福田首相(自民党総裁)と民主党の小沢代表は30日午前、国会内で初の党首会談を行った。安倍前首相は退陣の理由について「小沢代表に党首会談を断られた」ことだと語った。安倍は小沢に会って自分の“思い”を伝えたかった。しかも、非公式に会いたかったようだ。ところが、小沢はそういう“密室談合”はできない、オープンな会合であれば受ける、つまり党首討論であれば受けるという返事をした。その小沢が、福田の誘いには乗って約80分会談。会談の冒頭は自民党から伊吹幹事長、大島国対委員長、民主党から鳩山幹事長、山岡国対委員長が同席したが、その後退席。大部分が二人だけのさしの形式で行われた。今日(31日)に予定されていた福田―小沢党首討論は二人の都合で延期するという。小沢は、事前に明らかにしたのだから密室ではないと強弁している。しかし「どういう話し合いがおこなわれたのかというのは、国民の前には明らかにされていない。こういうのを世間では、密室という」(日本共産党・市田忠義書記局長)。 . . . 本文を読む
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