今日は、ここ数日の寒波も少し和らいできた。
一昨日は、朝目が覚めたら、うっすらと雪が積もっていた。
山へは行けず、急遽、箱詰め作業となった。
雪は、あっという間に解けたけれど、夕方近くまで、雪が舞っていて寒かった。
そんな日の箱詰め作業は、身体の芯まで冷えて、指先も感覚がなくなりそうになる
時々、たき火をしているドラム缶に身体をひっつけるようにして、手は缶の中に突っ込んで温める
気をつけないと、ナイロン製のジャンパーが溶けて縮れていることもしばしば
でも、それくらいしないと暖を取れないほど、釜場は寒いのだ
この事実、地元の人でもなかなか理解されない
「釜場は、火があるから、温かいやろ」とよく言われる。
そのたびに、ドラム缶での話をして、「まぁ、来てみて」と言うと、首を振って苦笑されるのだ。
ただ、釜出しだけは、冬場が身体にちょうど良い温度なのかもしれない。
冬場は、散歩途中で釜に立ち寄って、釜出しの炎を眺めながら、温まってから帰って行く。
春になったら、釜出しの日は、遠くから挨拶だけして通り過ぎていく
程よい季節となったら、釜出しの炎はかなりの熱風と感じるようだ。
さて、雪が降った前々日に釜出し、釜入れを終えて帰ってきた主人。
釜場では、それなりに温かく感じていた分、家の中は寒いのか
「寒い、寒い」と言って、ストーブから離れない
挙げ句の果ては、扉を開けて手を突っ込んで温めていた
良い子は絶対、マネをしないで下さい