検定意見の撤回と記述の見直し、回復を求める沖縄県民の声に対し、「皆さん方の思いをこれからも重く受けとめてまいりたい」という福田首相は狸爺か!首相が検討を指示したという渡海文科相は、「教科書の検定制度というのは、厳正また中立公平な立場で専門家に意見をお聞きするという制度でございまして、・・・」「例えば、この意見を撤回せよというふうに私が申し上げるということは、これはまさに政治的介入であります。」要するに「検定意見の撤回」はしないと言っている。これで、どうして沖縄の「皆さん方の思いを重くうけとめ」たことになるのか。私は、「集団自決」の強制削除の検定は、「厳正、中立公平」(?)な審議会がやったものとばかり思っていた。ところが、今回の事件は、文科省の常勤職員と初等中等教育局の自作自演であったことが、11日の衆院予算委員会での日本共産党の赤嶺政賢議員が行った質問で明らかになった。文科省役人=官僚は政府そのものである。政府が検定に介入しておいて、「私が申し上げるということは、これはまさに政治的介入であります」とは、よくも言えたものだ。政府が検定の誤りを認め、撤回しない限り沖縄県民もわれわれも絶対に納得できない(「しんぶん赤旗」10月13日)。 . . . 本文を読む
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