自衛隊立川宿舎に「自衛隊のイラク派兵反対!」などと題したビラを投かんした市民団体メンバー3人が04年2月、住居侵入容疑で警視庁立川署に逮捕されたいわゆる「立川ビラ弾圧事件」。一審の無罪判決が二審の東京高裁判決で罰金10万―20万円の逆転有罪判決となった。それもその筈。本件は、自衛隊・情報保全隊と警察が、事件の2ヶ月前から共謀して、市民団体メンバーの逮捕を仕組んでいた国家権力によるフレームアップであったのだ。東京高裁は、司法の側から、国家権力に加担した。「しんぶん赤旗」が、10月12日付で自衛隊・東部方面情報保全隊の内部文書をもとに同隊が警察と共謀して、自衛隊宿舎にビラを投かんした市民団体メンバーの逮捕を仕組んでいたことを明らかにした。 . . . 本文を読む
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