ついに、公開!
「ラ・ラ・ランド」77点★★★★
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女優志望のミア(エマ・ストーン)は
映画スタジオのカフェで働きながら
オーディションを受ける日々。
しかし、なかなかチャンスは訪れない。
ジャズを愛する
ピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)は
バーでピアノを弾いているが
人気の落ちたジャズを弾くチャンスは
なかなか訪れない。
ある夜、ミアはバーで
セブの弾くピアノに魅了される。
だが、二人の出会いはサイアクで――?!
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「セッション」のデイミアン・チャゼル監督、
待望の新作。
もうとにかくウキウキで切なく、
これを嫌いな人はいないだろうなあという映画です。
ミュージカルだけど
歌や踊りが現実の延長にすんなり組み込まれ
唐突感がないので、ミュージカル苦手な方もイケるはず。
女優志望のエマ・ストーンと
ジャズを愛するピアニストのライアン・ゴズリング。
夢を追いかける二人が出会い
もどかしいすれ違いがあり
ようやく二人の想いが重なるか――?という
ストーリーは定石だけど
とにかく心に刻まれるシーンが多い!
ムード作りがうまい!
ロマンチックが止まらない!(笑)
冒頭、ロサンゼルスの高速道路での
群舞シーンから圧倒されるし、
エマ・ストーンとゴズリンが
街を見下ろす丘の上で踊るシーン、
明けてゆく空のグラデーションの美しさ!
これは映画史に残るだろうなあと思います。
監督の昔からの友人で
「セッション」の楽曲も手がけた
ジャスティン・ハーウィッツによる音楽も素晴らしい。
音楽、ダンス、感情表現、
すべてがメリハリを持ち、
かつ流れるようにつながっていて
チャゼル監督は本当に映画が好きで
観客の快楽のツボを心得ているんだと思います。
エマ・ストーンも魅力的だけど
ゴズリンの切ない表情にキュン死ですよ(笑)
★2/24(金)から全国で公開。
「ラ・ラ・ランド」公式サイト