二日も家計簿書けへんかったら忘れるやろ!」っちゅう事で、ネムネムで書いてまふ。
 まあ、明日は10時に起きたらエエから、エエやろ。

 法話聞いてて感じたんだが、あの先生は毎年禅宗でいうなら『放下着』っちゅうのを語られているんだろうな。
 「いつまで馬糞を握りしめてるんや!」と、毎年怒られている感じがする。
 まあ、『よゐこ』でんな。

 「切れ者とか、鋭い人、っちゅうのは大変でっせ。鋭い指摘で答えなあかんし、気の聞いたギャグもせなあかんし。そんな事せんでも宜しおまんねん。ボンヤリしとったら宜しいねん。」

 我ながら『よゐこ』は大変なのだ。
 『よゐこ』でいる為には、まず、責任を周囲に押し付けないとあかんわけやし。
 「悪いのはあいつ等や!」とか。
 『乃至十念』っちゅうのが、あるのだが、その『乃至』を「まあ、だいたい」と云ってる先生を聞いたのはあの先生が初めてだし。
 「私ら、数字にこだわりまんがな。10回云うたらそれにこだわりまんがな。『しまった、9回だったとか、しまった11回になってもうた』とか。そういう私中心のこだわりから離れなさい、と、お釈迦様は云ってまんねんで」
 「風呂の温度でもそうでんがな。42℃が適温いうたら、それにこだわりまんがな。それよりも湯に浸かって、気持ちエエのがエエ湯加減でっせ」
 とか、まあ、先生が直接云ったのかどうかはメモしてないので解らんが、なんかそういう風に記憶している。
 
 『人間とはこうあらねばならぬ』
 『坊主とはこうあらねばならぬ』
 『男とはこうあらねばならぬ』
 『日本人とはこうあらねばならぬ』
 『私とはこうあらねばならぬ』

 まあ、確かにしんどいな。

 っちゅう事で、定期巡回ブログでも観て寝よ。風呂は朝やな。ものクソ眠い。。。