エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

冬木立

2014年12月15日 | ポエム
厳然として存在する冬木立。



厳しさの中に、どこかしら柔らかい。
それは、深落葉の所為である。
深落葉が温かいのだ。

厳然としてあること・・・それは柔らかさの裏返しであるのか!






「冬木立先の先まで淡き風」







冬木立の中を散歩する。
大好きである。

視界をチラチラと横切る。
それは、あわあわとした風景である。



あてども無くひたすら歩いた。
その行為が、愛おしい。

だがしかし・・・句は詠めない。
枯渇した我が感性よ。

しかして蘇れよ!



       荒 野人