6月の終わりに龍郷の渡連キャンプ場でウミガメ観察会が開かれ参加してきたが、そこで
ようやく今年はじめてウミガメの産卵を見ることができた。

ウミガメの産卵見学会もこれで3回目
去年は行く度に見ることができたのに今年はなかなか目撃することができない
何人ものメンバーが砂浜を歩き回って探しているのだが、満潮の時刻を大きく過ぎても
カメが上陸したとの情報は入らない
今回も駄目かとほとんどあきらめ気分でバッタを眺めていたら、ようやくウミガメが産卵の
ために浜に上がったとの連絡が入った
3時間ねばった甲斐があった

浜辺でカメを探すときに懐中電灯の光を照らしながら歩き回ると、カメが光を嫌がって
産卵をしないで海に帰ってしまうのでなるべく星の明かりをたよって探すようにしなければ
ならない
もし灯りがどうしても必要な場合はライトにセロファンをかぶせて赤い光がでるようにする
ウミガメが赤い光を比較的気にしないのだそうである
しかしウミガメを見つけたらライトは消し遠く離れて、穴を掘り終わるのをじっと見守る
卵を産み出したら赤い光ならつけてもOK

そして産卵後しばらくたったらフラッシュをたいての写真撮影もそんなに多くなければ
いい
一度産み始めたら途中でやめてしまうことはないそうだ
このときも10名以上の人がまわりを囲んで見ていたが親ガメは一心不乱に産卵していた

穴の中に産んだ卵が見える
一度に100個から200個ほどの卵を産むそうだ
でもその中で大人になれるのは1匹いるかいないかという厳しい世界だ

上陸したカメにはタグをつけて追跡調査の材料とする

他にも体長を測ったり細胞を採取したりと研究のための資料収集に忙しいこの会の主催者の
オキさんであった
ちなみにこのカメは体長83センチとのことでそれほど大きい個体ではなかった

やがて卵を産み終わると親ガメは後ろ足で砂をけって、穴を埋めていく
結構な力で砂は随分遠くまで飛んでいくので注意していないと砂をかけられてしまう

砂を埋め終わったあとはこんな感じ
うまくカモフラージュしている
でも海からと海への足跡が砂浜にくっきり残されているのでバレバレなのだが

すべてを終えたカメは体を180度回転させて海へと戻っていく
人間たちがぞろぞろついてこようが全く無視

そしてウミガメは波間へと消えていった
カメは1シーズンに3回くらい同じ砂浜で産卵するのだそうだ
3回も産めば1匹や2匹は子孫を残せるだろう
でも2匹が育ってようやく種の数は横ばいということだ
なかなか生物が増えて繁栄していくということは難しい

会の参加者が帰った後もキャンプ場のオーナーのアラタさんは他のカメの産卵の見回りに
行くというので、ついていったらもう1頭の産卵を目撃できた
結局帰宅したのは家を出てから9時間後の午前3時だった
ようやく今年はじめてウミガメの産卵を見ることができた。

ウミガメの産卵見学会もこれで3回目
去年は行く度に見ることができたのに今年はなかなか目撃することができない
何人ものメンバーが砂浜を歩き回って探しているのだが、満潮の時刻を大きく過ぎても
カメが上陸したとの情報は入らない
今回も駄目かとほとんどあきらめ気分でバッタを眺めていたら、ようやくウミガメが産卵の
ために浜に上がったとの連絡が入った
3時間ねばった甲斐があった

浜辺でカメを探すときに懐中電灯の光を照らしながら歩き回ると、カメが光を嫌がって
産卵をしないで海に帰ってしまうのでなるべく星の明かりをたよって探すようにしなければ
ならない
もし灯りがどうしても必要な場合はライトにセロファンをかぶせて赤い光がでるようにする
ウミガメが赤い光を比較的気にしないのだそうである
しかしウミガメを見つけたらライトは消し遠く離れて、穴を掘り終わるのをじっと見守る
卵を産み出したら赤い光ならつけてもOK

そして産卵後しばらくたったらフラッシュをたいての写真撮影もそんなに多くなければ
いい
一度産み始めたら途中でやめてしまうことはないそうだ
このときも10名以上の人がまわりを囲んで見ていたが親ガメは一心不乱に産卵していた

穴の中に産んだ卵が見える
一度に100個から200個ほどの卵を産むそうだ
でもその中で大人になれるのは1匹いるかいないかという厳しい世界だ

上陸したカメにはタグをつけて追跡調査の材料とする

他にも体長を測ったり細胞を採取したりと研究のための資料収集に忙しいこの会の主催者の
オキさんであった
ちなみにこのカメは体長83センチとのことでそれほど大きい個体ではなかった

やがて卵を産み終わると親ガメは後ろ足で砂をけって、穴を埋めていく
結構な力で砂は随分遠くまで飛んでいくので注意していないと砂をかけられてしまう

砂を埋め終わったあとはこんな感じ
うまくカモフラージュしている
でも海からと海への足跡が砂浜にくっきり残されているのでバレバレなのだが

すべてを終えたカメは体を180度回転させて海へと戻っていく
人間たちがぞろぞろついてこようが全く無視

そしてウミガメは波間へと消えていった
カメは1シーズンに3回くらい同じ砂浜で産卵するのだそうだ
3回も産めば1匹や2匹は子孫を残せるだろう
でも2匹が育ってようやく種の数は横ばいということだ
なかなか生物が増えて繁栄していくということは難しい

会の参加者が帰った後もキャンプ場のオーナーのアラタさんは他のカメの産卵の見回りに
行くというので、ついていったらもう1頭の産卵を目撃できた
結局帰宅したのは家を出てから9時間後の午前3時だった