青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

「おでん」あります!

2013-11-09 15:52:00 | Weblog
今日の青の洞門の大皿料理メニューには、「おでん」があります。本日予約されたお客さんからのリクエストで、今シーズン初めての「おでん」登場です。
青の洞門の「おでん」は、昆布・かつお節ベースの出汁に牛すじを長く煮込んだものです。かつて長崎勤務時代に、会社の隣の「桃若」というおでん専門店によく通いました。ここの大将から聞いたのは、鶏ガラスープの「おでん」の作り方です。その後、家ではよく鶏ガラスープでの「おでん」を作りましたが、お店を始めてから今のやり方に変えました。
鶏ガラスープは美味しいのですが、慣れない人が「おでん」にするとちょっと鶏油の灰汁が気になります。「おでん」は素材の味を楽しむため、やや薄めの出汁がよく合います。「桃若」の「おでん」は忘れられないくらいに最高の味覚で、鶏の油のしつこさを感じさせないのは大将の腕なのでしょう。
今日は、今週最期の営業日です。この週末は予約が集中して、本日は満席となりました。5時からの予約スタートで、慌ただしく動き回らなければならない一日となるでしょう。
さて今日のテレビ番組に、「東京バンドワゴン」というのがあります。これはかつて娘の本棚から引っ張り出して読んだことがありますが、やたら登場人物が多く、人間関係が複雑で読み進むのが厄介でした。
この煩雑さも映像にすると、人間関係はすっきり見え、テレビの方が本よりも楽に楽しめます。舞台である古本屋の大家族は、各自色んな問題を抱えています。何かの折その問題が表面化し大揉めになるのですが、この大家族愛が自然に問題解消してくれる「愛」のお話です。
ドラマの中でも、ロッカー親父役の玉置浩二が「ラブ」を口癖にして、やたら皆をけむに巻いています。そうです、世の中はいつでもこの「ラブ」精神でいけば、無駄な争い事など無くなることでしょう。
さあ、間もなく戦場に入ります。お店はいくら慌ただしくても、お客さんが楽しめて納得出来る青の洞門でのひと時であることを、全力で努力したいと思います。営業終了後に、美味いビールが飲めますように・・・・。


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