暑い!熱いですねえ毎日。
いまこそ・・・この映画でしょ!(笑)
「ペーパーボーイ 真夏の引力」76点★★★★
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1969年、うだるように蒸し暑い夏。
フロリダで育った青年ジャック(ザック・エフロン)は
人生のレールをはずれ
父が営む地元の小さな新聞社で
新聞配達(=ペーパーボーイ)をしている。
そんなある日、
大手新聞社に勤める兄ウォード(マシュー・マコノヒー)が
ある事件を追って帰郷する。
その事件とは
人種差別主義者の保安官がメッタ刺しにされたもの。
容疑者ヒラリー(ジョン・キューザック)がすでに逮捕されていたが、
ウォードは彼のえん罪を疑っていたのだ。
そしてジャックは
兄の連れてきたヒラリーの恋人(ニコール・キッドマン)に
瞬間に悩殺されてしまい――?!
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「プレシャス」(09年)で超注目を浴びた
リー・ダニエルズ監督の新作。
いや~期待にちゃんと応えた
すごい熱量を感じる作品でした。
宣伝によくある
「熱に浮かされた――!」(potuo紙)みたいな感じすよ(笑)
ファーストシーンから前置きなしで
単刀直入に切り込み、
蒸した空気の匂いまで
伝わってきそうな絵作りもすごい。
ピアノ曲の単調な繰り返しも
ミステリ要素に最大な効果をもらしている。
実際、ミステリはそれほどでもないんですけど
とにかく
映画自体の熱っぽさが特筆すべき点。
で、役者が熱いのがまたよくて。
はすっぱなビッチ役のニコール・キッドマン
オトナな彼女にメロメロになるザック・エフロン
そしてまたもいけすかないけど(笑)
しかしそれだけではない
マシュー・マコノヒー!
メイドのアニタ役、メイシー・グレイなんて
アカデミー賞助演女優賞ノミネートは間違いなくないか?!
と思いましたけどね。
原作は1995年に大ベストセラーになった小説だそう。
なーんか古臭さいんだけど
でも新しい。
そんな何かを見たい人にオススメす。
★7/27(土)から全国で公開。
「ペーパーボーイ 真夏の引力」公式サイト