布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

相島芸術文化村の初夏のバザール

2007-05-15 | 歴史
我孫子市相島新田(布佐といった方がいいかも)にある写真の相島芸術文化村で「初夏のクラフトバザール2007」が、5月26日(土)と27日(日)の両日、午前10時から午後4時まで開催されます。江戸時代の感性と知恵、匠の技が漂う邸内を着物姿が行き交うとすれば、それはもう、平成の世とは言えませんよね。そんな小江戸の雰囲気の中で開催される、初夏のバザールは、今年で2回目だが、秋も合わせると12回目だそうです。敷地内の蔵では3回目の骨董市も開催されるようです。具体的なイベントの配置は、母屋、宿坊、釜屋、庭ではクラフト(手仕事)、野菜、喫茶のバザールが、蔵では骨董市、奥座敷では香席が行なわれます。
では、どんなものが売り出されるのか、いくつか紹介してみます。
陶芸、アクセサリー、刺し子、着物地服、ステンヂ、革、水引、和布小物、タオルバク、洋服、吹きガラス、草木染め、生活雑貨、古器、古美術、野菜、米、動物小物等々、なんでもありという感じですね。ただ、香席については、26日のみで、予約が必要らしい。
詳しいことは、東さんの携帯電話(090-9368-4638)におたずね下さい。
私は、以前に、この相島新田でとれた「こしひかり」をこの文化村で5キロ買いましたので、米が売られると言われても驚きません。この相島芸術文化村の所有者である井上氏が所有している田んぼを人に貸して、お米を作ってもらっているらしいのです。それを秋の新米の時期とか、イベントで売っているみたいです。この辺で、こしひかりというと茨城産ですが、我孫子産のこしひかりもいけていましたよ。ふっくらとして、おいしかった。お値段は、まあまあと言うところですね。
さて、何遍も書きますが、ここは、歴史と地域と人をつなげるプロデューサーが存在するから、すごいのです。このプロデューサーが所有者個人というより、所有者を中心とした輪として形成されているのです。個人の文化施設の開放に多くのボランティア達が介在しているというのは、ざらにはないでしょう。文化の発信基地として、民間人が主体的に管理・運営を全面的に担っていると言うのが大きな特色といえましょう。これに対して、柏市で国登録有形文化財に指定された旧吉田家住宅は、来年の開放を目指して、駐車場工事とかいろいろの工事をしておりますが、ソフト面での市民へのアプローチの話は、まだ自分の耳に届いていません。いや、水面下では、ひょっとして動いているのかも知れませんね。
そんな中でも、さわやかちば県民プラザ主催の「ちば・ふるさと学セミナー」の第5回目(11月4日)で旧吉田家住宅の見学会が計画されている。講師は、中村文美氏と内川亜紀氏だそうだが、時間があったら、受講してみたいが、5回シリーズなので、自分には無理なようです。でも、詳しいことをお聞きしたい方は、7140-8615の県民プラザ事業振興課へ電話してみてはいかがでしょうか。
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