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奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

ぎっくり腰でちょっとおやすみ

2014-01-02 20:00:07 | 奄美の自然
じつは大晦日の朝にぎっくり腰になり、1日寝て過ごした。
元旦もなんとかがんばって初日の出を拝みに海岸まででかけたが、その後また布団に直行。
そういえばビニールハウスを作ってマンゴーを植えたこのところの一連の作業は中腰の姿勢が多く
腰への負担はかなりかかっていたように思う。
腰のピリピリするような痛みは結構感じていて嫌な予感はしていた。
しかしいつものぎっくり腰は痛くてほとんど動けない状態なのだが、今回は布団から起き上がるのに
5分ほどかかるものの、立ち上がってしまえばなんとか歩くことはできる。
正月早々寝たきりにはならないが、それでも寝正月になりそうな感じだ。
あまり洒落にならない年のスタートだ。

これから大急ぎで腰を治して、それからちょっと旅にでてこようと考えている。
奄美には2月のはじめに戻ってくる予定だ。
だからブログは1月いっぱいお休みします。
旅行の様子はまた2月に再開したブログでお伝えするので、その頃またアクセスしてください。

今日のブログは以前に書いてアップし忘れていたものを見てください。



奄美では1月から2月にかけて雨の降る日が多くなりじめじめした天候が続く。
今年は12月中旬から曇り空が続くようになり雨もぱらつくことが多い。
その後お日様が顔を出すこともあり、最近は虹を目にすることがよくある。



先日車で雨あがりの海岸線を走っていたら虹の端っこを見つけた
青い海から立ち上がっているのがはっきりとわかる
実物は虹色に輝いていたのにこうして写真を見ると色がついていない
非常に残念だ




もう片方の端は山肌の後ろのほうへとのびていた
これも実物はきれいだったのに




翌日土盛の海岸を散歩してたらまた虹が現れた
この虹の根元ははるか海のかなたのようだ




こちらの虹はズームしても色は消えなかった
本当はこれらの他にも違う日の虹の写真を何枚か撮っていたのだけど、どれも色がついていなかった
なぜきれいに撮れる写真とそうでないのがあるのだろうか


台風24号が去った

2013-10-08 20:00:26 | 奄美の自然
先日台風23号が奄美を襲ってきたところまでお知らせしたが、その後すぐに24号に見舞われ
昨日はインターネット回線がつながらずにとうとうブログを更新することができなかった。




23号が去った次の日の午後にはまた風がどんどん強くなってきた
可哀想なバナナの木たちはここのところ毎日風にあおられて今にも倒れそう
昨日よりお辞儀の角度が最敬礼に近いのがおわかりだろうか





とにかく23号より24号のほうが風雨がかなり激しかったし、テレビで奄美の台風の状況の中継
で名瀬港のおだやかな様子が流されていた時もこのあたりは大荒れだったりで、とにかく大変
だったのだけど、写真としては前回とあまり変わらないので台風の様子は割愛
次の朝には24号も去り青空が広がっていた
今回の台風は速度が速く去年のようにいつまでも居座ることなくさっと消え去ってくれたのが
ありがたかった




起きてまず向かったのがビニールハウス
なんとなくあとかたもなくすべて吹き飛ばされているか、しぶとく全部そのまま残っているかの
どちらかではないかと思っていたが、幸運にも後者であった
もし前者だったら当分立ち直れなかったに違いない
ほっとしている





とは言え、あれだけの風が吹きまくって被害なしで済むわけがない
ハウスのとなりの堆肥を作るための箱がきれいに分解されていた
他にもいろいろ被害はあったが、とにかくハウスが無事であっただけでもよしとしなければならない
ここしばらくは台風が来ないであろうから、完成に向けて残りの作業を再開しようかと考えている


奄美特産カニ汁の作り方

2013-06-19 20:00:01 | 奄美の自然
ここで再度珊瑚が広がる奄美の磯で獲ってきたシーガンの料理方法を紹介しよう。
先日獲ってきたのを





シーガンとは珊瑚のリーフに広がる磯の小さな穴に住むカニのことである
卵をもつ梅雨の時期の大潮の時しか獲れない貴重ば海の幸である
甲羅の直径が5センチ前後しかない小さなカニで、身を食べるのではなくゆでたのをすりつぶして
スープを味わう





小さいだけにかなりの量が必要になってくる
このときは100匹以上のシーガンをを使った
ミナミデさんとKさんと2人がかりですりつぶす
すり鉢とすりこぎ棒はこれを料理するのにあたって必須アイテムである
我が家でも来年のシーガン獲りに備えて用意しておこう





とにかくひたすらすりつぶす
さすがに100匹以上ともなるとすごい量になる





これをごとごととしっかり煮込む





味噌味をつけて島豆腐をいれて出来上がり
本当に濃いカニの味がでていて美味である




ちなみにカニは身を味わいたいという方は、このあーりーばーど特別ディナー毛がに&いくら丼
コースをご賞味下さい
北海道オホーツクからのお取り寄せです






行方不明だったヒナ発見

2013-06-06 20:00:55 | 奄美の自然
数日前に巣から落ちて屋根のひさしの隅で丸まっていた2羽のイソヒヨドリのヒナが忽然と消えて
しまってから、毎日心配してあたりを探していた。
ヒナたちがいたひさしのまわりには何の痕跡も残っていないので、カラスに襲われたということでは
ないと思われる。
ネコには高すぎる場所だったのでネコに襲われたということも考えにくい。
となると自分立ちの意思で下まで降りて、どこかに隠れているのだろう。
しかし地面に降りてしまうとそこは危険がそこらじゅうに待ち構えている
それに親鳥が餌を運んでくれなくては自分ではまだ昆虫は捕まえられないだろう
どちらにしても生き残っている可能性は低いのではと思え、物悲しい気分になっていた







そんなときでも親鳥は餌をくわえたままで、必至にヒナにむかって呼びかけていた
普通なら餌を捕まえたら巣にまっすぐ運んでいくが、2羽のヒナがいなくなってからは我が家の
まわりのいたる所でいつもとは違う鳴き方でさえずっていた





ある時畑の縁にたっている電柱にとまって周りを見渡していた親鳥が虫をくわえたままそばの茂みへ
まっしぐらに下り立った
よくみるとひな鳥の姿がそこにあった
無事だったのである
ずいぶん大きくなっているがまだくちばしに黄色が残っていてヒナの顔をしている
近づいてみるとあわてて走って逃げだした
その際羽ばたいて1,2メートルだけ飛ぶこともできていた
空へと羽ばたく日もそれほど遠くはないようだ






その後も1度だけ姿を目にすることはできたが、果たして2羽とも無事なのか同じヒナなのかは
わからない
雑草の糞のあとが残されているを見ると今のところはなんとか無事に過ごしているようだ
ほっとした
なんとか飛べるようになるまで地面で敵の目を逃れながら生き延びてくれることを祈る毎日である






巣にはまだ2羽のヒナが残っている
親鳥はこちらに餌を運びながら、地面のどこかにひそんでいるヒナのためにも虫をつかまえては
さえずりながら彼らをさがして飛び回っている
ヒナはいつも同じ場所に隠れているわけではないようだ
親鳥の忙しい毎日はもう少し続きそうだ




イソヒヨドリのヒナたちのその後

2013-06-04 20:00:17 | 奄美の自然
我が家の軒先で巣を作って子育て真っ最中のイソヒヨドリだが、ヒナの中の1羽が巣から落ちて
しまい、逃げ回るのを捕まえてようやく屋根裏の巣に戻したのだが、彼らはその後もじっとしては
いなかった。




巣にもどしたヒナが無事に兄弟たちに受け入れられて親からも餌をもらえているか心配になり
下から様子をうかがっていた
思った通りすんなりとは受け入れてもらえないようで、巣の中には入らず端のほうで仲間はずれに
されてひとりさえずっていた
それだけではなく兄弟に足蹴にされ、どんどんがけっぷちまで追いやられている
このままだとまた下に落ちてしまいそうだ
以前テレビで見たのだが、ワシは2個卵を生むのだが、育てるのは1羽だけで残りは何かあった時の
予備でしかないのだそうだ
だから親ワシは1羽にしか餌を与えず、餌を食べさせてもらえないヒナはどんどん弱っていって
いずれは兄弟に巣の外へ蹴落とされて死んでしまうのだそうだ
イソヒヨドリもヒナの間で熾烈な生存競争が繰り広げられているのかもしれない




そんなことを考えながら見ているうちに問題のヒナもなんとか頑張って巣の中に自分の居場所を
再度確保し、なんとか危機を脱したように思えた





と安心したのもつかの間、翌日ふと玄関のひさしの上をみると今度は2羽のヒナがしょぼくれた
顔をして隅で丸くなっているではないか
いじめられっ子2羽が一緒に蹴落とされたのか、それとも落とそうと蹴飛ばしていたいじめっ子が
勢い余って一緒に落ちてしまったのか・・
どちらにしても2羽が一緒にいれば親鳥も見捨てたりせずに餌を運んでくるのではと期待したい





巣を覗いてみると、やっぱり数が減っている
1羽なのか2羽なのかよくわからない





1時間後様子を見に行くと巣から落ちた(落とされた?)2羽のヒナの姿はもうそこにはなかった
すぐにひさしの下のあたりを探し回ったがどこにもいない
カラスに襲われたのか、それとも自分で下に下りてどこか安全な場所に隠れたのか
このあたりは夜になるとネコがうろつきまわっている
親鳥が心配しているのだろう、ヒナがいた場所の近くでいつもとは違う鳴き方でずっとさえずり
続けていた