『 鬼よりも ウイルス退治 恵方巻 ・・・ないとう罵声 』
節分に太い海苔巻きをその年の恵方に向かって無言で食べる『恵方巻』って、いつ頃から流行りだしたんでしょうね。 節分が近づくとコンビニやスパーの店先に『恵方巻の予約』のチラシが商魂たくましく・・・・
私はあんまり興味も無くもぐもぐと黙り込んで、あの太い海苔巻きを食べる気にもなりませんが、物の本によると『恵方巻の由来』は江戸時代から明治にかけての大阪の花柳界の風習だそうですね。 いわゆる芸子さん達の節分の遊び、また大阪商人の商売繁盛を願って食べると縁起が良いとされていたそうです。 豊臣秀吉の家臣『堀江吉晴』と言う武将が節分の前日に海苔巻きを食べて出陣して大勝利をした事にちなんだとの話も・・・
今の様に、その年の恵方に向かって食べるのを流行らせたのは、昭和64年に広島の某コンビニが『恵方巻』と称して売り出したら大流行。 また一説には『大阪の海苔組合』の海苔の販売促進に恵方巻を利用したと・・・
今日は節分、猫も杓子の『恵方巻』をもぐもぐ、『歳徳神』に向かってはしたなく立ったまま・・・お行儀の良い私にはとてもとても。 流行りに任せて縁起担いで大口開けて阿呆みたいにモグモグ、いっそのこと『阿呆巻』名付けちゃおうかね。 ちなみに今年の恵方は『西南西』の方角。
ところで今日は『中野新井薬師・梅照院』の節分追儺式・豆撒きです。午後二時半から中野サンプラザから商店街を練り歩きながら『福豆』を皆さんに、私も芸能人として参加、高い所から『福は内・福は内』と・・・新井薬師には『鬼』は居ないので『鬼は外』の掛け声は無し。午後四時ごろの予定。 『恵方巻』を食べるより縁起が良いですぞ・・・・