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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

ウリは瓜でも・・・

2008-08-12 22:44:56 | 日記・エッセイ・コラム

『物理学者でノーベル賞を受けた朝永振一郎氏は、庭に作ったえさ台に野鳥を寄せ、フンの中からいろいろな種子を拾い集め、春先に鉢にまいていた』 と今年春頃に天声人語に載っていた。

そんな大物の賢い方と「私も同じ~~!」なんて大それたことは言えないけれど、我が家の畑にはそれと似たかよったかの方法で、毎年芽を出し実をつけるものがある。

冬に必ず一度は”かぼちゃ”を買って食べる。廃棄されるタネは、生ゴミ堆肥としてEMボカシに入れる。
カボチャの種は食用とするとき栄養があって、パワー有る食品(栄養士としてはナント不適切な表現・・・)と言われている。そのせいか、本来堆肥として腐敗し、土に帰るはずなのだが・・・春、カボチャは芽を出して、周囲の土に帰りつつある堆肥を栄養源にして強くたくましく成長する。
この方法で10年近く、不作豊作はいろいろだが、毎年実を成している。その内、食卓に上ったのは1割程度。あとはサルさんが食してしまう。
苗を買ってきた訳でもなければ、肥やって丹精込めた感もないので「まっ、しゃぁーないか?!」くらいに思っている。

今年は新たに”ミカン”までもが芽を出した!
山から落ちてきたドングリは毎年のことだけど、”みかん”とは(^_^)v
小さな畑にはタブーなのか?ちゃんとした苗じゃぁないとダメなのか?!
近所の百姓のおじさんに引っこ抜かれてしまった・・・

さて、カボチャ。
この春は例年になく、畑のあちこち(そんなに大きくはないけれど)でたくさん芽を出した。
双葉、本葉が出た頃は、かぼちゃと疑うこともなく「大きくなーれ!たくさんなーれ!」と声をかけていた。

ところが、本葉3~4枚になってきた頃、どうも様子が違う。「胡瓜かなぁ?」田舎育ちの主人に聞いても「カボチャやろう・・・」アテにはならない。
Hana 花が咲き始め、この2週間ほどでみごとに勢力を出して畑一面をハイ始めた。
やはり、なんか違う。
雄花が多い。
雌花もなんか形が・・・色も薄いし・・・
何て種類のカボチャを食べたのかなぁ・・・

ようやくつけた小さな実。・・・やっぱり変?!
それから約1週間。
やっと、わかった♪
Tougann 「冬瓜だ!」
”とうがん” そう言えば、冬にスープにして食べたっけ?!
どうりで、あちこちから芽が出たわけだ(*^_^*)
冬瓜なら、タネの量はカボチャの比ではない! 納得!!

さて・・・日に日に大きくなってきているけれど、収穫のタイミングって、いつだろう???
お猿さん、先に持って行かんといてヤ!!