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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

不在者投票

2014-12-05 17:16:06 | 日記

今日、午前中に不在者投票を済ませてきた。

和歌山県は県知事選のまっただ中で解散。先日知事選を終えて中1日で総選挙の告知。
あり得ないよなぁ・・・
いっそのこと、まとめてやってほしかったワ!

早々と投票を済ませた理由は、子供たちの不在者投票の手続きをするついでのためだ。
3人とも住民票はこちらに置いているので、投票所は大塔になる。
まさか、投票のために帰省させる訳にはいかないし、かといって棄権させる気はない。
たかが1票とはいえ、これからの自分たちの世の中を決めていく人たちをちゃんと自分の意見として投票しなくてはいけないと思うから、せっかくの不在者投票システムを利用しないてはない。

手続きは面倒くさいと言えば面倒。
私がそれぞれ今住んでいる住所と住民票の住所、それから申請に来た私の住所と名前を3人分、3枚書くのだ。
あとは役場の選管さんが子供たちの所へ書類を送ってくれて、本人が最低3日前までに投票所(市役所)へ行って投票するのだ。
3日前というのは余裕をもってのことで、要するに開票前に投票所へ送り返してもらわなければいけないからである。

このことは結構、知られていない。
無関心な親も多く、「そこまでしても行かないやろう」って言う人もいるし、う~~ん?違うと思うけどなぁ・・・
むしろ、棄権はしないように諭していくのが親の勤めだと思うのだ。

ある人がテレビで言っていた、「投票は民主主義の基本」と。
明治生まれの祖母は「女性の参選権は苦労して市川房枝さん(だったよな?)たちががんばってようやく得た物だから、むやみに棄権してはいけない」と言っていたと母からよく聞かされていた。

祖母はとっくに他界したけれど、あの世代にはその考えは根強いのかもしれない。
ちょうど私が子供たちの申請に3枚書いている時、杖をついてやってきたおばあさん。
一見若そうに見えたけど、本人いわく「もう無理かと思ったけど、どうにかこうにか投票に来られたヨ。90のおばあがやっとかっとで杖ついて来ることできたワ」
投票を済ませたとき「無事お勤めできました」と言ってまた杖をついて帰って行かれた。
棄権する人たちに聞かせてあげたいような一場面だった。

それにしても誰に入れたらいいかわからんような、今回の意味のない選挙。
おまけにちまたでは選挙に必要な経費が600億とか700億なんて数字が言われている。
アホな!!
消費税引き延ばしに反対なんか、だ~~れもせーへんわ!
600億なんて想像もつかんような金をムダ使いしてる方が信じられへん!!

1票で何が変わる?!と言えば確かにそうなんだけど、無関心でいてはこんな馬鹿げた政治でOK!なんて勝手に思いこんで好き放題やられてしまうばかりではないだろうか?
棄権することなく、投票所へ!
遠くに住んでたり、単身赴任だったりしている人も今ならまだ間に合うかも。
面倒がらずに是非、不在者投票の手続きをとってみてほしい。