青の洞門草紙

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ウタ・ピッピヒと薬物汚染

2009-11-09 14:44:29 | Weblog
朝日新聞に、旧東独のアスリート達の薬物汚染の件が連載されていました。薬物は一時的に強い筋肉を作り、試合で好記録を残します。しかし、残すのは記録だけではなく、悲惨な後遺症もあるそうです。
その壮絶な事例を知って、薬物の怖さをあらためて思い知ります。今、話題になっている芸能人達の薬物汚染の例もそうですが、薬物は一度始めると死ぬまで、その感覚が忘れられないようです。好記録を目指すアスリート達も、同様でしょう。
十数年前に、旧東独出身のウタ・ピッピヒという女子マラソンの強豪がいました。ボストンマラソンに三回優勝した実績もあり、美人のスピードランナーとして人気がありました。
そのピッピヒも、ドーピング検査で筋肉増強剤を使用したとのことで、資格停止処分を受けました。ピッピヒが好きだっただけに、残念な結果となりました。
ピッピヒの走り方は、常に後方ランナーを気にして、何度も後ろを振り向く落ち着きの無いものです。あれはランナーを見ていたのではなく、薬物使用の発覚の恐怖からだったのでしょうか。
さて、また青の洞門の新しい一週間が始まります。今週も忙しさが継続することを祈ります。
コメント (1)
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