霜柱が、むくむくと成長する。
よく見ると、透き通っている上にあたかも流氷のように青く輝いている。
けれども、ぼくのカメラではとても表現しきれない。
霜柱を撮っていると、良く男の人が声をかけてくる。
男はみんな気になるらしい。
そして、踏んで遊ぶ事を記憶の中から引っ張り出す。
霜柱は男の子の遊び道具だったのだ。
「霜柱女は踏んで遊ばない」
今日は、大晦日。
明日はいよいよ新年である。
霜柱も、新しい光を纏うのだろうと思う。
白いハタを纏うのは、新鮮な感覚を呼び覚ますのである。
霜柱を踏んで、新年を迎える。
懐かしくもあり、悲しくもある。
エピローグを進んでいる。
荒 野人
よく見ると、透き通っている上にあたかも流氷のように青く輝いている。
けれども、ぼくのカメラではとても表現しきれない。
霜柱を撮っていると、良く男の人が声をかけてくる。
男はみんな気になるらしい。
そして、踏んで遊ぶ事を記憶の中から引っ張り出す。
霜柱は男の子の遊び道具だったのだ。
「霜柱女は踏んで遊ばない」
今日は、大晦日。
明日はいよいよ新年である。
霜柱も、新しい光を纏うのだろうと思う。
白いハタを纏うのは、新鮮な感覚を呼び覚ますのである。
霜柱を踏んで、新年を迎える。
懐かしくもあり、悲しくもある。
エピローグを進んでいる。
荒 野人