お客さんの弁当を作る

このところ毎日眠たい日を過ごしている。
滞在しているお客さんたちに朝昼晩と食事を用意しているのだが、これが朝早くから夜遅くまで
結構時間がかかるのだ。





現在滞在してくれているのはＫさんご一行
近所で工事があり、その期間中あーりーばーどに泊まってくれている
仕事で長期滞在するお客さんは初めてのことだ
普通観光で奄美を訪れたお客さんは、朝ゆっくり起きて朝食をとり昼間観光なりアクティビティを
楽しんで夕方帰ってきて、その後奄美の食べ物やお酒を楽しむというゆったりとした過ごしかたを
する
しかし仕事に来ているＫさんたちはそんな悠長なことは言ってられない
工期が限られていることもあり、朝７時には出かけて帰ってくるのは夜の９時１０時である
仕事から帰ると、風呂に入って食事をしながら酒を飲んで一気に疲れを癒す
酒を飲みながらオリンピックを観戦する
柔道の試合を見ながら武道家でもあるＫさんが柔道の指導をしてくれる
テーブルの横で柔道の投げ技や締めかたを教わったりで食堂は道場と化す
１１時か１２時くらいに柔道の指導が終わると明日に備えて彼らは部屋に帰って眠りにつく
それから後片付けだ








朝６時半には朝食だ
普通長期滞在のお客さんの朝食はセルフサービスとなっているのだが、毎日朝早く仕事に出かける
お客さんにそんなことは言ってられない
こちらの体を動かすことで実現できるお客さんのリクエストについては最大限応えるというのが
あーりーばーどのポリシーである
弁当も作ってほしいとの要望があれば、喜んでお作りします
ということで今、毎朝３人分の弁当を作っている
高校生以下３人の子供を抱えて毎朝奮闘している主婦のようなものである
毎日、明日の弁当のおかずを何にするか頭を悩ましている
作りたての弁当が冷えてフタができるまで１時間もかかるとは知らなかった
だから５時半から作り始めなくてはいけない
おかげで寝不足気味だ
昼寝でもすればよいのだが、昼間は太陽の光が強烈すぎてなかなか眠れない
Ｋさんの工事は急ピッチで進んでいるが、昼間眠たいけど眠れないこの状況はもう少し続きそうだ