ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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グリーンパーク 秋のバラフェア 2021

2021年11月03日 | 北九州
グリーンパークでは10月16日(土)から11月14日(日)の間、毎年恒例の秋のバラフェアを開催中です。今年も、320種2,500株のバラが咲き誇っていますよ。


あざやかな黄色から元気がもらえそうなマイダス・タッチ(Midas Touch)。"Midas Touch"とは「成功をもたらす能力」といった意味だそうです。同じ名前の山下達郎さんの曲もありましたね。


ヘリテージ(遺産)という名のカップ咲きのバラ。淡いピンクが上品な印象を与えています。アブラハムダービーに似ていますね。


ミスターローズと呼ばれた鈴木省三氏と、同じ京成バラ園芸の平林浩氏が作出した、山吹色のグラデーションが美しい万葉。


純白の花を一斉に咲かせるアイスバーグ。「氷山」という名のとおり、雪が降り積もったようにも見えますね。別名のシュネービッチェンは、ドイツ語で「白雪姫」のことだそうです。どちらの名前もこのバラに似合っていると思います (^-^)ゞ


光を浴びると、透明感がいっそう際立ちますね。


深紅といった表現がぴったりくるベテランズオナー。


バラ園中央付近から入口を振り返ってみました。ぽかぽかと暖かい日差しがバラ園に注いでいます。


この付近には特設ステージが設けられていて、バラフェア期間中の週末はローズガーデンコンサートが行われます。また今回は、特設会場にストリートピアノが置かれていて、誰でも自由に演奏できるそうですよ。


故ダイアナ妃の名を冠したダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ。


淡いイエローからピンクのグラデーション。色あいといい花の形といい、私の大好きなバラのひとつです (^-^)ゞ


クリーム色の上品なバラ、エリナ。


ホワイト・マスターピースは、白を基調に中心部はごく淡いクリーム色。こちらも気品を感じさせるバラです。


「もっとも偉大な大統領」とも呼ばれるエイブラハム・リンカーンの名を冠した濃赤色のバラ、ミスター・リンカーン。


大輪のピースは、クリームからピンクへのグラデーションが美しいバラです。「平和」という名前には、ドラマティックな物語があります。
このバラは2次大戦中、世界的なバラの作出家フランシス・メイアンによって、ナチスの占領直前のフランス・リヨンで造られました。メイアンは、まだ名前がなく「3-35-40」と整理していたこのバラの苗木を、リヨンを脱出する米国総領事に託します。アメリカに渡ったこのバラはその後、アメリカの園芸家によって大切に育てられました。そして1945年4月29日、全米バラ園芸協会により名前をつけられようとしていたまさにその時、ベルリン陥落のニュースが飛び込んできたのです。長く悲惨な戦争の終わりにアメリカ中が歓喜し、この「3−35−40」は、戦争のない世界を希求して「Peace=平和」と名付けられました。


小さいながらも、ひとつひとつが可愛らしい花を一斉に咲かせるバレリーナ。


温室前に咲くランタナ。花の色が次第に変化することから、「七変化」とも呼ばれます。


温室では、様々な熱帯植物が育てられています。


たわわに実ったバナナ。


奥はブーゲンビリア、手前の赤い花はグズマニアです。


アスパラガス・プルモーサス・ナナス。アスパラガスという名前が付いていますが、これを育ててもアスパラガスが収穫できるわけではないそうです(笑)


赤い花が咲いていませんが、ゲンペイカズラでしょうか。


多肉植物やサボテンもいっぱい。


ゴクラクチョウ科のストレリチア。色あざやかな鳥のような花です。

ぽかぽかの日差しが注ぐ秋の日、久しぶりのグリーンパーク散策を楽しみました〜♪
コメント (6)
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