安倍晋三前首相の突然の辞任で、存続が危ぶまれた“安倍肝いり”の教育再生会議。福田康夫新内閣では、山谷えり子教育担当補佐官が再任されたものの、閣内から「軽視発言」が続くなど混迷が続いている。安倍内閣の看板政策だった「美しい国づくり」企画会議の経費が半年間で約四千九百万円かかっていたことが分かり、福田康夫首相も「ちょっと高すぎる感じがする。無駄だということ」と言わざるをえなかった。同会議は、美しい国づくりに関する企画プロジェクトを検討するため、安倍好みの有識者をメンバーに選び、今年4月に発足。4月と5月の計二回会合を開いただけで、安倍首相退陣を受けて9月に廃止された。教育再生会議は、「構造改革」を官邸主導(実際は財界主導)で実施するために設置された「経済財政諮問会議」の安倍流「教育改革」版である。再生会議の提言のなかには、教員への統制を強化する教員免許更新制度などすでに導入が決まったものもある。国民にとって有害無益で経費の無駄な教育再生会議は即刻廃止すべきである。 . . . 本文を読む
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