「ザ・コーヴ」ニュースになってますね。
なにぶん見ていないので蚊帳の外っつうか
歯がゆいのですが
出来がどうにせよ、また作為的であるにせよ
“見たい人が見られる”で、“判断は各自”が
世の基本ですよ。ハイ。
で、今日の作品はこちら。
「ザ・ロード」72点★★★
あの「ノーカントリ-」の著者の
ピューリッツアー賞フィクション部門受賞作の映画化です。
ある日突然やってきた世界の終わり。
大惨事を生き延びた
父(ヴィゴ・モーテンセン)と幼い息子(コディ・スミット=マクフィー)は
飢えと寒さに耐えながら
南を目指して、ひたすら歩き続けていた。
草木も死に絶えた世界で
わずかに残った生存者たちのなかには
人肉を食べる者もいる。
そんななか父は人としての尊厳と
息子を守りながら
ひたすら旅を続ける。
彼らの行く手に、希望はあるのだろうか――?
・・・・・・ものすごく重いです。見ていてつらいです。
しかし、滲みます。
世界の終わりのその後、という点では
「ザ・ウォーカー」や「9(ナイン)」
「地球最後の男(アイアム・レジェンド)」のようでもありますが
ここまで静かで、無力感をかき立てる世界感は
最近見たがことなく
前出の作品たちのどれよりも
強烈に記憶に残ります。
CGに頼らずに全米をロケハンして
荒涼とした“終末的風景”を撮影したそうで
たとえて言うならタルコフスキーが首都高で
宇宙を表現したような感じでしょうか。
設定はSFですが
やはり“文学”というのがピッタリで
荒涼と絶望のなかで
人としての倫理や正義を保とうとする人の
血を吐くほどの苦しみともがきが
深く深く伝わってきました。
餓死や病気では人間そう簡単に死なない、という
過酷さも凄まじいですわ。
最近家族を亡くした身には
つらすぎるシーンもありましたが
それでも見て後悔はありません。
一人、真っ暗ななかで
とことん沈んでいきたいような映画です。
★6/26からTOHOシネマズシャンテほか全国順次公開。
「ザ・ロード」公式サイト
なにぶん見ていないので蚊帳の外っつうか
歯がゆいのですが
出来がどうにせよ、また作為的であるにせよ
“見たい人が見られる”で、“判断は各自”が
世の基本ですよ。ハイ。
で、今日の作品はこちら。
「ザ・ロード」72点★★★
あの「ノーカントリ-」の著者の
ピューリッツアー賞フィクション部門受賞作の映画化です。
ある日突然やってきた世界の終わり。
大惨事を生き延びた
父(ヴィゴ・モーテンセン)と幼い息子(コディ・スミット=マクフィー)は
飢えと寒さに耐えながら
南を目指して、ひたすら歩き続けていた。
草木も死に絶えた世界で
わずかに残った生存者たちのなかには
人肉を食べる者もいる。
そんななか父は人としての尊厳と
息子を守りながら
ひたすら旅を続ける。
彼らの行く手に、希望はあるのだろうか――?
・・・・・・ものすごく重いです。見ていてつらいです。
しかし、滲みます。
世界の終わりのその後、という点では
「ザ・ウォーカー」や「9(ナイン)」
「地球最後の男(アイアム・レジェンド)」のようでもありますが
ここまで静かで、無力感をかき立てる世界感は
最近見たがことなく
前出の作品たちのどれよりも
強烈に記憶に残ります。
CGに頼らずに全米をロケハンして
荒涼とした“終末的風景”を撮影したそうで
たとえて言うならタルコフスキーが首都高で
宇宙を表現したような感じでしょうか。
設定はSFですが
やはり“文学”というのがピッタリで
荒涼と絶望のなかで
人としての倫理や正義を保とうとする人の
血を吐くほどの苦しみともがきが
深く深く伝わってきました。
餓死や病気では人間そう簡単に死なない、という
過酷さも凄まじいですわ。
最近家族を亡くした身には
つらすぎるシーンもありましたが
それでも見て後悔はありません。
一人、真っ暗ななかで
とことん沈んでいきたいような映画です。
★6/26からTOHOシネマズシャンテほか全国順次公開。
「ザ・ロード」公式サイト
最近は異常気象などで一気に身近なことに思えてきた。
だから、この手の映画は観るのがちょっと恐い。
でも背を向けてちゃだめな気もする。
考えさせられますな。
リアル・・・ですよね。こういう話。
いろんな意味で。
もうSFの世界じゃないもんね。
これは観たくなる1本
しかし、終末思想ものは
救いがないねぇ~
困ったコマッタこまどり姉妹
ものすごーく
惹かれちゃうんですよねー。
構築、には全然、興味ないのになー
うちの裏手からスカイツリーが見えることに
おととい気づきました・・・(笑)
どうでもいい(笑)