布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

人口40万人都市となった「柏・はじまり物語」企画展

2010-08-09 | 歴史
8月7日の大手新聞各紙の朝刊の地方版には、柏市の人口が40万人を突破したという記事が載っていましたね。これは、千葉県では、政令都市の千葉市、人口50万の船橋市、人口47万の松戸市、市川市に次ぎ、県内で5番目に40万人を突破したとのこと。全国でも、46番目に人口が多い市らしい。(除く東京都23区)
柏市が市制を施行したのは、昭和29年で、当時は4万人ちょいだったから、約56年を経て、10倍の人口になったのですね。これは、凄いとしか言いようがありません。
おりしも、9月からは、市内沼南にある柏市郷土資料展示室では、第7回企画展として、 「柏・はじまり物語」~古文書と写真でたどる軌跡~が開催されます。
江戸時代、柏村は水戸街道に沿って民家が点在する小さな農村でしたが、近代以降の鉄道・道路網の整備により、東葛飾地域の交通要衝地として劇的な変化を遂げていきます。今回の企画展では、当時の柏村の様子から柏駅周辺が現在の形となるまでを、村絵図などの古文書や写真資料を使って紹介するようですね。現在の柏の生い立ちを振り返るには、ちょうど良い機会かも知れませんね。
では、以下にこの第7回の企画展の概要を紹介します。
また、Vol.7 人間国宝芹沢介展「いのり」~芹沢介と仏画~も、同期間に同室にて同時開催されていますことを付け加えておきます。
開催期間     平成22年9月18日~平成23年1月16日
開催場所     柏市郷土資料展示室
           ※所在地:柏市大島田48-1(柏市沼南庁舎内)
            TEL:04(7191)1450
展示内容     水戸街道沿いの小村であった柏村が、今日の繁栄に至るまでを、
           村絵図や古文書・写真資料などを使って紹介します。
           大正15年9月15日、千代田村は柏町となりました。明治29年に
           日本鉄道海岸線(常磐線)が敷設されて以来柏は急速に発展を
           遂げていくこととなります。
           写真は駅前通り(ハウディーモール)から旧水戸街道方面を
           臨んだ風景で、国旗の左手が現・イトーヨーカドー付近です。
主   催     柏市教育委員会生涯学習部文化課
問い合せ     柏市郷土資料展示室
           TEL:04(7191)1450
アクセス      ・柏駅東口から、手賀の丘公園・小野塚台・沼南車庫・布瀬行きで
            「沼南庁舎バス乗継場」下車、徒歩1分。
           ・沼南庁舎バス乗継場に停車しない一部の時間帯(9時台から16時
            台まで以外の時間帯)については、「大木戸」下車、徒歩2分。
最後に、同室の施設概要を簡単に紹介します。
<開室時間>午前9:30~午後5:00
<休室日>月曜日(祝日、振替休日は開室)、展示替期間、年末年始(12/28~1/4)
<入館料>無料
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