婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

マウスピース

2012-04-19 11:00:28 | Weblog
やっと歯医者通いも終わりと喜んだのもつかのま 何かにつけて治療が終わった奥歯の歯茎がはれる。
はっきり言って何が原因なのかわからないようだった。
歯医者さんは「歯の汚れですかねぇ~」と歯切れが悪い
ついに抗生物質の塗布する薬までもたされて
「食事のたびに歯茎に注入してください」といわれる。
これが注射器のようになっていて ブチュッとやるのだがやりすぎて薬があふれてしまう。
数日たってもなかなかすっきりしない。
毎日の飲酒をやめたらまあまあいいようだ。
気になるから気づくと歯を噛み締めているようだ。
まさか・・とはおもいつつ
「先生 寝ている間に歯を噛み締めていて歯茎に負担がかかっているということは考えられませんか?」
「・・・・・?」
じっと考えていて 
「インプラントや詰め物も保護しますし 型をとってマウスピースを作りましょう」ということになってしまった。
型をとる?すごく嫌だ!
私は、歯医者で一番嫌いなのは型をとることです。
どうしても あの型に歯が全部くっついて抜けてしまい ギャーとのけぞっている自分を想像するからです。
椅子から逃げられないまま型はとられ 10日後、透明なペラペラなシリコーンのマウスピースができてきました。
練習で装着することになった。
笑ってつけられない。
突然『23人の奴隷』の小説を思い出したからです。
この本 奴隷にできるマウスピースが主役だからです。
よくこんなことを想像して本が書けるなって感心することしきり
あまり好きな本ではないが読んでしまった。
たぶんマウスピースが身近にあったのかなって思っていたものだから・・
私がマウスピースを装着することになるなんて
勝負事は弱いから 完全に奴隷になるわけです。
ハハハハハ
ツボにはまって笑い続ける。


さて このマウスピースをつけて就寝するようになってから歯茎の痛みがなくなったうえにうまく説明できないが目覚めが爽やかです。


  木製パレット屋のつぶやき