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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

日を選ぶ

2014-02-02 13:59:27 | 日記・エッセイ・コラム

1月17日朝、実家の母から電話で父の急変を知らされた。
1時間後、主人と一緒に車で出発したものの、たんたんと事は進められて、枕経に間に合うのがやっとだった。
が、あとで母の話を聞いたら、14日にも病院から緊急の呼び出しを受けていたそうだ。
とすれば、父は日を選んでこの日まで待っていてくれたんだろうなぁと思う。

私は締め切り迫る事務処理を終えて、前日に釜の炭の箱詰めを済ませたところだった。

主人は地元主催の柔道の試合があるため、釜の火を調整中で、窯出しなどと重なることがなかった。
炭焼きという仕事は親の死に目にも会えないと言われる中で、よくまぁこのタイミングで・・・と思わずにはいられない。
試合は他の先生達にお任せすることにはなったものの、釜のこと、試合の準備などの手筈を整えるために、いったん主人一人、電車で家へ帰った。
実家に車が無いため、私が車をとった結果である。
翌日出直し、更に式が終わったらまた電車で帰宅。
田辺←→大阪間を3日連続で乗ったことになる。
電車嫌いな主人にとって大変ではあったと思う。

孫にあたるわが子達は、17日から3日間センター試験のために大学はお休み。
おかげで3人に速やかに連絡がつき、通夜に間に合うように招集することができた。
セレモニーホールは大阪、新大阪に近く交通の便の良い所だったので、初七日まですべて終えてから、主人と子供達それぞれが散り散りに戻っていった。

これらを見越すようにして、父は日を選んだ気がする。
ありがとう、お疲れ様・・・


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