これはリピ、決定(笑)
「オーシャンズ8」77点★★★★
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伝説の強盗、ダニー・オーシャンを兄に持つ
デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は
5年の刑期を終え、仮出所した。
生粋の強盗一家である彼女は
獄中で計画したプランを実行すべく
右腕のルー(ケイト・ブランシェット)をはじめ、有能な女子を集め始める。
ターゲットは世界最大のファッション祭典「メットガラ」で
ハリウッド女優が身につける宝石!
しかし、イベントは厳重警備に加え、世界中にライブ配信されている。
そんななかで本当に計画は成功するのか――?!
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これぞ娯楽映画!
小気味よいテンポに、キャラを生かした豪華キャストで
うまく笑わせ、楽しませてくれました。
なにがうまいかというと
まず
舞台をセレブが集まる実際の一大イベント「メットガラ」にしたところ。
主催者であるアナ・ウィンター本人も登場するし、
実際の有名人の名前もいろいろ出てくるので
女優たち本人と、彼女たちがいる世界が、リアルにかぶるおもしろさがある。
それをふまえて
アン・ハサウェイをこう使うとはねえ!(笑)
主演サンドラ・ブロックも
洗練コメディに、おかえりなさい!な感じ。
ヘレナ・ボナム=カーター使いも、たはは、参りました(笑)
で、
肝心の強奪作戦はというと
うまくいきすぎなところに、どうも穴がありそうな匂いもして
かなりハラハラさせられました。
企画はおそらくかなり前だと思うけど
女性同士がタッグを組む、というテーマも
セクハラ告発から、女優たちが団結しあって生まれた
いまの
#MeToo、♯Time’s Up な世情を反映して
期せずして、時代にぴったりなものになった。
こんなにタフそうなサンドラ・ブロックが
「(チームに)男は入れない。無視されるから」というセリフがあるあたり、
考えさせられましたねえ。
それにしても。
冒頭、お手並み拝見的に行われる、「返品」を装ったこの手口、使える・・・・・・?
いや、やりませんよ?!ハハハ・・・・・・
★8/10(金)から全国で公開。