ドリームピックのウクレレ日記

ウクレレとヨットの大好きな「お腹の大きなオヤジさま」
dreampicのウクレレ日記。

江ノ島へ、包丁の整理、一人文ブンザ(文佐食堂)

2013年10月06日 16時49分55秒 | 日記
晴れて気持ちがいい、と思ったところで出かける準備をして、自転車に跨る。
134号に出たところで、この雲行き…ああ、ちょっとヤバいかな。
サーファーを見ながら、西進して行きます。ヨットの群れも西進しております。
あれは葉山マリーナの烏帽子岩回航レースでしょう。ノビタくん乗ってるはず。




江ノ島到着。先ずはエンジンをかけます。少し、先週の整理、ゴミ出し。
良かった、晴れて来ております。詳しくはE.B.C航海日誌へ書きます。
そして、先週ダイゴローさんが仕掛けておいた「カニかご」を引き上げます。
何もいません。餌も無くなっております。1週間放置はダメでしょう。
いたのは、小さなワタリガニと小さなエビ。




そして、自転車で文佐食堂へ。今日は空いた席がありました。いつものセットと
生ビール。そしてラーメン。お腹一杯。




船に戻って包丁の整理、古いのを捨てて、新しい100円ショップで手に入れた
2本を格納。古いのもいくぶんかでも切れるのを一本のこしました。

               

本日持参したのは、Gストリングス2プカホヌ、コンサート。2004年に
ハワイで結婚したN野夫妻の結婚式に出た時買ったもの。
しばし、ウクレレ。最近はコンサートサイズがいい感じです。指があまり広がら
なくなっているのでテナーじゃあキツイ時があるんです。
斉藤和義の「歌うたいのバラッド」を練習。




帰りにK山君に合って「もう帰るの?一曲やってもらおうと思ったのに」とは
社交辞令だろうなあと思って「じゃあ」と帰ってきました。
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コアロハの秘密、17号機を観察しての考察

2013年10月06日 00時00分01秒 | ウクレレ関連
先月ハワイで購入した我が17号機、コアロハのテナーについて、弾いてみて
観察してみての感想を少し。
歴史が浅いメーカーながら楽器としての完成度が高く、古くからの老舗の名家
“KAMAKA”“Gストリングス”等に追い付き、それらを凌駕する勢いの
メーカーだ。



トレードマークは“おにぎり型”のサウンドホールと王冠型のヘッド。そして
そのボディから生み出されるサウンドは音量十分。そして音質は、ホノルルの気候
のように晴れやかで爽やか。という程度の評判は知ってたが、それは宣伝の文句
であろうと思っていた。

今回の渡ハの目的の一つはこのコアロハのテナーを通販でなく、実際に現物を見て
購入するということだったので、“ぷあぷあ”で購入出来てラッキーだった。
本当はピックアップ付きのものを購入したかったが、ノーマルで買うしかなかった
ので、日本で“MPS”という画期的なPUを付けたのは、前も書いたとおり。

                    

おにぎりサウンドホールと王冠ヘッドは魅力あるが、楽器としての実力が無ければ
こんなの意味無い装飾。しかし、弾けば弾くほど鳴りがいい。驚くほどいい。
サウンドホールの中を覗いてみて、思ったことがある。サウンドに関係すると
思われているブレイシングは見えないけど、コアロハ独特の構造が見えた。

サウンドホールを覗くと普通このクラスのウクレレには必ず見えるライニング材が
ないのです。良いウクレレの代名詞のように思っていたライニングが無い。
まるで、安かったのが購入理由だった1号機(自作)のように。

その代り、トップとサイドとバックの板を一体にする補強材として「ユニブレース材」
という一枚の板が入っています。船でいうバルクヘッド、隔壁のような構造です。
船舶工学でも学んだ結果なのかもしれませんし、偶然の産物かもしれません。
しかし、これによってトップ、サイド、バック材の振動の邪魔をすることなく
楽器全体を補強することに成功したのでしょう。

           

これは実は画期的なことで、ライニング材が不要になって制作行程が短縮した上に
職人にそれほどの熟練度も不要と思われますので、制作コストを大分下げられたと
思います。素晴らしい箱鳴りの秘密はこれだったのですね。

そして、指板のフレットワイヤーが丁寧に面取りしてあり、その外にライニング
が張ってあって、指板が長年の使用で痩せてきて、フレットワイヤーが飛び出し
奏者の指を傷つけないように配慮する余裕もある。

           

こういう風に指板にライニングを付けているのは、国産で安いイバニェスの樹脂性
ライニングを除けば、私のステージ用の戸塚のタカハシウクレレだけだ。
ここでタカハシウクレレの良さを再認識したが。

しかし、コアロハというメーカー、侮れないということが良く分かりました。
船の隔壁の構造を取り入れて、画期的に強度も音質も音量も上がったウクレレ。
ヨット関係者としては非常に関わりのあるような、縁の深いような素通り出来な
いような話です。
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