奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

奄美も台風の影響がでている

2016-07-07 20:00:03 | 暮らし
クソ台風が沖縄の南をめがけて近づいてきている。
八重山諸島は直撃されてひどい天気になっているらしいが遠く離れた奄美でもその影響は
出つつある。
畑に恵みの雨くらいの軽い気持ちでいたが雨は思いのほか激しく降っている。
今ちょっとの間だけビニールハウスの様子を見に行ってきたが、全身びしょぬれだ。
進路から遠く離れた奄美でこれだけなのだから石垣島あたりではすごいことになっているだろう。
七夕の夜をきれいな天の川を見ながら過ごそうと思ったのに残念だ。

以前にも書いたことがあるが台風はせっかく育った作物をすべて枯らし宿泊予約客にキャンセルの
メールを入れさせる百害あって一利なしのクソみたいな存在で年に一度たりとも来てほしくない
のだが、地元の人たちは台風が襲ってきて被害をもたらしても悠然としている。
「自然に文句を言ってもしょうがないだろよ」よそ者がカリカリしてもでんと構えている。
おっしゃる通りである。筋違いな自分の都合で自然に対して不満を抱いても所詮なんの
足しにもならない。
もちらん彼らの中には諦めという感情も含まれているのだろうが、彼らは奄美で先祖代々
暮らしている中で、自然と自分に折り合いをつけるすべを身につけている。

今年もあといくつ台風が襲ってくるのかわからないが、そのたびに自分は全く意味のない怒り
不満をまき散らし、シマッチュは冷静に次のことを見据えているのだろう。
どう考えても彼らのほうが大人で建設的で未来志向だ。
まあどうでもいいけど今回の強風でせっかく育っているトウモロコシが駄目になるようなこと
だけはおきないよう祈りたい。




ポットに種を蒔いて苗を育て畑のダイコンの畝の端っこに植え替える
毎日水やりを欠かさない
そういえば最近姿を見ていないがダイコンはどうなってしまったのだろう




やがて受粉が終わると茎の根元がぽっこり膨らみそこから白いひげが生えてくる
中で実がひとつずつ育っているしるしだ
このあと実が大きく育っていくわけだが、毎年食べ頃になったと思ったらカラスにまんまと
とられてしまうことが続いている




ものすごく腹がたつのでやつらが下りてこられないビニールハウスの中でも育てることにした




しばらく奄美を留守にして帰ってきたとき雑草に埋もれかけながらも花を咲かせていた




その後も牛ふんと水を与える(我が家の農園は有機栽培志向である)と豊かなひげが生えてきている
今年は採れたての甘いスイートコーンを生でかじることができるだろうか


最新の画像もっと見る

コメントを投稿