箱根・仙石原の『ススキ』に逢いに行って来ました。
童謡にもある『足柄山の金太郎、熊に跨りお馬の稽古・・・』で有名な『金時山』の南麓にある標高700M付近の大草原『仙石原』が黄金色のパノラマの『ススキ草原』になっていました。
ススキ草原の真ん中の一本道には、平日にも関わらず『ススキ見物』の人で大賑わいでした。 おそらく、これだけ広大なススキのパノラマが見えるのは、ここ箱根・仙石原をおいて他には無いでしょうね。 確かに小道を挟んで一面見渡す限りススキ・ススキ・ススキ
・・・黄金色に色付いたススキに圧倒されます。見頃は今が最高ですが、これから冬にかけて枯れたススキの草原もまた一興、季節感溢れる光景が見られます。
『 散るススキ 寒くなるのが 目に見える ・・・・ 小林一茶 』
『 俺は 河原の枯れすすき 同じお前も枯れすすき・・・』と、船頭小唄にも歌われていますよね。花の咲かない枯れすすき・・・イヤ、私の事ではございまぜんよ!!
『さくらと一郎』の大ヒットデュオの『昭和枯れすすき』等など、『ススキ』を歌った歌も沢山ありましょうが、淋しさや、哀愁を感じさせるには、ここ『仙石原』の大群の『ススキ』では歌のイメージも湧かないでしょうね。
全景をご紹介したかったんですが、ゴメンナサイ。私の安物のデジカメでは無理でした。ここに写っているのは、せいぜい半分です。
ススキの大草原から車で三分も走ると、知る人ぞ知る名刹『長安寺』があります。この寺は『東国・花の寺百ケ寺』の一つで花のお寺で有名?・・・その割には人がマバラ。もう少し経つと『紅葉』が見事だそうです。今は紫色のホタルブクロに似た花が、五百羅漢の合い間に沢山咲いております。
寺の境内のアチコチに『『お釈迦様の弟子』と言われる五百羅漢が色々な顔つきで置かれておりました。
五百羅漢、五百体も有りませんでしたが、皆イイ顔をしておりました。まるで私の様に・・・・