布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

チューリップ・ビオラからひまわりへ

2007-05-03 | 花情報
あけぼの山農業公園のチューリップ畑のチューリップは、4月14日・15日のチューリップフェティバルが終わってからどうなっているでしょうかね。そこで、先日朝早く様子を見にいってきましたので、ご紹介します。もちろん、言うまでのなく、見に来ている人は誰一人もいませんでした。富山県の砺波市の100万本のチューリップまつりは、連休中までやっているようですが、こちらは、殆どのチューリップは、花は朽ち、花弁だけを残すだけで、まつりの華やかな状態を知っているものには、無惨としか言いようがありません。
そんな中、よくみるとチューリップの足元で、ひっそりと、しかし、生き生きと咲いている花があるではないですか。赤、白、黄色、紫等々、実にいろいろの色の花をあざや咲かせています。そう、昨年の11月に植えられた約8万株のビオラです。昨年から、チューリップが満開の時も、そしてチューリップが枯れた今も、元気にチューリップの足元で咲き続けていたのです。写真のように、それは、本当にかれんとしか言いようがありません。見られようが見られまいが咲き続けていた、実に胸に来るものがあります。あのチューリップが満開の時期、その足元で咲いていたビオラに目をくれた人はいたでしょうか。上部のあでやかな花にだけ目が行き、足元なんか見る人はーーー。それが普通なんでしょうがね。
だが、これが他市のチューリップ畑とは、違う、柏市のチューリップ畑の特色なのです。砺波市や佐倉市等のチューリップの本数の多さには、とうてい太刀打ち出来ませんが、チューリップの前後にビオラが楽しめるとういのは、いいじゃありませんか。
しかし、この今は、盛りと咲き誇るビオラの命も連休までなのです。連休明けには、今度はひまわりのために、この場をどかなければなりません。そこで、皆さん、どうか半年の間咲き続けたビオラへの拍手と最後の雄姿を是非一目見て頂きたくて、紹介した次第です。
チューリップも、本来花が満開になった時点で早めに、枯れる前に、花だけ切りとり、肥料をいっぱいあげ、球根を太らして,取り上げれば,来年もまた、華やかな花を咲かせるのですよね。しかし、柏市の場合は、それをしません。毎年新しい球根を買っているのです。では掘り起こしたのはどうするかというと、連休明けに掘り起こした球根は、6月まで乾燥させ、行政の各部署で希望するところ、例えば保育園等に配布しているのです。以前は、その場で、市民に直接分けたりしていたのですが、近年はなぜか、こうなったようです。また、いつまで置いておくと不届きな者が現れ、畑から黙って失敬する輩も出てくるらしいのですよ。
連休明けに掘り起こされるのは、なにも、チューリップとビオラだけではありません。隣りの菜の花畑も堀り起こされますので、そういう意味では、この連休中が、今年の見納めとなりますので、お時間がある方は、是非、今一度ご覧になって下さい。
この二つの畑の後には、ひまわりが植えられますが、今年は、例年と違い何種類かのひまわりを植えるそうです。以前にも書きましたが、人がすっぽり隠れる丈の高いひまわりを植えないのは、防犯上のためらしいですが、それは今年も変わりそうにありません。でも、新しいチャレンジとして、一本の幹から何本かの花が咲くひまわりとかを植えみたいですので、今年はいろいろなひまわりがみれるのかと期待しております。
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