内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

二百海里の歌

2016年08月10日 | 演歌


今、ロシアに実効支配されている『日本の領土・国後・クナシリ』は羅臼から25キロの近さ、島の大きさもナント『沖縄』より大きいのです!  また隣の『択捉・エトロフ』は四国と同じ位の長さです。 太平洋戦争のドサクサに紛れて『ロシア』に・・・・



『知床旅情』を歌った『森繁久彌翁』の銅像が、千島海峡を見渡す小高い丘の上で遥か遠くに見える『国後』を眺め『日本への返還』をと叫んでいます!

そこで、『森繁翁』に成り代わり、こんな歌を作ってみました!

タイトルは『二百海里』
  
一番・・・アァー アァー アァー
霧が流れりゃ
     遥かに見える 北の島
吹雪も波も大地も 凍る
     北緯五十度 国境い 
     二百海里の 掟が憎い
     あぁ 氷の島よ いつ返る   



二番・・・アァー アァー アァー
     残雪白い
     知床峠(とうげ)を越えりゃ 見えて来る
     西は夕焼け 東は夜明け
     二百海里を ひとまたぎ 
     飛んで来たのか オジロワシ
     あぁ 緑の島よ いつ返る




三番・・・アァー アァー アァー
     どんより重たい
     千島海峡 なまり色 
     流氷解ければ 春隣り
     二百海里の メノコの祈り 
     島を追われた ニシパの叫び
     あぁ 北方の島よ いつ返る

羅臼から船で二百海里スレスレに『国後』を見て歌を作ってみました・・・・